地下鉄赤塚駅
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地下鉄赤塚駅[※ 1] | |
---|---|
3番出入口(2008年6月) | |
ちかてつあかつか Chikatetsu-akatsuka | |
所在地 | 東京都練馬区北町八丁目37-16 |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
電報略号 | チア |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[メトロ 1]39,180人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1983年(昭和58年)6月24日[2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ●有楽町線[※ 2] |
駅番号 | Y03 |
キロ程 | 3.6 km(和光市起点) |
◄Y 02 地下鉄成増 (1.4 km) (1.8 km) 平和台 Y 04► | |
所属路線 | ●副都心線[※ 2] |
駅番号 | F03 |
キロ程 | 3.6 km(和光市起点) |
◄F 02 地下鉄成増 (1.4 km) (1.8 km) 平和台 F 04► | |
備考 | 業務委託駅(メトロコマース) |
地下鉄赤塚駅(ちかてつあかつかえき)は、東京都練馬区北町八丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。
概要
[編集]有楽町線と副都心線が乗り入れる。当駅を含む和光市駅 - 小竹向原駅の区間は、有楽町線と副都心線が線路を共有している。駅番号は有楽町線がY 03、副都心線がF 03である。
当駅の北方に位置する東武鉄道東上本線の下赤塚駅と区別するため、駅名に「地下鉄」を冠している。PASMO・Suicaでの履歴は「地下赤塚」と印字・表示される(隣の地下鉄成増駅も同様)。
正式な所在地は駅事務室のある練馬区となっているが、施設は板橋区赤塚新町にも跨っている。練馬区最北端の駅。
歴史
[編集]- 1972年(昭和47年)2月26日:当駅を含む第8号線「成増一工区 - 赤塚二工区」(現・地下鉄成増駅 - 当駅付近)間の土木工事に着手[3][4]。計画段階での仮称は「赤塚」。
- 1975年(昭和50年)3月25日:第8号線「成増一工区 - 赤塚二工区」間の土木工事完成[3][4]。
- 1983年(昭和58年)6月24日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)有楽町線の営団成増(現・地下鉄成増) - 池袋間の開通により、営団赤塚駅(えいだんあかつかえき)として開業[2][5][注釈 1]。
- 東武鉄道下赤塚駅と区別するため、帝都高速度交通営団の略称「営団」を冠した駅名となった。
- 2003年(平成15年)2月:業務委託駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄の民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[6]。駅名を「地下鉄赤塚駅」に改称[1]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[7]。
- 2008年(平成20年)6月14日:副都心線開業により、当駅は有楽町線と副都心線の共用駅となる[8][9]。
- 2010年(平成22年)9月25日:ホームドアの使用を開始[10]。
- 2011年(平成23年)2月23日:発車メロディを導入[11]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地下駅。川越街道(国道254号)の直下にある。改札口は地下1階に2か所設けられ、これらの改札間を連絡する通路がある。
駅西側に所在するグラントハイツ跡地(現:光が丘)の公共住宅化による利用者増加を見込み、開業当初より最大10メートルのホーム幅を確保している[12]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[13] |
---|---|---|
1 | 有楽町線 | 新木場方面 |
副都心線 | 渋谷方面 | |
2 | 有楽町線 副都心線 |
和光市・森林公園方面 |
(出典:東京メトロ:構内図)
発車メロディ
[編集]2011年2月23日からスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している。
曲は1番線が「レッツトレイン」(福嶋尚哉作曲)、2番線が「始まるよ」(塩塚博作曲)である[14]。
-
1番出入口(2021年12月)
-
ホーム
利用状況
[編集]2023年度の1日平均乗降人員は39,180人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中91位。有楽町線・副都心線の共用区間(和光市駅 - 池袋駅間)では最も少ない。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[17] |
1日平均 乗車人員[18] |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)13,762 | [* 1] | |
1991年(平成 | 3年)12,754 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)12,762 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)12,682 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)12,556 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)13,082 | [* 6] | |
1996年(平成 | 8年)13,411 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)13,512 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 13,537 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 13,311 | [* 10] | |
2000年(平成12年) | 13,200 | [* 11] | |
2001年(平成13年) | 13,056 | [* 12] | |
2002年(平成14年) | [19]25,215 | 12,981 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [19]25,240 | 13,013 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 25,706 | 13,160 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 26,143 | 13,399 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 26,893 | 13,746 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 27,660 | 14,166 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 29,786 | 15,108 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 31,298 | 15,887 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 31,412 | 15,915 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 31,016 | 15,696 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 32,130 | 16,240 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 33,652 | 16,997 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 34,129 | 17,219 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 35,673 | 17,981 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 36,913 | 18,608 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 38,051 | 19,175 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 39,634 | 19,964 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 40,635 | 20,443 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[メトロ 2]31,398 | ||
2021年(令和 | 3年)[メトロ 3]33,096 | ||
2022年(令和 | 4年)[メトロ 4]36,536 | ||
2023年(令和 | 5年)[メトロ 1]39,180 |
駅周辺
[編集]→「下赤塚駅 § 駅周辺」も参照
- 下赤塚駅(東武東上線)※100 m程度と至近だが、乗換駅としての案内はなされていない。
- 川越街道(国道254号)
- 乗蓮寺(東京大仏)
- 板橋区赤塚健康福祉センター
- 板橋赤塚新町郵便局
- 三菱UFJ銀行下赤塚支店
- 光が丘公園
- コモディイイダ赤塚新町店
バス路線
[編集]駅の上を通る国道254号上に下赤塚停留所(国際興業バス)・下赤塚駅停留所(西武バス)がある。
東武東上線の下赤塚駅北口側には下赤塚駅停留所(国際興業バス)があるが、当駅からはやや離れている。
- 下赤03:高島平操車場行き
- 板橋区01(りんりんGO):下赤塚駅循環
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 『有楽町線 営団成増、営団赤塚の駅名を「地下鉄成増」「地下鉄赤塚」に変更いたします。平成16年4月1日』(プレスリリース)営団地下鉄、2003年7月10日。オリジナルの2003年12月19日時点におけるアーカイブ 。2020年5月2日閲覧。
- ^ a b “有楽町線 24日に延長開業”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1983年6月19日)
- ^ a b c d 東京地下鉄道有楽町線建設史、pp.60 - 61。
- ^ a b 東京地下鉄道有楽町線建設史、p.67。
- ^ 東京地下鉄道有楽町線建設史、pp.245 - 246。
- ^ 『「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月5日閲覧。
- ^ 『首都圏の地下鉄ネットワークがますます便利に! 東京メトロ副都心線(和光市~渋谷間)平成20年6月14日(土)開業(予定)ホームドア・エスカレーター・エレベーターなどの施設も充実』(プレスリリース)東京地下鉄、2008年1月31日。オリジナルの2012年5月16日時点におけるアーカイブ 。2020年5月6日閲覧。
- ^ 『平成20年6月14日(土)副都心線開業! 東武東上線、西武有楽町線・池袋線との相互直通運転を開始』(プレスリリース)東京地下鉄、2008年5月14日。オリジナルの2020年2月17日時点におけるアーカイブ 。2020年5月6日閲覧。
- ^ 『千川駅、豊洲駅、辰巳駅に設置し、有楽町線全駅にホームドアの設置が完了します! 全179駅中84駅にホームドアの設置が完了しホーム上の安全性が向上』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2013年8月9日。オリジナルの2019年7月19日時点におけるアーカイブ 。2020年3月7日閲覧。
- ^ “有楽町線の発車メロディを制作しました”. スイッチ (2011年4月6日). 2014年7月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月15日閲覧。
- ^ 『東京地下鉄道有楽町線建設史』帝都高速度交通営団、1996年7月31日、435頁 。
- ^ “地下鉄赤塚駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月23日閲覧。
- ^ “音源リスト|東京メトロ”. 株式会社スイッチオフィシャルサイト. 株式会社スイッチ. 2019年9月28日閲覧。
- ^ 板橋区の統計 - 板橋区
- ^ 練馬区統計書 - 練馬区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ a b 瀬ノ上清二(東京地下鉄鉄道本部運輸営業部運転課)「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第55巻第3号(通巻759号)、電気車研究会、2005年3月10日、31頁、ISSN 0040-4047。
- 東京地下鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2022年度)”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
参考文献
[編集]- 『東京地下鉄道有楽町線建設史』帝都高速度交通営団、1996年7月31日 。