ロビー・ロバートソン (キャラクター)
ジョセフ・ロビー・ロバートソン(Joseph "Robbie" Robertson)は、マーベル・コミックのスパイダーマンに登場するキャラクター。
解説
[編集]スタン・リー(原作)、ジョン・ロミタ・シニア(作画)が、キャラクターデザインを担当。1967年8月に発売された「The Amazing Spider-Man #51」でコミックデビュー[1][2]。
コミックの中では、真面目な脇役を演じた黒人キャラクターの1人[3]。デイリー・ビューグル社のベテラン編集者で、社長のJ・ジョナ・ジェイムソンの親友であり、親しい仲でもある。スパイダーマンの信用を傷つけようとするジェイムソンのネガティブ・キャンペーンにおいては、理論的な代弁者としての役目に立った[4]。悪い性格をしたジェイムソンに比べ、ピーター・パーカーやデイリー・ビューグルに所属する他のスタッフには親切で思いやりがある。1980年代、このキャラクターの背景となるストーリーが描かれ、高校時代に同級生だったスーパーヴィランのトゥームストーンとの古き戦いも明らかになった。1980年代には、この人物の背景となる物語が描かれ、高校時代に同級生だったスーパーヴィランのトゥームストーンとの過去の闘争も明らかになった。こうした事により多数の読者から高く評価され、この人物に対する関心が高まるきっかけとなった。
誕生
[編集]ニューヨーク市アッパー・マンハッタンハーレム生まれ。マーサと結婚し、2人の息子がいる。最初の息子であるパトリック・ヘンリー・ロバートソンは、生後6か月で死去。2番目の息子であるランディ・ロバートソンは、妻のアマンダと離婚している[5]。
ロビーは、デイリー・ビューグル社の編集長。ガミガミとうるさい社長のJ・ジョナ・ジェイムソンとは異なり、ロビーはスパイダーマンの観察役としての役目を果たす。
その他のメディア
[編集]テレビドラマ
[編集]- アメイジング・スパイダーマン
- 演 - ヒリー・ヒックス、日本語吹き替え版 - 田中亮一
テレビアニメ
[編集]- スパイダーマン(1981年)
- 声 - ルイス・ベイリー、日本語吹き替え版は不明。
- スパイダーマン(1994年)
- 声 - ロドニー・ソールスベリー、日本語吹き替え版 - 仲野裕
- スペクタキュラー・スパイダーマン
- 声 - フィル・ラマ―、日本語吹き替え版 - 星野充昭
- アベンジャーズ 地球最強のヒーロー
- 声 - トロイ・ベイカー、日本語吹き替え版は無し。
- 「Along Came a Spider」に登場
- マーベル スパイダーマン
- 声 - エミー・ハドソン、日本語吹き替え版 - 不明
- 「Screwball Live」に登場
映画
[編集]脚注
[編集]- ^ DeFalco, Tom; Sanderson, Peter; Brevoort, Tom; Teitelbaum, Michael; Wallace, Daniel; Darling, Andrew; Forbeck, Matt; Cowsill, Alan et al. (2019). The Marvel Encyclopedia. DK Publishing. p. 298. ISBN 978-1-4654-7890-0
- ^ Kunka, Andrew J. (2020). “Adaption and Racial Representation in Dell/Gold Key Tie-Ins”. The Oxford Handbook of Comic Book Studies. New York City: Oxford University Press. p. 566. ISBN 978-0190917944
- ^ Wells, John (2014). American Comic Book Chronicles: 1965-1969. TwoMorrows Publishing. p. 186. ISBN 978-1605490557
- ^ Brevoort, Tom; DeFalco, Tom; Manning, Matthew K.; Sanderson, Peter; Wiacek, Win (2017). Marvel Year By Year: A Visual History. DK Publishing. p. 123. ISBN 978-1465455505
- ^ Peter Parker, the Spectacular Spider-Man #117. Marvel Comics.