富士急山梨ハイヤー
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒403-0016 山梨県富士吉田市松山四丁目6番29号 |
設立 | 1968年11月15日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 7090001010000 |
事業内容 |
一般乗用旅客自動車運送事業 一般乗合旅客自動車運送事業 |
代表者 | 取締役社長 土屋忠男 |
資本金 |
2650万円 (2019年3月期)[1] |
従業員数 |
85人 (2019年4月現在)[2] |
主要株主 |
富士急行 100% (2019年3月31日現在)[1] |
外部リンク | https://www.fujiq-taxi.jp |
富士急山梨ハイヤー株式会社(ふじきゅうやまなしハイヤー、Fujikyu Yamanashi Hire Inc. [3])は、山梨県富士吉田市に本社を置く富士急グループのタクシー・乗合タクシー事業者である[2]。
概要
[編集]山梨県の富士吉田・河口湖・山中湖・都留・大月地区を営業エリアとしてタクシーを運行している[2]。
この他に、富士山駅と馬返を結ぶ乗合タクシーの運行や山梨県都留市の予約型乗合タクシーの受託運行も行っている[4][5]。
沿革
[編集]- 1968年11月15日 - 設立[2]
- 2011年7月16日 - 馬返バスの運行を開始[6]
- 2011年10月17日〜12月16日 - 山梨県都留市でデマンド型乗合タクシー2路線(後のつる〜と東桂、つる〜と盛里)の実証運行を行う[7]
- 2012年10月1日 - 予約型乗合タクシーつる〜と東桂、つる〜と盛里の運行を開始[8]
本社および営業所
[編集]吉田営業所
[編集]大月営業所
[編集]乗合タクシー事業
[編集]馬返バス
[編集]- 富士山駅 - 北口本宮冨士浅間神社 - 中の茶屋入口 - 中の茶屋 - 馬返[4][9]
概ね5月 - 10月の土日祝日などに運行される[4]。当路線は富士山駅から富士山吉田口登山道の馬返を結ぶ路線として開設された。馬返バス専用フリーパスが発売されている他、富士山駅 - 馬返間のみ往復運賃の設定がある[4]。
2014年以前は中の茶屋 - 馬返間のみの区間便が運行されることもあった。区間便に乗車する場合、富士山駅 - 中の茶屋間は富士急山梨バス(当時)が運行する富士山世界遺産ループバスに乗車することとされ、富士山駅 - 馬返間の通し運賃でループバス・馬返バスともに乗車できるようになっていた[10]。
予約型乗合タクシー
[編集]山梨県都留市で以下の予約型乗合タクシー2路線を運行している。乗車には事前に富士急山梨ハイヤーへの電話予約が必要となっている[5]。なお、乗車停留所と降車停留所がともに富士急バスが運行する都留市内循環バスの運行区間内の場合は利用できない[11]。
- 運行日: 毎日。ただし、12月31日 - 1月3日は運休[5]。
- 予約受付時間: 午前8時から午後5時まで[11]。
- 予約可能期間: 乗車日の1週間前から始発停留所発車時刻の30分前まで。ただし第1便は前日までの予約が必要[11]。
- 運行便数: 各路線3往復[5]。
- 運賃: 大人300円、小人150円、乳幼児無料。なお、障害者手帳を提示すると半額になる[11]。また、11枚綴り3000円の回数券が発売されている[5]。
これらの路線は都留市地域公共交通会議での検討をもとに2011年10月17日 - 12月16日の期間中の平日に実証運行が行われ、富士急山梨ハイヤーは実証運行に参加した[7][12]。実証運行時の運賃は、大人100円、小人50円、乳幼児無料であった[7]。
- つる〜と東桂
- 当路線の運行開始に伴い、富士急山梨バス(当時)の砂原線(都留市立病院前 - 砂原)は2012年10月1日より運行を休止している[5]。
- つる〜と盛里
- 当路線の運行開始に伴い、富士急山梨バス(当時)の曽雌・無生野線(都留市駅 - 無生野)は2012年10月1日より運行を休止している[5]。
車両
[編集]タクシー
[編集]2020年5月現在、黒塗りの中型車両(4 - 5人乗り)が吉田営業所に30台、大月営業所に17台配置されている。車種はトヨタ・クラウンおよび日産・セドリック[13]。また、ジャンボ車両(9人乗り)が吉田営業所に4台、大月営業所に2台配置されている。車種はトヨタ・ハイエースおよび日産・キャラバン[13]。
この他にハイブリッドカーのトヨタ・プリウスが大月営業所に3台、トヨタ・プリウスαが吉田営業所に1台、トヨタ・ジャパンタクシーが吉田営業所に2台、トヨタ・エスクァイアが吉田営業所に14台、大月営業所に3台それぞれ配置されている。エスクァイアのみ6人乗りで、その他は4人乗りである。いずれも乗車料金は通常の中型車両と同一。また、ジャパンタクシーはユニバーサルデザインタクシーとして車椅子のまま乗車できる[13]。
乗合バス
[編集]馬返バスでは9名乗りのワンボックスカーが使用される[6][14]。
出典
[編集]- ^ a b 富士急行株式会社 有価証券報告書 ‐ 第118期(平成30年4月1日 ‐ 平成31年3月31日)
- ^ a b c d e f g h “会社概要”. 富士急山梨ハイヤー (2019年4月1日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ “Company Profile”. 富士急山梨ハイヤー (2019年4月1日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b c d “富士山駅〜中の茶屋・馬返 (馬返バス) - 富士急行バス”. 富士急行. 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g “「市内循環バス」「予約型乗合タクシー」について/都留市”. 都留市 (2019年3月1日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b “富士山駅と馬返し 往復バス運行開始”. 山梨日日新聞 (2011年7月17日). 2014年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月6日閲覧。
- ^ a b c “都留市地域公共交通実証運行実績報告書” (PDF). 都留市 (2012年1月12日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ “都留市地域公共交通会議 平成25年度 第2回会議 会議資料” (PDF). 都留市 (2014年2月13日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ “富士山駅・馬返線”. やまなしバスコンシェルジュ. 2020年5月1日閲覧。
- ^ “富士山駅〜中の茶屋・馬返 (馬返バス) - 富士急行バス”. 富士急行. 2015年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月5日閲覧。
- ^ a b c d e f “予約型乗合タクシー時刻表” (PDF). 都留市 (2019年3月1日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ “第111期株主通信” (PDF). 富士急行. 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b c “タクシーのご紹介”. 富士急山梨ハイヤー. 2014年9月28日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 富士急山梨ハイヤー(公式サイト)
- 富士山駅〜中の茶屋・馬返 (馬返バス) - 富士急行バス(馬返バス時刻表)
- 「市内循環バス」「予約型乗合タクシー」について/都留市(予約型乗合タクシー時刻表)