リチャード・チュウ
表示
リチャード・チュウ Richard Chew | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本名 | Richard Franklin Chew | ||||||||||||
生年月日 | 1940年6月28日(84歳) | ||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス | ||||||||||||
活動期間 | 1967年 - 活動中 | ||||||||||||
配偶者 | Liv Torgerson | ||||||||||||
|
リチャード・フランクリン・チュウ(Richard Franklin Chew, 1940年6月28日 - )は、アメリカ合衆国の編集技師である。『スター・ウォーズ』(1977年)でアカデミー編集賞を受賞した[1]。
生い立ちとキャリア
[編集]中国系移民の両親のもとでロサンゼルスで生まれる。カリフォルニア大学ロサンゼルス校で哲学を学んで卒業し、その後ハーバード・ロー・スクールに通っていた頃に1960年代の自主映画に触発され、学校を辞めて映画界へ入った[2]。
1974年のフランシス・フォード・コッポラ監督の『カンバセーション…盗聴…』で初めてフィーチャー映画の編集を務め、これで英国アカデミー賞編集賞を受賞する。1975年の『カッコーの巣の上で』でも同賞を受賞し、さらにアカデミー編集賞にもノミネートされる[3]。1977年のジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ』でポール・ハーシュ、マーシア・ルーカスと共にアカデミー編集賞を受賞する[1]。
主なフィルモグラフィ
[編集]年 | 作品 | 備考 |
---|---|---|
1967 | The Redwoods | 短編ドキュメンタリー |
1974 | カンバセーション…盗聴… The Conversation |
受賞 - 英国アカデミー賞 編集賞 |
1975 | カッコーの巣の上で One Flew Over The Cuckoo's Nest |
受賞 - 英国アカデミー賞 編集賞 ノミネート - アカデミー編集賞 ノミネート - アメリカ映画編集者協会長編映画編集賞 |
1977 | スター・ウォーズ Star Wars |
受賞 - アカデミー編集賞 受賞 - サターン賞編集賞 ノミネート - 英国アカデミー賞 編集賞 ノミネート - アメリカ映画編集者協会長編映画編集賞 |
1978 | ゴーイング・サウス Goin' South |
|
1979 | When You Comin' Back, Red Ryder? | |
1982 | My Favorite Year | |
1983 | 卒業白書 Risky Business |
|
1985 | クリエイター Creator |
|
天才アカデミー Real Genius |
||
1986 | エメラルド・レジェンド/少年とイルカの愛の伝説 Where the River Runs Black |
|
1987 | ナーズの復讐II/ナーズ・イン・パラダイス Revenge of the Nerds II: Nerds in Paradise |
|
1988 | 偽りのヘブン Clean and Sober |
|
1990 | メン・ドント・リーブ Men Don't Leave |
|
1992 | シングルス Singles |
|
1993 | Mi Vida Loca | |
マイ・ライフ My Life |
||
1995 | ため息つかせて Waiting to Exhale |
|
1996 | すべてをあなたに That Thing You Do! |
|
1998 | 微笑みをもう一度 Hope Floats |
|
2000 | シャンハイ・ヌーン Shanghai Noon |
ノミネート - アメリカ映画編集者協会長編映画編集賞(コメディ・ミュージカル部門) |
2001 | アイ・アム・サム I Am Sam |
|
2004 | ホワイト・プリンセス First Daughter |
|
2005 | ニュー・ワールド The New World |
|
2006 | ボビー Bobby |
|
2010 | ランナウェイズ The Runaways |
|
2010 | 星の旅人たち The Way |
|
2018 | パブリック 図書館の奇跡 The Public |
|
TBA | Bolden! |
参考文献
[編集]- ^ a b “The 50th Academy Awards (1978) Nominees and Winners”. 映画芸術科学アカデミー. 2013年3月18日閲覧。
- ^ Kunkes, Michael. “Cutting with a Conscience: Richard Chew is an Ambassador for the Under-represented”. Editors Guild Magazine. 29 July 2012閲覧。
- ^ “The 48th Academy Awards (1976) Nominees and Winners”. 映画芸術科学アカデミー. 2013年3月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- リチャード・チュウ - allcinema
- Richard Chew - IMDb
- Richard Chew - オールムービー
- Kunkes, Michael (November-December 2006). “Cutting with a Conscience: Richard Chew is an Ambassador for the Under-represented”. Editors Guild Magazine 27 (6) .