吉良佳子 (政治家)
吉良 佳子 きら よしこ | |
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生年月日 | 1982年9月14日(42歳) |
出生地 | 日本 高知県高知市 |
出身校 | 早稲田大学第一文学部 |
前職 |
宝印刷社員 田村智子(現参議院議員)秘書 |
現職 | 日本共産党東京都委員会 雇用と就活対策室長 |
所属政党 | 日本共産党 |
称号 | 学士(文学) |
配偶者 | 松嶋祐一郎(目黒区議会議員) |
親族 | 父・吉良富彦(元高知県議会議員) |
公式サイト | 吉良よし子 参議院議員 日本共産党 |
選挙区 | 東京都選挙区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2013年7月29日 - 現職 |
吉良 佳子(きら よしこ、1982年9月14日 - )は、日本の政治家、参議院議員。日本共産党中央委員、常任幹部会委員、青年・学生委員会責任者。同党東京都委員会 雇用と就活対策室長。選挙運動等では吉良よし子の表記も使用する。
父は元高知県議会議員の吉良富彦[1]、夫は目黒区議会議員の松嶋祐一郎(日本共産党)。
経歴
高知県高知市出身[2]。父親は元小学校の教員で高知県議会議員の吉良富彦。母親も小学校の教員だった[3]。幼い頃、戦争の絵本を読んでショックを受け、普通の飛行機も怖がるようになった時に日本に憲法9条があること、戦争中にも戦争に反対し続けた政党、日本共産党があることを母に教えられ日本共産党を支持しようと心に決めた[4]。
高知県立高知追手前高等学校卒業[2]。2004年に早稲田大学第一文学部(日本文学専修)卒業[2]。
東京都豊島区の宝印刷で4年間、「企業の社会的責任」の報告書作成支援の仕事をした[5]。
2009年7月に実施された東京都議会議員選挙に日本共産党公認で豊島区選挙区から立候補。17,683票を獲得するも、次点で落選[6]。
2013年7月に実施された第23回参議院議員通常選挙に日本共産党公認で東京都選挙区から立候補。703,901票を獲得し、3位で当選。日本共産党としては12年ぶりとなる東京都選挙区での議席獲得となった[7](東京都選挙区が5人区になってから3位当選した共産党議員は初めてである)。
2014年1月、日本共産党第26回大会で准中央委員に選出され[8]、2017年1月の日本共産党第27回大会で中央委員に選出された。
2019年7月の第25回参議院議員通常選挙では、東京都選挙区で706,532票を獲得して3位で再選した[9][10][11]。
2020年1月の第28回党大会第1回中央委員会総会で幹部会委員に選出され、第1回幹部会で常任幹部会委員に選出された[12]。
政策・主張
- 就職氷河期世代の自身の経験から、ブラック企業対策を始めとする雇用問題に力を入れている[13]。
- 裁量労働制の導入に反対しており、2018年3月18日にエキタス主催で行われた街宣に日本共産党を代表してスピーチした[14]。
- 原発は日本に必要でないとしており[15]、2015年3月8日に国会議事堂前で行われたNo Nukes Day 反原発⭐️統一行動に志位和夫委員長・池内沙織衆院議員・藤野保史衆院議員と共に参加し、壇上で挨拶した[16]。
- 日本国憲法第9条の改正に反対[15]。
- 憲法改正の発議の要件である衆参両院の「3分の2以上の賛成」を「過半数の賛成」に引き下げるための日本国憲法第96条の改正に反対[15]。
- 集団的自衛権の行使を禁じた内閣法制局の憲法解釈の見直しに反対[15]。
- 日本における一院制の導入に反対[15]。
- 沖縄県宜野湾市の普天間飛行場は「国外に移設すべき」としている[15]。
- 日本の核武装について「将来にわたって検討すべきでない」としている[15]。
- 内閣総理大臣の靖国神社への参拝に反対[15]。
- 村山談話、河野談話の見直しに反対[15]。
- 原子力発電の外国への輸出に反対[15]。
- 死刑制度に反対[15]。
- 選択的夫婦別姓制度導入に「賛成」[17][18][19]。
- 同性婚について「賛成」[19]。
人物
- 家族は両親と弟の4人家族で父・富彦は日本共産党の高知市議会議員(2期)・高知県議会議員(4期)を務めた。母は小学校教員である[20]。
- 2014年12月20日、日本共産党員の目黒地区委員会の青年学生部長で2011年の目黒区議選、2013年の都議選に出馬し落選した松嶋祐一郎と結婚[8]。松嶋はその後、2015年4月の目黒区議会議員選挙で初当選した[21]。
- 2015年10月、第一子となる長男を出産した[22]。2020年11月には、第二子を出産している[23]。
政治活動
2015年1月17日に「集団的自衛権行使容認反対! 戦争できる国にしない!」を掲げた、国会ヒューマンチェーン「女の平和」(国会を赤い服を着た人間の鎖で囲み、首相の安倍晋三に「レッドカード」を突きつけるデモ)に、横湯園子(元中央大教授)、雨宮処凛、藤原真由美(日弁連憲法問題対策本部副本部長)、坂本洋子(mネット・民法改正情報ネットワーク理事長)、辛淑玉(のりこえねっと共同代表)らとともに、参加している[24]。
首都圏反原発連合主催のデモにたびたび参加していることが、しんぶん赤旗紙上で報じられている。
脚注
- ^ “「意志の強い娘です」 両親の愛情受け育つ(吉良よし子物語 4 日本共産党参院東京選挙区予定候補)”. 東京民報. (2013年4月28日) 2013年7月28日閲覧。
- ^ a b c 基本データ 吉良佳子Facebook
- ^ “第183回 共産党 吉良 佳子 参議院議員”. 会いに行ける国会議員 みわちゃんねる突撃永田町!! (2016年6月8日). 2021年3月30日閲覧。
- ^ プロフィール 吉良佳子公式ページ
- ^ 会社案内―書籍情報 宝印刷。『コーポレート・ガバナンス報告書 分析と実務』の共著者として氏名あり
- ^ 2009年東京都議選 開票結果東京民放
- ^ “吉良氏・山本氏が初当選 参院選東京選挙区”. 朝日新聞. (2013年7月22日) 2013年7月22日閲覧。
- ^ a b “共産党の“アイドル議員”が結婚 お相手はあの「路チュー」党員”. 産経ニュース. (2014年12月21日) 2015年7月21日閲覧。
- ^ 2019参議院選挙(参院選) 参院選 東京 開票速報(朝日新聞・オールニッポンニュースネットワーク=ANN)2020年10月23日閲覧
- ^ 共産の吉良佳子氏が再選…東京選挙区(2019年7月21日、読売新聞)2020年10月23日閲覧
- ^ 東京の全6議席が確定 維新・音喜多氏が当選(2019年7月22日、日本経済新聞)2020年10月23日閲覧
- ^ 日本共産党中央委員会の機構と人事(日本共産党第28回大会)
- ^ “共産・吉良氏が当選、「ブラック企業対策」前面に 東京”. 朝日新聞. (2013年7月21日) 2013年7月24日閲覧。
- ^ 残業代ゼロ制度も撤回せよ!-youtube(日本共産党)
- ^ a b c d e f g h i j k “2013参院選 東京都選挙区 吉良佳子”. 毎日新聞. (2013年7月21日) 2018年2月20日閲覧。
- ^ JCPムービー2015年3月
- ^ 選択的夫婦別姓実現キャンペーン キックオフ!院内集会、2014年11月11日、参議院会館
- ^ 選択夫婦別姓アンケート、mネット、2014年
- ^ a b “朝日・東大谷口研究室共同調査”. 朝日新聞 (2019年). 2019年7月8日閲覧。
- ^ 吉良よし子物語
- ^ 目黒区議会議員選挙(2015/04/26投票)結果 | ザ選挙
- ^ 共産党の吉良佳子参院議員が第2子妊娠を発表(2020年4月9日、日刊スポーツ)2020年10月23日閲覧
- ^ “共産党の吉良佳子参院議員「無事で感謝」第2子出産”. 日刊スポーツ (2020年11月19日). 2021年8月20日閲覧。
- ^ “来月17日「女の平和」行動 会見し発表 赤くキメて国会へ”. しんぶん赤旗. (2014年12月26日) 2017年3月15日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 吉良よし子 参議院議員 日本共産党
- 吉良よし子 (@kirayoshiko) - X(旧Twitter)
- 吉良よし子事務所 (@kirajimusyo) - X(旧Twitter)
- 吉良よし子事務所 (yoshikokira.official) - Facebook
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