富本牧子
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富本 牧子(とみもと まきこ、1965年5月7日 - )は、東京都出身の舞台女優・声優。佐藤正隆事務所所属(同人)。本名同じ[1]。
来歴
[編集]成城大学文芸学部芸術学科卒業、劇団薔薇座出身。成城大学文芸学部在学中に、劇団薔薇座に入団し、野沢那智の元でミュージカル女優としてデビュー。均整の取れたプロポーションと華麗な容姿で、舞台映えし、早くから抜擢される1988年舞台『スイートチャリティー』でデビュー。その他、劇団薔薇座では『ミスターシンデレラ』、『アパートの鍵貸します』などに出演。
薔薇座退団後は、1994年佐藤正隆事務所公演「オフ・ロードシリーズ」Vol.1『ダッチマン』を皮切りに、2005年の『リタの教育』までほぼ毎年、下北沢のOFF・OFFシアターの舞台に立っている。佐藤正隆事務所公演「オフ・ロードシリーズ」にはすべて出演。
平成9年度文化庁芸術祭新人賞受賞(佐藤正隆事務所公演『リタの教育』)。
『リタの教育』は2005年12月の公演で5演目を迎えた。有川博との二人芝居で、1997年客席70の小劇場で1カ月を超える上演を果たし、以後再演を重ね、好評を博している。
加藤健一事務所公演にも2度出演。
その他『ロスト・ワールド』のマーガリート役や『美しき日々』のヤン・ミミ役など、声優としても活躍している。
活動
[編集]舞台
[編集]- 1988年 ミスターシンデレラ(薔薇座公演)
- 1988年 スイートチャリティー(薔薇座公演)
- 1990年 アパートの鍵貸します(薔薇座公演)
- 1994年 ダッチマン(佐藤正隆事務所公演)
- 1995年 ロー・レベル・パニック(佐藤正隆事務所公演)
- 1995年 ラブ・ア・ラ・モード・シカゴ(佐藤正隆事務所公演)
- 1996年 ダッチマン(佐藤正隆事務所公演) 再演・1ヶ月公演
- 1997年 リタの教育(佐藤正隆事務所公演) 初演・1ヶ月公演 平成9年度文化庁芸術祭新人賞受賞
- 1998年 奏鳴曲ニ短調(嫁菜座公演)
- 1998年 死と乙女(佐藤正隆事務所公演) 平成10年度湯浅芳子賞団体賞受賞作品
- 1999年 リタの教育(佐藤正隆事務所公演) 再演
- 1999年 おお、星条旗娘!(加藤健一事務所公演)
- 2000年 リタの教育(佐藤正隆事務所公演) 再々演
- 2001年 スカイライト(佐藤正隆事務所公演)
- 2002年 リタの教育、スカイライト 連続公演(佐藤正隆事務所公演) 第2回朝日舞台芸術賞・舞台芸術賞受賞(団体賞)
- 2005年 リタの教育(佐藤正隆事務所公演)
- 2006年 エキスポ(加藤健一事務所公演)
洋画吹替
[編集]- ロストワールド 1,2,3(マーガリート役)レギュラー
- 美しき日々(ヤン・ミミ役)レギュラー
- 真実(チェ・ジウの母)レギュラー
- チャームド 〜魔女3姉妹〜
- 新・刑事コロンボ
- デストラクション
- レリックハンター(ゲスト)
- デイライト(マデリーン・トンプソン(エイミー・ブレネマン))(日曜洋画劇場)
- ザ・メキシカン(ジュリア・ロバーツ)
- アラビアンナイト
- 騎馬警官
- 騎馬警官2
- JOHN Q
- イグジェト
- MEGALODON
- ふたりはお年ごろ
- ハイスクール・ウルフ
- ワンダフル ファミリー
- アナザー・ライフ〜天国からの3日間〜(トリー・ヴァン・ダイク / マーキー・ジェームズ(スーザン・ブレイクリー))
- アート・オブ・ウォー(日曜洋画劇場)
- ダブル・ジョパディー(日曜洋画劇場)
- ランダム・ハーツ(金曜ロードショー)
- 追跡者(木曜洋画劇場)
- キル・ビル
- キル・ビルvol1
- キル・ビルvol2
- 609
- SAW
- デスパレートな妻たち5
ラジオドラマ
[編集]- 夢の柩
ナレーション
[編集]- モンテカルロサーカスの紹介(機内上映)
- 世界の喜劇王スティーブ・マーチン(BS朝日)
テレビドラマ
[編集]- 消えた人(東芝日曜劇場)
- また会う日まで 女の春(木曜ゴールデンドラマスペシャル)
- 金曜ドラマシアター
- まだ喝采が聞こえる
- TAKE99
脚注
[編集]- ^ 『声優事典』(第2版)キネマ旬報社、1996年、473頁。ISBN 4-87376-160-3。
外部リンク
[編集]- 富本牧子のホームページ
- Edu-PA.キャスト&クリエイター 俳優・声優・タレント、クリエイターを目指す人のためのポータルサイト
- みるきくまなぶみるのコーナーにておすすめ映画情報を連載。