ルイス・ヒメネス (1982年生の内野手)
基本情報 | |
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国籍 | ベネズエラ |
出身地 | ララ州バルキシメト |
生年月日 | 1982年5月7日(42歳) |
身長 体重 |
194 cm 120 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 一塁手 |
プロ入り | 1999年 アマチュアFA |
初出場 |
NPB / 2009年4月3日 MLB / 2012年9月4日 KBO / 2014年4月10日 |
最終出場 |
NPB / 2009年6月8日 KBO / 2014年10月12日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | ベネズエラ |
プレミア12 | 2015年 |
この表について
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ルイス・アントニオ・ヒメネス・カマカーロ(Luis Antonio Jiménez Camacaro, 1982年5月7日 - )は、ベネズエラ出身のプロ野球選手(内野手)。現在はフリーエージェント(FA)。
経歴
[編集]マイナー時代
[編集]1999年にオークランド・アスレチックスと契約。
その後、ボルチモア・オリオールズ、ロサンゼルス・ドジャース傘下のマイナーリーグチームでプレーする。
2006年2月1日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ。この年はAA級ポートランド・シードッグスでプレー。オフの12月20日にマイナー契約で再契約した。
2007年はスプリング・トレーニングに招待選手として参加する。同年はボルチモア・オリオールズ傘下のAA級ボウイ・ベイソックスでプレー。オフの11月27日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ。
2008年はAA級ハリスバーグ・セネターズでプレー。マイナーリーグ通算100本塁打を記録した。シーズン終了後にFAとなった。
日本ハム時代
[編集]2009年に日本プロ野球(NPB)の北海道日本ハムファイターズの春季キャンプにテスト生として参加し、2月16日に契約を結んだ。開幕から一軍登録され、4月3日の東北楽天ゴールデンイーグルスとの開幕戦に「6番・一塁手」でスタメン出場した。その後は主に相手チームの先発投手が右投手の際に、一塁手として試合に出場した。しかし、5月以降は2割を下回る程の打撃不振に陥り6月9日に登録抹消された。その後は一軍に上がれないまま7月27日に戦力外通告を受け、シーズン途中で退団した。最終成績は39試合で打率.231、5本塁打、14打点だった。チーム統轄本部長の島田利正は戦力外の理由として、成績不振に加えて練習態度などにも問題があったためだとした[1]。
マリナーズ時代
[編集]2011年1月7日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結び[2]、AAA級タコマ・レイニアーズでプレー。
2012年は開幕からAAA級タコマでプレーし、125試合の出場で打率.312、20本塁打、OPS.911の好成績を残し、9月4日の対ボストン・レッドソックス戦(セーフコ・フィールド)でメジャーデビュー。9月7日の対オークランド・アスレチックス戦でメジャー初安打を放つ。
マリナーズ退団後
[編集]2012年12月11日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。
2013年はAAA級バッファロー・バイソンズでプレーした。オフの12月11日に韓国プロ野球(KBO)のロッテ・ジャイアンツと契約した。
2014年はひざなどの故障もあり80試合の出場にとどまり、同年限りでロッテを退団した。オフはベネズエラのウィンターリーグでプレー。
2015年7月6日にメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズと契約。オフには、第1回WBSCプレミア12のベネズエラ代表に選出された[3]。チームが勝利したアメリカ、ドミニカ戦ではいずれも決勝打を放ち、打率.389、1本塁打、8打点をマークした。
2017年4月2日にレッドデビルズを解雇となる。
2018年5月3日にメキシカンリーグのオアハカ・ウォーリアーズと契約。22試合に出場し、打率.316、5本塁打、15打点の成績を残したが、シーズン途中で解雇された。
その後は所属球団なく、母国ベネズエラのウィンターリーグでのみプレーしている。
プレースタイル・人物
[編集]長打力と、巨体を揺らしながらの全力疾走が持ち味。体重120kgは日本球界在籍時、最重量だった。
2009年シーズン開幕前、札幌テレビ放送の『どさんこワイド180』にターメル・スレッジと共演した際、出された寿司に苦手のワサビが入っており悶絶。愛嬌のあるキャラクターとして認知されるようになった。
ダボダボのズボンや気温の低い試合での大袈裟なネックウォーマー、デーゲームでの派手なサングラス、カイロを手で持ちながら守備に就くなどの姿が話題になった。 毎日のようにマクドナルドに行き、てりやきマックバーガーをよく食べる。ついたあだ名は「マックの怪人」。
日本ハム主催の試合中に、エキサイトシートの子供に対しボールを投げてプレゼントしようとしたところ、スーツを着た会社員風男性が横取りをしたのを見て怒り、ボールを取り損ねた子供に対し「NEXT!」(次な!)と言って実際に次のイニングの際にボールを持ってその子供に手渡し、観客から拍手を浴びた。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2009 | 日本ハム | 39 | 127 | 121 | 13 | 28 | 5 | 0 | 5 | 48 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 1 | 35 | 4 | .231 | .268 | .397 | .664 |
2012 | SEA | 7 | 18 | 17 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | .059 | .111 | .059 | .170 |
NPB:1年 | 39 | 127 | 121 | 13 | 28 | 5 | 0 | 5 | 48 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 1 | 35 | 4 | .231 | .268 | .397 | .664 | |
MLB:1年 | 7 | 18 | 17 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | .059 | .111 | .059 | .170 |
- 2018年度シーズン終了時
記録
[編集]- NPB
- 初出場・初先発出場:2009年4月3日、対東北楽天ゴールデンイーグルス1回戦(札幌ドーム)、6番・一塁手として先発出場
- 初安打・初本塁打・初打点:2009年4月4日、対東北楽天ゴールデンイーグルス2回戦(札幌ドーム)、4回裏にマーカス・グウィンから右中間へソロ
- MLB
- 初出場:2012年9月4日、対ボストン・レッドソックス7回戦(セーフコ・フィールド)、9回裏にブレンダン・ライアンの代打として出場、アンドリュー・ベイリーの前に左飛
- 初先発出場:2012年9月7日、対オークランド・アスレチックス14回戦(セーフコ・フィールド)、8番・指名打者として先発出場
- 初安打:同上、4回裏にA・J・グリフィンから中前安打
背番号
[編集]- 14 (2009年)
- 39 (2012年)
- 53 (2014年)
- 45 (2015年 - )
代表歴
[編集]脚注
[編集]- ^ “日本ハム、ヒメネスに戦力外通告”. 日刊スポーツ (2009年7月28日). 2009年7月30日閲覧。
- ^ Luis Jimenez signs a Minor League deal with the Mariners PRO Rumors[リンク切れ]
- ^ Venezuela reveals Final Roster for #Premier12[リンク切れ] Mister Baseball (2015年10月14日) 2015年10月25日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Luis Jimenez stats MiLB.com
- 個人年度別成績 L.ヒメネス - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 KBO