大幸
表示
大幸 | |
---|---|
矢田駅 尾張瀬戸方面駅舎 | |
北緯35度11分27.9秒 東経136度57分2.74秒 / 北緯35.191083度 東経136.9507611度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 東区 |
面積 | |
• 合計 | 0.4084795 km2 |
人口 | |
• 合計 | 3,617人 |
• 密度 | 8,900人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
461-0043[WEB 3] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
大幸(だいこう)は、愛知県名古屋市東区の地名。現行行政地名は大幸一丁目から大幸四丁目[WEB 1]。住居表示実施[WEB 5]。
地理
[編集]名古屋市東区北東部に位置する[1]。東は砂田橋二丁目、南は矢田南四丁目・大幸南一丁目、北は守山区に接する[1]。
河川
[編集]歴史
[編集]西春日井郡大幸村を前身とする。
町名の由来
[編集]由来は複数説ある[2]。当地が矢田川畔であることから「大河」が転じたとも、近くの「醍醐森」の森が省かれ転じたとも、南にあった上野村が狩りの好適地であり山の幸が豊かであった、すなわち「大幸」(おおさち)であったのを戦国時代に音読するようになったともいう[2]。また、森を離れた場所を意味するという「タイコ」なるアイヌ語に由来するとする説もある[3]。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)10月1日 - 合併に伴い、西春日井郡六郷村大字大幸となる[4]。
- 1921年(大正10年)8月22日 - 合併に伴い、名古屋市東区大幸町となる[4]。
- 1935年(昭和10年) - 現在の大幸南一丁目にあたる一帯に三菱重工業の工場が設置され、以降農村からの脱却が進むこととなる[5]。
- 1943年(昭和18年)8月10日 - 矢田町との間で境界を変更する[4]。
- 1944年(昭和19年) - 軍需産業の発達に伴い航空機製造の一大拠点となっていた一帯が、名古屋大空襲により壊滅する[5]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)11月24日 - 大幸町を廃止し、大幸一丁目から同四丁目を編成[4]。同時に住居表示を実施する[4]。また、大幸一丁目から同三丁目には矢田町の一部を編入している[4]。
世帯数と人口
[編集]2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
大幸一丁目 | 375世帯 | 734人 |
大幸二丁目 | 352世帯 | 708人 |
大幸三丁目 | 402世帯 | 781人 |
大幸四丁目 | 767世帯 | 1,394人 |
計 | 1,896世帯 | 3,617人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
2000年(平成12年) | 3,257人 | [WEB 6] | |
2005年(平成17年) | 3,393人 | [WEB 7] | |
2010年(平成22年) | 3,396人 | [WEB 8] | |
2015年(平成27年) | 3,671人 | [WEB 9] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 10]。また、公立高等学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[WEB 11]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|
大幸一丁目 | 全域 | 名古屋市立矢田小学校 | 名古屋市立矢田中学校 | 尾張学区 |
大幸二丁目 | 全域 | |||
大幸三丁目 | 全域 | |||
大幸四丁目 | 全域 |
交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]- 瀬戸街道(愛知県道15号名古屋多治見線)[1]
施設
[編集]その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]WEB
[編集]- ^ a b “愛知県名古屋市東区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年10月7日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年2月20日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2017年3月15日). “東区の町名一覧”. 名古屋市. 2017年10月7日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2005年7月1日). “(刊行物)名古屋の町(大字)・丁目別人口 (平成12年国勢調査) 東区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2007年6月29日). “平成17年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 東区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2012年6月29日). “平成22年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 東区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2017年7月7日). “平成27年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年03月10日閲覧 (PDF)
書籍
[編集]参考文献
[編集]- 野村三郎 著「「アイヌ」語より考察したる名古屋市附近の地名」、名古屋市中村区役所 編『中村区地名のおこり』名古屋市中村区役所、1967年3月、56頁。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
- 名古屋市農政緑地局管理部緑地管理課 編『名古屋市の公園 1996年』名古屋市農政緑地局管理部緑地管理課、1996年。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、大幸に関するカテゴリがあります。
守山区町南 | ||||
矢田四丁目・矢田東 | 砂田橋二丁目 | |||
大幸 | ||||
矢田南四丁目・大幸南一丁目 |