中村勝雄
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中村 勝雄(なかむら かつお、1960年(昭和35年)12月3日 - )は、日本の作家。脳性麻痺により、障害者手帳1級を所持している[1]。
来歴
[編集]長崎市に生まれる[1]。生まれつき脳性麻痺により肢体が不自由であった[2][3]。
1981年、神奈川県立平塚養護学校高等部を卒業[1]。できる仕事として「体の特長を生かした個性派俳優」を着想し、複数の映画監督に採用を求める手紙を送る[2]。その中で木下惠介が反応を示し、脚本を教わることになった[2]。これが文筆業への契機となる[2]。
1983年に『ホワイトクリスタル』でATG映画脚本賞・佳作を受賞した。
2001年に『パラダイス・ウォーカー』で小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞した[1][3]。
結婚して授かった第一子はダウン症を持ち1歳2ヶ月で早世したが、その子どもとの交流を綴った『もう一度、抱きしめたい 脳性まひの僕に舞い降りたダウン星の王子さま』(東京新聞社)を刊行した[3]。
脚注
[編集]- ^ a b c d プロフィール 作家 中村勝雄 - 公式ウェブサイト
- ^ a b c d “脳性マヒ作家中村さん 「可能性 外で見つけて」”. タウンニュース 金沢区・磯子区版. (2013年12月5日) 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c 【東京新聞の本】もう一度、抱きしめたい 脳性まひの僕に舞い降りたダウン星の王子さま - 東京新聞社