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卵と私

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
卵と私
The Egg and I
公開時のポスター
監督 チェスター・アースキン英語版
原作 ベティ・マクドナルド英語版
製作 チェスター・アースキン
フレッド・F・フィンクルホフ
レオナルド・ゴールドスタイン英語版 (アソシエイト・プロデューサー)
出演者 クローデット・コルベール
フレッド・マクマレイ
マージョリー・メイン
音楽 フランク・スキナー
撮影 ミルトン・R・クラスナー
編集 ラッセル・F・シェーンガース
製作会社 ユニバーサル・ピクチャーズ
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 1947年3月21日
日本の旗 1949年1月25日
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 190万ドル[1]
配給収入 553万ドルアメリカ合衆国の旗カナダの旗[2][注 1]
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卵と私』(たまごとわたし、原題:The Egg and I)は、ベティ・マクドナルド英語版の同名の本を原作に、フレッド・F・フィンクルホフと共同で脚本を書いたチェスター・アースキン英語版が監督し、クローデット・コルベールフレッド・マクマレイが主演した1947年アメリカロマンチック・コメディ映画

マージョリー・メインパーシー・キルブライド英語版が本作で演じたキャラ『ケトル夫婦』はのちにシリーズ化され、9本の作品が制作されたほか、本作でメインは第20回アカデミー賞助演女優賞にノミネートを果たした。

あらすじ

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結婚したばかりのベティは夫ボブに誘われて養鶏家としてやっていく事になる。引っ越し先の田舎町では電気も水道も通っていない上に建物は老朽化しており、修理しなければならない。更に新居と新しい農機具を持つ金持ちの女性ハリエットがボブに言い寄って来た…

キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
フジテレビ
ベティ・マクドナルド英語版 クローデット・コルベール 池田昌子
ボブ・マクドナルド フレッド・マクマレイ 羽佐間道夫
マ・ケトル マージョリー・メイン 西乃砂恵
ハリエット・パットナム ルイーズ・アルブリットン英語版 増山江威子
パ・ケトル パーシー・キルブライド英語版 永井一郎
トム・ケトル リチャード・ロング  関根信昭
ビリー・リード ビリー・ハウス英語版 大木民夫
ミスター・ヘンティ ドナルド・マクブライド英語版 千葉耕市
保安官 サミュエル・S・ハインズ英語版
バーディー・ヒックス エスター・デール英語版
ベティの母 エリザベス・リスドン英語版
ジオダック ジョン・バークス英語版
クロウバー ビクター・ポテル英語版
タクシー運転手 ファジー・ナイト英語版
不明
その他
立壁和也
肝付兼太
高村章子
北村弘一
高田竜一
山本嘉子
翠準子
荘司美代子
日本語版スタッフ
演出 高木謙
翻訳 飯嶋永昭
効果
調整
制作 グロービジョン
解説
初回放送 1972年2月6日
サンデー洋画劇場
12:00-13:56

スタッフ

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  • 美術:バーナード・ヘルツブルン
  • セット装飾:オリバー・エマット、ラッセル・A・ガスマン
  • ヘアスタイリスト:カルメン・ディリゴ
  • メイクアップ・アーティスト:ジャック・P・ピアース
  • 助監督:フランク・ショー
  • 第2班監督:ジャック・ハイヴリー(ノンクレジット)
  • 音響:グレン・G・アンダーソン
  • サウンド:チャールズ・フェルステッド
  • 編曲:デビッド・タムキン英語版
  • 作曲(ストック・ミュージック):サム・ペリー(ノンクレジット)

興行収入

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本作は予算190万ドルに対してアメリカ・カナダでの配給収入553万ドルを稼ぎ出し[2]、興行的にも成功を収めた[1]

ラジオ番組への出演

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  • 1947年1月4日に『This Is Hollywood』で紹介され、コルベールとマクマレイが映画の役を再演した。この放送は、映画の公開に先行して行われた点で異例であった[4]
  • 1950年1月5日にはホールマーク・プレイハウス英語版で放送され、コルベールが再び映画で演じた役で出演した[5]
  • 1947年5月5日放送のLux Radio Theatreで1時間のラジオ劇として放送され、クローデット・コルベールとフレッド・マクマレイが映画の役を再演した[6]

脚注

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注釈

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  1. ^ 『The Hollywood Story』では、北米配給収入を550万ドルとしている[3]

出典

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  1. ^ a b GLADWIN HILL (Dec 10, 1950). “BUSIEST FILM PRODUCER IN HOLLYWOOD: Four on the Way Success Key What Corn Belt? Yard Boy”. New York Times: p. X10 
  2. ^ a b “All-Time Top Grosses”. Variety. (January 4, 1961). p. 49. https://archive.org/details/variety221-1961-01/page/n47/mode/2up April 24, 2019閲覧。 
  3. ^ Finler, Joel Waldo (2003) (英語). The Hollywood Story. Wallflower Press. p. 357. ISBN 978-1-903364-66-6. https://openlibrary.org/books/OL8767837M/The_Hollywood_Story 2024年2月12日閲覧。 
  4. ^ “Radio "Scoop"”. Harrisburg Telegraph: p. 17. (December 28, 1946). https://www.newspapers.com/clip/3159862/harrisburg_telegraph/ September 4, 2015閲覧。  オープンアクセス
  5. ^ “Those Were The Days”. Nostalgia Digest 39 (2): 32–39. (Spring 2013). 
  6. ^ “Radio Programs - Monday”. Lewiston Evening Journal (Maine): p. 12. (1947年5月27日). https://news.google.com/newspapers?id=CUUpAAAAIBAJ&pg=1010%2C3171539&q=Theater+Eag+Colbert+Fred+MacMurray 2022年3月8日閲覧。 

外部リンク

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