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富山県内中波放送放送所

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富山県内中波放送放送所(とやまけんないちゅうはほうそうしょ)は、富山県内に置かれているNHK富山放送局北日本放送(KNB)のAMラジオ放送所である。

概要

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当放送所は、富山市にNHK-AM放送とKNBラジオの親局送信所が、黒部市及び砺波市にKNBラジオのFM補完中継局がそれぞれ置かれ、富山県内に向けて電波を発射している。なお、ここでは高岡市にかつて設置されていたKNBラジオのAM中継局についても記述する。

放送所概要

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富山本局

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KNB広田送信所
放送局 コールサイン 周波数 空中線電力 放送対象地域 放送区域内世帯数
NHK
富山ラジオ第1
JOIG 648kHz 5kW 富山県 約330,000世帯
NHK
富山ラジオ第2
JOIC 1035kHz 1kW 全国放送 約-世帯
KNB
北日本放送
JOLR 738kHz 5kW 富山県
  • 正式名称は、NHKは、「豊田ラジオ放送所」、KNBは、「広田送信所」である。

北日本放送FM補完中継局

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放送局名 中継局名 周波数 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数 偏波面 備考
KNB
北日本放送
新川 80.1MHz 50W 42W 富山県 - (水平偏波) 外国波混信対策用 モノラル[1]
砺波 10W 34W 約14,000世帯 (垂直偏波) モノラル[2]
富山 90.2MHz 1kW 5.5kW 約376,000世帯 - 災害対策用
  • 正式名称は、新川局は「新川FM中継局」、砺波局は「砺波FM中継局」、富山局は「KNB富山FM」。
  • 新川および砺波中継局は、FM補完中継局(いわゆるワイドFM)の制度が開始される前に開設された中継局であり、新川局は民放中波局として全国初FM中継局である。
  • 砺波中継局は、2012年7月30日予備免許を交付し[3]10月19日に本免許を交付[4]10月22日に本放送開始[5]。施設は既存の自社固定局(鉢伏中継所)をそのまま使用し、送信機と送信アンテナ(空中線)が追加設置されている。
  • 富山FM中継局は、名称は「KNBラジオ +FM90.2」。2014年8月19日に予備免許交付[6]10月27日より日中に試験電波の送信を開始し、11月17日より試験放送が行われ、2014年12月1日本放送開始[6]。ワイドFMの制度の本放送開始も全国初となった。開局当初から全国ニュースやワイド番組などの全国同時ネット番組は長らくモノラル音声だったが、開局5周年にあたる2019年11月11日からこれらの番組は常時ステレオ音声になった。

所在地

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富山本局

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  • NHK:富山市豊田町1丁目3番48号
  • KNB:富山市新屋一丁田割

中継局

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廃止された中継局

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  • 名称:北日本放送高岡ラジオ中継局
  • 所在地:高岡市伏木矢田字東上野12番1号
  • 同局は1988年12月24日に外国局混信対策の中継局として設置されたが[7]、2014年12月1日に富山市呉羽丘陵に設置されたFM補完中継局の開局による受信状態改善がなされたため、2016年2月29日未明(28日付の放送終了)を以て廃止された[8]
放送局名 中継局名 周波数 空中線電力 放送対象地域 放送区域内世帯数
KNB
北日本放送
高岡 738kHz 1kW 富山県 約-世帯

脚注

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  1. ^ 無線局免許状等情報
  2. ^ 無線局免許状等情報
  3. ^ 中波放送の外国波混信対策用FM中継局に予備免許 総務省北陸総合通信局 2012年7月30日
  4. ^ 砺波市内無線局免許状情報 - 総務省電波利用ホームページ
  5. ^ a b KNB砺波FM中継局10月22日開局 北日本放送株式会社 2012年10月30日閲覧
  6. ^ a b c FM補完中継局に予備免許 -災害対策用FM補完中継局として北陸管内で初、全国で2番目- 総務省北陸総合通信局 2014年8月19日
  7. ^ 『北日本新聞』1988年12月24日付朝刊9面『夜間混信を解消 北日本放送 高岡ラジオ中継局 きょうから運用』より。
  8. ^ KNBラジオ 高岡矢田中継局の廃止に関するお知らせ

関連項目

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