不二家神戸
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒651-2271 兵庫県神戸市西区高塚台5丁目4番地1 |
設立 | 2021年4月1日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 2130001025064 |
事業内容 | 和洋菓子の製造・販売および卸売り販売 |
代表者 | 代表取締役社長 髙田裕幸 |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 64名(2024年4月1日現在) |
主要株主 | 株式会社不二家 |
外部リンク | https://www.fujiyakobe.co.jp/ |
株式会社不二家神戸(ふじやこうべ)は、兵庫県神戸市に本社を置く和洋菓子の製造販売をおこなう不二家の子会社である。
概要
[編集]2003年にシュークリームをはじめとする和洋菓子の製造販売をおこなっていた株式会社タカラブネの倒産を受けて、株式会社スイートガーデンが受け皿会社として発足。2014年2月13日に不二家がスイートガーデンの株式を取得して子会社化すると発表し[1]、同年4月1日に不二家の子会社となった。2021年4月にはスイートガーデンから不二家神戸へと会社名を変更した。
店舗形態は「タカラブネ」、「スイートガーデン」、「FUJIYA KOBE」が併存していた時期もあったが、2022年までに大半の店舗が「FUJIYA KOBE」ブランドに転換された。「タカラブネ」ブランドの店舗として最後まで残っていた茨城県の石岡店も2023年3月31日限りで閉店した。
店舗数も不二家による買収時点は全国に約500店舗を有していた[2]が、その後縮小の一途を辿り、2024年6月現在では59店舗、範囲も東海・近畿・中国・四国に絞られている。
沿革
[編集]タカラブネ
[編集]- 1948年 - 京都で和菓子製造卸業「宝船屋」として創業
- 1956年 - 直営店開店
- 1959年 - 洋菓子事業開始
- 1966年 - 「タカラブネフランチャイズチェーン」展開開始
- 1967年 - 生クリームケーキをチェーン店商品化
- 1975年 - 洋菓子生産ラインを一貫体制化
- 1979年12月 - 大阪証券取引所・京都証券取引所に株式を新規公開(証券コードは2219)。後に名古屋証券取引所に重複上場。
その後も着実にチェーン展開を進め、1994年3月に1000店舗を達成した。また、当時のメインバンクが三和銀行であった経緯から、三和グループのみどり会会員でもあった。
しかしその達成の時期には経営が行き詰まり、2003年1月24日に民事再生法申請し倒産した。負債総額は約275億円[3]。
その後同年7月に受け皿となる新会社としてスイートガーデンを設立し、ブランドを継承した。
全盛時の各店舗では購入金額に応じてプラスチック製のサービスコイン(1枚10円相当)を配布し、貯めた枚数により販売商品などと交換することができた。コインの色や商品ごとの交換枚数は定期的に変更されていた。
スイートガーデン
[編集]- 2003年9月 - 本部を京都府久世郡久御山町から京都市中京区へ移転
- 2007年 - ありあけのハーバーを展開するプレシアに買収される
- 2010年6月 - 本社を京都市中京区から京都市下京区へ移転
- 2011年11月 - 本社を京都市下京区から兵庫県神戸市西区へ移転
- 2014年4月 - 全株式がプレシアホールディングスから不二家に売却され不二家の100%子会社となる
不二家神戸
[編集]- 2021年4月 - 会社名をスイートガーデンから不二家神戸に変更
店舗形態
[編集]- 「FUJIYA KOBE」 - 和洋菓子、不二家ブランドの商品も取り扱う
- 「オーブンマルシェ」 - オーブンラボをベースにカフェスペースを併設
以下は消滅
- 「スイートガーデン」 - 洋菓子専門店
- 「タカラブネ」 - 和洋菓子、旧・タカラブネ時代から続く古参ブランド
- 「オーブンラボ」 - 焼きたて洋菓子専門店
CM出演
[編集]脚注
[編集]- ^ “不二家、「タカラブネ」運営会社を買収=約500店舗を傘下に”. 時事通信. (2014年2月13日) 2014年2月13日閲覧。
- ^ “不二家が「タカラブネ」のスイートガーデンを完全買収 西日本強化の戦力に”. 2022年7月14日閲覧。
- ^ “タカラブネが再生法申請/子会社含め負債275億円”. 四国新聞社. (2003年1月24日) 2024年3月3日閲覧。
関連項目
[編集]- 不二家 - 親会社
- 山崎製パン - 不二家の親会社
- 佐良直美・うたの街:1970年代末期から1980年代初頭にかけてTBSラジオにて放送されたタカラブネ1社提供番組。当初は佐良とキャッシーによる2人体制にて放送されていたが、途中2人にスキャンダルが発生したため急遽キャッシーが降板、佐良と局アナによる進行へと変更された。なお名古屋地区ではCBCラジオでつボイノリオがパーソナリティを務めていた「サンデーワイド・歌謡パドック」に内包されていた。