富永 年親(とみなが としちか、弘化4年〈1847年〉2月 ‐ 没年不詳)とは、明治時代の浮世絵師。
月岡芳年の門人。姓は富永、名は雄世。楓谷と号す。はじめ谷口藹山、原在照に絵を学んだ後に芳年の門人となった。同門の筒井年峯、小林年参、稲野年恒らと合作した教訓絵の作がある。明治20年(1887年)ごろ没したという。