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宗昇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宗 昇(そう のぼる、1931年9月5日[1] ‐ ?)は、日本の詩人。旧姓・鈴木。 早稲田大学文学部英文科卒業。大田区立御園中学校教諭。「世代56」を経て「架橋」の編集にあたる。対馬宗家宗武志高宗 (朝鮮)の娘・徳恵翁主の間に生まれた一人娘・正恵と結婚、宗姓になる。1956年、正恵は失踪し自殺したと見られている[2]。『たまふりの歌』[3]は妻を悼んだもので、木原孝一の解説が付されている。1991年、『くにざかいの歌』で第24回日本詩人クラブ賞受賞。2007年刊の『記憶のみなわ』 の中で、失踪から約半世紀を経て山中で発見された妻の遺品をテーマにした作品を発表している。

著書

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  • 『たまふりの歌』 詩学社、1963年
  • 『くにざかいの歌』 詩学社、1990年
  • 『風景おくり歌』 詩の座、2001年
  • 『記憶のみなわ』 待望社、2007年
  • 『峠』 砂子屋書房、2013年

脚注

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  1. ^ 『たまふりの歌』著者紹介
  2. ^ 本馬恭子『徳恵姫 - 李氏朝鮮最後の王女』(葦書房、1999年)
  3. ^ 『たまふりの歌』は、1964年、第14回H氏賞の候補となる。

外部リンク

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