ヤンゴン環状線
表示
ヤンゴン環状線 Yangon Circular Railway ရန်ကုန် မြို့ပတ် ရထား | |
---|---|
基本情報 | |
国 | ミャンマー |
所在地 | ヤンゴン |
駅数 | 39駅 |
開業 | 1954年 |
運営者 | ミャンマー国鉄 |
路線諸元 | |
路線距離 | 45.9 km |
軌間 | 1,000 mm |
線路数 | 複線 |
電化方式 | 非電化 |
経路図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
ヤンゴン環状線(ヤンゴンかんじょうせん、英語: Yangon Circular Railway、ビルマ語: ရန်ကုန် မြို့ပတ် ရထား )とは、ヤンゴン市内を走る全長45.9kmの環状線である。
歴史
[編集]ヤンゴン環状線はイギリス統治下のビルマにおいて1877年にヤンゴンとダニンゴン間で運行を開始し、独立後の1954年に現在の環状線となった[1]。
改修工事
[編集]2019年、日本の円借款により改修工事が開始。信号設備の改修、新型車両の導入により速度を2倍、乗客数を3.5倍にする計画[2]。
概要
[編集]ミャンマー環状線の駅は39駅あり、全区間を走行し環状運転するものと、インセイン郡区〜Payat Seiko Gon・ミンガラドン郡区間を区間運行するものがある。2013年10月4日より、RBEによる冷房付き特別列車(エアコンヤター・アトゥーヤター)が運行されている。1周の所要時間は約3時間[3]。
2013年10月に急行列車として導入が公表されたのは、西日本旅客鉄道(JR西日本)から譲渡された中古気動車キハ181系。総座席数は332席で、1日8本運行する。運賃はミャンマー人が約40円(400チャット)で、外国人は2ドルと設定されている[4]。なお、ヤンゴン〜チャイトー市を結ぶ急行列車にもJR西日本がミャンマー鉄道運輸省に譲渡したキハ181系が使用されている。この区間の外国人の乗車料金は10ドルで、バゴー市(Pago)・ワォー市(wall)・テインザエッ市(Theinzayat)に停車しながら、ヤンゴン市〜チャイトー市間を約4時間35分で結ぶ[5]。
-
ヤンゴン環状線路線図
-
列車内にあるヤンゴン環状線路線図
-
ヤンゴン環状線時刻表
脚注
[編集]- ^ “ミャンマーの山手線は山陰本線だった”. JICA. 2015年11月17日閲覧。
- ^ “ミャンマーの鉄道、日本が改修に協力”. 朝日新聞 (2019年5月19日). 2019年5月28日閲覧。
- ^ “ミャンマー国鉄ヤンゴン環状線”. アジアの地下鉄・都市鉄道. 2015年11月17日閲覧。
- ^ “ミャンマー鉄道省、ヤンゴン市環状線に日本の中古列車 JR西が譲渡”. ミャンマー新聞. 2015年11月17日閲覧。
- ^ “ミャンマー鉄道省、ヤンゴン〜チャイトー線運行開始 JR西が中古列車譲渡”. ミャンマー新聞. 2015年11月17日閲覧。