コンテンツにスキップ

大町山岳博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大町山岳博物館
Omachi Alpine Museum
大町山岳博物館の位置(長野県内)
大町山岳博物館
長野県内の位置
施設情報
正式名称 市立大町山岳博物館[1]
専門分野 山岳資料
事業主体 大町市
管理運営 大町市教育委員会
開館 1951年11月1日
所在地 398-0002
長野県大町市大町8056-1
位置 北緯36度30分18.9秒 東経137度52分14秒 / 北緯36.505250度 東経137.87056度 / 36.505250; 137.87056座標: 北緯36度30分18.9秒 東経137度52分14秒 / 北緯36.505250度 東経137.87056度 / 36.505250; 137.87056
外部リンク http://www.omachi-sanpaku.com/
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

大町山岳博物館(おおまちさんがくはくぶつかん)は、長野県大町市にある、山岳に関する資料を扱った市立博物館。愛称は「山博(さんぱく)」。日本ではじめての山岳をテーマとした博物館であり、大町市は山岳文化都市宣言をしている。安曇野アートライン加盟施設。

歴史

[編集]

1949年頃、北アルプス山麓にある大町の公民館青年部が博物館設立を構想し、地域住民の支持を得て、1951年11月1日に開館し、1957年高瀬川の旧河岸段丘上の現在地に移転した。

展示

[編集]

北アルプスを中心とした登山、スキー、歴史、民俗、考古学、地学、気象、動物、植物の9部門に分けて展示されている。

北アルプスの自然については、フォッサマグナの解説や鉱物の展示、生息する植物や動物についてジオラマ剥製などで紹介している。登山の歴史については、その先覚者や登山技術について解説や、天幕模型や登山用具などが展示されている。エベレストの地形の模型がある。スキーや雪具の変遷図などもある。

付属園(動植物園)ではニホンカモシカライチョウコマクサといった動植物が飼育・栽培されている[2]

その他

[編集]
大町山岳博物館から眺望する北アルプス
  • 喫茶こまくさにて、おみやげや書籍の販売、軽食の喫茶ができる(冬季はお休み)。
  • 機関誌 『山と博物館』 1956年創刊(創刊時の誌名は『やまと博物館』)
    • 再編集発行 『北アルプス博物誌』 1972年 全3巻「歴史・民俗」「植物・地学」「動物・自然保護」 編者 大町山岳博物館 発行所 信濃路 発売元 社団法人農村漁村文化協会
    • 再編集発行 『新・北アルプス博物誌』 2001年 編者 大町山岳博物館 発行所 信濃毎日新聞社 ISBN 4-7840-9906-9

利用情報

[編集]
  • 開館時間:9:00 - 17:00
  • 休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始。7月・8月は無休。
  • 入館料金:大人400円、高校生300円、小・中学生200円。団体は各50円割引。

アクセス

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 市立大町山岳博物館条例
  2. ^ 付属園”. 大町山岳博物館. 2022年1月21日閲覧。

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]