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メイソン・ウィリアムズ (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メイソン・ウィリアムズ
Mason Williams
ニューヨーク・メッツ (マイナー)
シンシナティ・レッズ時代
(2018年8月11日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ロードアイランド州ポータケット
生年月日 (1991-08-21) 1991年8月21日(33歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2010年 MLBドラフト4巡目
初出場 2015年6月12日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

メイソン・ウィリアムズMason Williams, 1991年8月21日 - )は、アメリカ合衆国ロードアイランド州ポータケット出身のプロ野球選手外野手)。右投左打。MLBニューヨーク・メッツ傘下所属。

経歴

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プロ入り前

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1991年8月21日にアメリカ合衆国ロードアイランド州ポータケットで生まれる。

中学入学後からはフロリダ州オレンジ郡ウィンターガーデン英語版で育った。

中学卒業後は、西オレンジ高等学校英語版へ進学する。

プロ入りとヤンキース時代

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ニューヨーク・ヤンキース時代
(2015年6月12日)

2010年MLBドラフトニューヨーク・ヤンキースから4巡目(全体145位)指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプロデビューし、5試合に出場した。

2011年はA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプレーし、68試合に出場して打率.349、3本塁打、31打点、28盗塁を記録した。オフにベースボール・アメリカによるA-級のオールスターチームに外野手として選出された[1]

2012年はA級チャールストン・リバードッグスでプレーし、69試合に出場して打率.304、8本塁打、28打点、19盗塁を記録した。7月3日にA+級タンパ・ヤンキースへ昇格。22試合に出場して打率.277、3本塁打、7打点、1盗塁を記録した。

2013年はA+級タンパでプレーし、100試合に出場して打率.261、3本塁打、24打点、15盗塁を記録した。8月15日にAA級トレントン・サンダーへ昇格。17試合に出場して打率.153、1本塁打、4打点を記録した。

2014年はAA級トレントンでプレーし、128試合に出場しで打率.223、5本塁打、40打点、21盗塁を記録した。オフの11月20日にヤンキースとメジャー契約を結び[2]40人枠入りを果たした。

2015年6月11日にメジャー初昇格を果たし[3]、デビュー戦となった翌12日のボルチモア・オリオールズ戦では「9番・中堅手」で先発起用され、4回表にウバルド・ヒメネスからメジャー初安打となる本塁打を記録した[4]。その後は出場機会がなく、8試合の出場でシーズンを終えた。打率は.286で、出場した全8試合で中堅を守った。

2016年は、引き続き外野ユーティリティとして12試合に出場した。出場試合数と同数の12三振を喫したが、打率は.296に、出塁率は.321に上昇するなど、打撃面で成長の跡を示した。守備では、前年とは打って変わって右翼手を守る機会が増え、7試合守った。中堅と左翼手では、それぞれ2試合で守った。

2017年11月6日に40人枠外となり、同日中にFAとなった[5]

レッズ時代

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2017年11月17日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、2018年スプリングトレーニングには招待選手として参加する[6]

2018年は開幕から傘下のAAA級ルイビル・バッツでプレーし、7月26日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[7]。この年は51試合に出場して打率.293、2本塁打、6打点、1盗塁を記録した。オフの11月2日にFAとなった後、12月17日にマイナー契約で再契約したが、2019年3月19日に自由契約となった[5]

オリオールズ時代

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2019年3月28日にオリオールズとマイナー契約を結んだ。シーズンでは開幕から傘下のAAA級ノーフォーク・タイズでプレーし、121試合に出場して打率.308、18本塁打、67打点、4盗塁を記録した。9月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8]。レギュラーシーズン終了後の10月30日にマイナー契約でAAA級ノーフォークへ配属され[9]、翌31日にFAとなった。11月22日にマイナー契約で再契約した。

2020年8月22日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[10]。9月1日にDFAとなり[11]、4日にマイナー契約となった。9月5日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[12]。9月11日に再びDFAとなり[13]、14日にマイナー契約となった[14]。9月20日に自由契約となった[15]

メッツ時代

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2021年4月15日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ。5月31日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[16]。6月20日にDFAとなり[17]、24日に傘下のAAA級シラキュース・メッツへ配属された[5]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2015 NYY 8 22 21 3 6 3 0 1 12 3 0 0 0 0 1 0 0 3 0 .286 .318 .571 .890
2016 12 29 27 4 8 1 0 0 9 2 0 0 1 0 1 0 0 12 0 .296 .321 .333 .655
2017 5 17 16 3 4 0 0 0 4 1 2 0 0 0 1 0 0 2 0 .250 .294 .250 .544
2018 CIN 51 132 123 10 36 5 1 2 49 6 1 2 2 0 7 1 0 29 5 .293 .331 .398 .729
2019 BAL 11 34 30 4 8 1 0 0 9 2 1 0 0 1 3 0 0 6 0 .267 .324 .300 .624
2020 10 18 18 0 2 0 1 0 4 0 0 1 0 0 0 0 0 9 0 .111 .111 .222 .333
2021 NYM 17 37 33 3 7 1 0 1 11 1 0 1 0 0 4 1 0 9 1 .212 .297 .333 .631
MLB:7年 114 289 268 27 71 11 2 4 98 15 4 4 3 1 17 2 0 70 6 .265 .308 .366 .673
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績

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左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2015 NYY - 8 13 0 0 0 1.000 -
2016 2 5 0 0 0 1.000 2 3 0 0 0 1.000 7 10 0 0 0 1.000
2017 - 5 7 0 0 0 1.000 1 0 0 0 0 ----
2018 CIN 6 4 0 0 0 1.000 10 16 0 0 0 1.000 27 31 0 0 0 1.000
2019 BAL 2 2 0 0 0 1.000 7 11 1 1 0 .923 1 1 0 0 0 1.000
MLB 10 11 0 0 0 1.000 32 50 1 1 0 .981 36 42 0 0 0 1.000
  • 2019年度シーズン終了時

背番号

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  • 63(2015年)
  • 66(2016年)
  • 41(2017年)
  • 46(2018年)
  • 40(2019年)
  • 38(2020年)
  • 70(2021年)

脚注

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  1. ^ 2011 Classification All-Star Teams”. Baseball America (September 16, 2011). December 13, 2014閲覧。
  2. ^ Yankees Add Four Players to Major League Roster, Sell Rights of INF Zelous Wheeler to Rakuten Golden Eagles”. MLB.com Yankees Press Release (November 21, 2014). December 13, 2014閲覧。
  3. ^ Mason Williams gets Yankees call-up after years of bust fears”. New York Post (June 11, 2015). June 15, 2015閲覧。
  4. ^ Kuty, Brendan (June 12, 2015). “WATCH: Yankees' Mason Williams homers for 1st career hit”. NJ.com. June 15, 2015閲覧。
  5. ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2021年6月25日閲覧。
  6. ^ Reds sign two outfielders to Minors deals MLB.com (英語) (2017年11月17日) 2017年12月30日閲覧
  7. ^ Mark Sheldon (2018年7月26日). “Winker needs season-ending shoulder surgery” (英語). MLB.com. 2018年7月29日閲覧。
  8. ^ Dawn Klemish (2019年9月3日). “OF M. Williams leads latest group of call-ups” (英語). MLB.com. 2019年9月4日閲覧。
  9. ^ Joe Trezza (2019年10月30日). “INF Valaika claimed as O's start roster shuffle” (英語). MLB.com. 2019年11月2日閲覧。
  10. ^ George Miller (2020年8月22日). “Orioles Designate Dwight Smith Jr., Select Mason Williams” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月23日閲覧。
  11. ^ Mark Polishuk (2020年9月1日). “Orioles Select Dilson Herrera’s Contract, Designate Mason Williams” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月5日閲覧。
  12. ^ George Miller (2020年9月5日). “Anthony Santander Has Strained Oblique, Could Miss Remainder Of Season” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月6日閲覧。
  13. ^ Orioles Designate Mason Williams For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月12日閲覧。
  14. ^ Orioles Announce Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月15日閲覧。
  15. ^ Orioles Outright Asher Wojciechowski, Release Mason Williams” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月21日閲覧。
  16. ^ Connor Byrne (2021年5月31日). “Mets Make Several Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年6月1日閲覧。
  17. ^ Mark Polishuk (2021年6月20日). “Mets Select Jerad Eickhoff, Designate Mason Williams” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年6月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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