コンテンツにスキップ

侯 (姓)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
各種表記
繁体字
簡体字
拼音 Hóu
注音符号 ㄏㄡˊ
ラテン字 Hou
広東語発音: Hau4
上海語発音: Gheu1
台湾語白話字 Hâu
テンプレートを表示

(こう)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の230番目。

中国の姓

[編集]

2020年の中華人民共和国第7回全国人口調査中国語版国勢調査)に基づく姓氏統計によると中国で80番目に多い姓であり、338.79万人がいる[1][2]。一方、台湾の2018年の統計では第57位で、53,383人がいる[3]

侯姓の人物は漢代にすでに見られ、『元和姓纂』にはの晋侯緡(武公に滅ぼされた)の子孫と記すが[4]、いっぽう『魏書』官氏志には鮮卑の胡古口引氏(『広韻』には「古口引氏」に作る[5])が侯氏に改めたと記すなど[6]、その起源は多様であったようである。

著名な人物

[編集]

朝鮮の姓

[編集]
各種表記
ハングル
漢字
発音:
日本語読み: こう
テンプレートを表示

(フ、: )は、朝鮮人の姓の一つである。2015年の国勢調査による韓国内での人口は55人[7]

著名な人物

[編集]

氏族

[編集]

2015年の韓国の国勢調査によると、漢陽侯氏は14人、残りの41人の本貫は不明[7]

脚注

[編集]
  1. ^ 中国信息报 2022年11月11日 2版 - “百家姓”规模及其占全国总人数比重” (中国語). 中国信息报 (2022年11月11日). 2023年2月11日閲覧。
  2. ^ “百家姓”人口占全国人口比重达84.55%” (中国語). 中国信息报 (2022年11月11日). 2023年2月11日閲覧。
  3. ^ 全國姓名統計分析”. 中華民国内政部. p. 280 (2018年10月). 2023年1月19日閲覧。
  4. ^ 元和姓纂』 下平十九侯https://archive.org/stream/06065090.cn#page/n96/mode/2up。「晋侯緡之後適他国、以侯為氏。」 
  5. ^ 『広韻』上声十姥「古、(中略)又虜三字姓。『後漢書』有古口引氏。」
  6. ^ 『魏書』官氏志「胡古口引氏、後改為侯氏。」
  7. ^ a b KOSIS”. kosis.kr. 2022年11月28日閲覧。
  8. ^ ‘대만’ 후국기-‘한국’ 후인정 부자 “국가대표 가능한 아들 배구실력 아까워 귀화 선택”” (朝鮮語). ilyo.co.kr (2018年5月9日). 2022年11月29日閲覧。