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土屋定之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
つちや さだゆき

土屋 定之[1]
生誕 1953年4月27日
日本の旗 日本広島県
出身校 北海道大学工学部土木工学
職業 国家公務員科学技術庁文部科学省
団体職員
活動期間 1979年 -
活動拠点 科学技術庁
文部科学省
科学技術振興機構
ペルー日本国大使館
肩書き ペルー駐箚特命全権大使
任期 2018年 - 2020年
前任者 株丹達也
後任者 片山和之
栄誉 ペルー太陽勲章大十字章
国立サンマルコス大学名誉博士
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土屋 定之(つちや さだゆき、1953年4月27日[2] - )は、日本の科技・文科官僚。第22代ペルー共和国駐箚特命全権大使、第9代文部科学事務次官。元広島県公立大学法人理事長広島大学学長参与北里大学参与。国立サンマルコス大学名誉博士

経歴

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広島県出身[3]1972年(昭和47年)、修道高等学校を卒業[4]北海道大学工学部土木工学科卒業[3]1979年(昭和54年)、北海道大学大学院環境科学研究科修士課程を修了し、同年に旧科学技術庁(現:文部科学省)に技官として入庁。

その後宇宙開発事業団ロサンゼルス駐在員事務所長、科学技術庁科学技術振興局科学技術情報課長、文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課長、理化学研究所横浜研究所研究推進部長、文部科学省大臣官房総務課長、文化庁文化財部長、文部科学省大臣官房長、科学技術・学術政策局長、文部科学審議官を歴任[5]

2015年(平成27年)7月28日、文部科学事務次官に就任し[6]2016年(平成28年)6月21日に退任した[7]

2017年3月30日文部科学省天下り問題に関して訓告相当とされた[8]。同年9月、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) 上席フェローに就任[1]2018年1月29日特命全権大使ペルー共和国駐箚[9]。2020年国立サンマルコス大学名誉博士[10]。同年に帰朝[11]。2021年ペルー太陽勲章大十字章受章[12]。同年広島県公立大学法人理事長[13]。2022年4月30日、同職辞職[14]広島大学学長参与[15]北里大学参与、立石科学技術振興財団評議員[16]。2023年10月、STSフォーラム(科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム)専務理事。

2024年、瑞宝重光章受章[17]

略歴

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  • 1979年4月 科学技術庁原子力安全局原子力安全課
  • 1981年5月 計画局計画課国際科学技術博覧会推進室
  • 1981年7月 計画局計画課国際科学技術博覧会推進室計画課生活科学技術係長
  • 1985年
    • 5月 原子力局核燃料課放射性廃棄物係長
    • 10月 原子力局核燃料課長補佐·原子力留学·米 メリーランド大(1988年3月~1989年3月)
  • 1988年4月 原子力局政策課課長補佐
  • 1989年4月 長官官房総務課課長補佐
  • 1990年9月 原子力局政策課課長補佐
  • 1991年5月 原子力局政策課原子力利用推進官
  • 1993年1月 長官官房会計課予算企画調査官
  • 1994年9月 宇宙開発事業団調査国際部調査役
  • 1995年1月 宇宙開発事業団ロサンゼルス駐在員事務所長
  • 1997年7月 原子力局核燃料課長
  • 1999年7月 科学技術振興局科学技術情報課長
  • 2001年1月 文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課長
  • 2004年
  • 2006年7月 文化庁文化財部長
  • 2007年7月 大臣官房審議官(高等教育局担当)
  • 2008年7月 大臣官房政策評価審議官
  • 2009年7月 大臣官房総括審議官
  • 2010年7月 大臣官房長
  • 2012年1月 科学技術・学術政策局長
  • 2014年1月 文部科学審議官
  • 2015年(平成27年)7月28日 文部科学事務次官
  • 2016年 退官

脚注

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  1. ^ a b 「天下り問題」で処分された元文科次官が、こっそり天下りしていた!”. 現代ビジネス. 講談社 (2017年12月29日). 2017年12月29日閲覧。
  2. ^ 読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.194
  3. ^ a b フロンティアスピリットを訊く。ゲスト 文部科学事務次官 土屋定之氏” (PDF). 『リテラポプリ』2015年冬号. 北海道大学総務企画部広報課 (2015年12月). 2017年12月29日閲覧。
  4. ^ 文部科学事務次官、土屋定之先生にご講演をいただきました - 修道中学校・高等学校教員ブログ(2015年12月10日)
  5. ^ 講師略歴 - 東京大学大学院薬学系研究科・薬学部(2013年)
  6. ^ “文科次官に土屋氏就任”. 日本経済新聞. (2015年7月28日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG27HDN_Y5A720C1EAF000/ 2016年7月25日閲覧。 
  7. ^ 土屋定之前文部科学事務次官に聞く!「退任を迎えて」 - 文部科学省
  8. ^ 「追加処分者一覧」毎日新聞2017年3月30日 21時28分(最終更新 3月30日 22時27分)
  9. ^ 「スーダン大使に浦林氏、ペルー大使に土屋氏ら 」 日本経済新聞 2018/1/26 10:21
  10. ^ 国立サン・マルコス大学による土屋大使への名誉博士号授与式在ペルー日本国大使館
  11. ^ オンライン講演会 『ペルーから帰国して』土屋定之前註ペルー日本大使 (2021年1月26日開催) | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会 ラテンアメリカ協会
  12. ^ 本法人理事長がペルー政府から太陽勲章大十字章を受章駐ペルー大使在任中の業績を称えられて
  13. ^ 理事長祝辞広島県公立大学法人理事長の土屋です。広島県公立大学法人
  14. ^ [1]
  15. ^ 広島大学国際環境協力プロジェクト研究センター広島大学
  16. ^ 評議員・役員一覧立石科学技術振興財団
  17. ^ 『官報』号外第106号、令和6年4月30日

関連項目

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外部リンク

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先代
合田隆史
文部科学省科学技術・学術政策局長
2012年 - 2014年
次代
川上伸昭
先代
藤木完治
文部科学審議官(科学技術担当)
2014年 - 2015年
次代
戸谷一夫
先代
山中伸一
文部科学事務次官
第9代:2015年 - 2016年
次代
前川喜平
先代
中村健一
広島県公立大学法人理事長
第2代:2021年 - 2022年
次代
鈴木典比古