南アフリカ国立宇宙機関
表示
南アフリカ国立宇宙機関(South African National Space Agency, SANSA)は南アフリカ共和国の宇宙開発機関[1]。
概要
[編集]SANSAの設立以前の宇宙事業は、科学産業研究会議(CSIR)が南アフリカ科学技術振興庁(SAASTA)と連携して行ってきた[2]。
2006年7月28日南アフリカ政府は宇宙機関の設立を承認[3]、2010年12月に正式に発足した[4]。SANSAは、南アフリカ宇宙評議会および関連機関と緊密な調整を行い、南アフリカの宇宙科学技術プログラムの長期計画の策定・実施する予定[3]。
施設
[編集]ヨハネスブルグ近郊のハーテベーステクCSIR衛星応用センターでは、スポット5をはじめとする多くの地球観測衛星からデータを受信して国土開発に生かしている[2]。
南アフリカの人工衛星
[編集]- SUNSAT(約60kg) : 1999年2月打上げ。南アフリカ共和国初の国産衛星。アメリカのロケットを使用。
- サンバンディラサット(約80kg):2009年9月打上げ。ロシアのロケットを使用。
参考文献
[編集]- ^ 日本語名は“第24回 CEOS本会合”. 地球観測衛星委員会. 2011年4月3日閲覧。を参考にした
- ^ a b “南アフリカ共和国科学産業研究会議”. JAXA宇宙情報センター. 2011年4月3日閲覧。
- ^ a b “宇宙開発の現状報告(平成18年7月25日~平成18年8月1日)”. 宇宙開発委員会事務局. 2011年4月3日閲覧。
- ^ “South African National Space Agency launched”. Eye Witness News. 2011年4月3日閲覧。