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吾妻重二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吾妻 重二あづま じゅうじ
人物情報
生誕 (1956-01-22) 1956年1月22日
日本の旗 日本茨城県
出身校 早稲田大学
学問
研究分野 東洋思想中国哲学
研究機関 関西大学
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吾妻 重二(あづま じゅうじ、1956年1月22日 - )は、日本東アジア思想史文化史研究者。朱子学儒教、儒教儀礼、書院・私塾などを中国韓国ベトナム琉球日本の広がりを視野に入れつつ調査・研究する。学位は、博士(文学)早稲田大学)、博士(文化交渉学)(関西大学)。関西大学教授。

経歴

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1956年、茨城県生まれ。1978年、早稲田大学第一文学部東洋哲学専攻を卒業。1981年〜1983年、北京大学哲学系に文部省高級進修生として留学。帰国後、関西大学文学部専任講師、助教授を経て、1997年より教授。2010年度から2012年度まで関西大学文学部長、文学研究科長、東アジア文化研究科長、学校法人関西大学理事を兼任、2020年より23年まで関西大学東西学術研究所所長。

現在、日本中国学会理事、同副理事長、日本道教学会理事、東方学会評議員、日本儒教学会評議員、国際儒学聯合会理事兼日本代表副理事長、台湾中央研究院歴史語言研究所學諮委員会委員、日田市世界遺産登録検討委員会委員、泊園記念会会長、関西大学体育会バドミントン部顧問。

受賞・栄典

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  • 1995年10月:日本中国学会賞
  • 1995年12月:馮友蘭学術研究会研究賞

主な著作

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単著

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共編

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訳注その他

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  • 馮友蘭中国哲学史 成立篇』(柿村峻と共訳,冨山房,1995年)ISBN 4572009023
  • 朱熹家礼』の版本と思想に関する実証的研究』(平成12年度~14年度科学研究費補助金・基盤研究(C)(2) 研究成果報告書,課題番号12610017,2003年)
  • 熊十力『新唯識論』(訳注,関西大学出版部,2004年)ISBN 4873543878
  • 馮友蘭馮友蘭自伝──中国現代哲学者の回想』1;2(訳注,平凡社東洋文庫,2007年)ISBN 9784582807677; ISBN 9784582807684
  • 『東アジアにおける伝統教養の形成と展開に関する学際的研究:書院・私塾教育を中心に』(平成21年度~平成24年度科学研究費補助金・基盤研究(A)(一般)研究成果報告書,課題番号 21242001,2013年)
  • 『『朱子語類』訳注 巻84~86』(吾妻重二・井澤耕一・洲脇武志訳注,汲古書院,2014年) ISBN 9784762913099
  • 『『朱子語類』訳注 巻87~88』(吾妻重二・秋岡英行・白井順・橋本昭典・藤井倫明訳注,汲古書院,2015年) ISBN 9784762913112

論文

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  • 以下を参照のこと

 http://gakujo.kansai-u.ac.jp/profile/ja/xa1fdb2OQb1cfebf6T5daa0bsI.html