ホルヘ・デラロサ

ホルヘ・デラロサ
*Jorge De La Rosa*
	コロラド・ロッキーズ時代; (2008年8月8日)
基本情報
国籍	メキシコ
出身地	ヌエボ・レオン州モンテレイ
生年月日	1981年4月5日（43歳）
身長; 体重	6' 1" ＝約185.4 cm; 220 lb ＝約99.8 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	投手
プロ入り	1998年アマチュアFA
初出場	2004年8月14日
最終出場	2018年9月30日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	モンテレイ・サルタンズ (2000); ミルウォーキー・ブルワーズ (2004 - 2006); カンザスシティ・ロイヤルズ (2006 - 2007); コロラド・ロッキーズ (2008 - 2016); アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2017 - 2018); シカゴ・カブス (2018);
国際大会
代表チーム	メキシコ
WBC	2006年
	この表について

この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。

ホルヘ・デラローサ

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓（父方の姓）はデラロサ、第二姓（母方の姓）はゴンザレスです。

ホルヘ・アルベルト・デラロサ・ゴンザレス（Jorge Alberto de la Rosa Gonzalez, 1981年 4月5日 - ）は、メキシコ合衆国ヌエボ・レオン州モンテレイ出身の元プロ野球選手（投手）。左投左打。

愛称はジョージ（George）^[1]。

経歴

プロ入りとマイナー時代

1998年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約してプロ入り。

その間、メキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズを経由してボストン・レッドソックス傘下でのプレーの後、2003年11月28日にカート・シリングとのトレードで、ブランドン・ライオン、ケイシー・フォッサム、マイク・ゴスと共にダイヤモンドバックスへ復帰。

ブルワーズ時代

2003年12月1日にリッチー・セクソン、シェーン・ナンス（英語版）、ヌーキー・バーナーとのトレードで、クレイグ・カウンセル、チャド・モーラー（英語版）、ライル・オーバーベイ、クリス・カプアーノ、ジュニア・スパイビーと共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した^[2]。

2004年8月14日のフロリダ・マーリンズ戦でメジャーデビュー。

2006年開幕前の3月に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシックWBCのメキシコ代表に選出された^[3]。

ロイヤルズ時代

2006年6月25日にトニー・グラファニーノとのトレードで、カンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した。

ロッキーズ時代

2008年4月30日にラモン・ラミレスのトレードによる後日発表選手としてコロラド・ロッキーズへ移籍した。

2009年には16勝を記録した。

2010年オフに2年2150万ドル、3年目は選手側に選択権がある1100万ドルのオプションで契約を更新した。

2011年は5月末に肘を痛め、トミー・ジョン手術を受けてシーズン終了となった。

2012年は後半戦に復帰したが、3試合の登板に終わった。同オフに選手オプションを行使し、2013年の残留が決まり、さらに球団側に選択権のある1100万ドルの4年目の契約を盛り込んだ。

2013年オフに球団側オプションが行使され、残留が決まった。

2014年9月3日、ここまでチームの勝ち頭の13勝、1602⁄3投球回、防御率4.26などの活躍をしていたため、2016年までとなる2年2500万ドルで契約を延長した。

2015年は26試合に先発登板して9勝7敗、防御率4.17、134奪三振を記録した。

2016年は27試合（先発24試合）に登板して8勝9敗、防御率5.51、108奪三振を記録した。オフの11月3日にFAとなった^[4]。

ダイヤモンドバックス時代

2017年2月19日にダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった^[4]^[5]。開幕前の2月8日に第4回WBCのメキシコ代表に選出された^[6]が、3月2日に辞退した^[7]。3月28日にメジャー契約を結んで40人枠入りした^[8]。この年は2005年以来12年ぶりにリリーフに専念して65試合に登板したが、3勝1敗、防御率4.21と今ひとつの成績に終わった。オフの11月2日にFAとなった。

2018年2月16日にダイヤモンドバックスとマイナー契約で合意し^[9]、スプリングトレーニングに招待選手として参加した。3月25日にメジャー契約を結んで40人枠入りした^[4]。シーズンでは開幕から42試合に登板していたが、7月31日にジェイク・ディークマンとブラッド・ジーグラーの加入に伴ってDFAとなり^[10]、8月4日に自由契約となった^[4]。

カブス時代

2018年8月10日にシカゴ・カブスと契約を結んだ^[11]。オフの10月29日にFAとなった^[4]。

ロッキーズ傘下時代

2019年4月5日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結んだが^[12]、腹斜筋の怪我のため一度も登板することなく、6月14日に自由契約となった^[13]。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2004	MIL	5	5	0	0	3	0	0	.000	113	22.2	29	1	14	0	1	5	3	0	20	16	6.35	1.90
2005		38	0	0	2	2	0	5	.500	208	42.1	48	1	38	4	0	42	6	0	23	21	4.46	2.03
2006		18	3	0	2	2	0	1	.500	146	30.1	32	4	22	1	1	31	4	0	30	29	8.60	1.78
2006	KC	10	10	0	3	4	0	0	.429	221	48.2	49	10	32	0	1	36	2	1	29	28	5.18	1.66
'06計		28	13	0	5	6	0	1	.455	367	79.0	81	14	54	1	2	67	6	1	59	57	6.49	1.71
2007		26	23	0	8	12	0	0	.400	589	130.0	160	20	53	6	3	82	4	1	88	84	5.82	1.64
2008	COL	28	23	0	10	8	0	0	.556	571	130.0	128	13	62	3	7	128	14	1	77	71	4.92	1.46
2009		33	32	0	16	9	0	0	.640	799	185.0	172	20	83	3	9	193	12	1	95	90	4.38	1.38
2010		20	20	0	8	7	0	0	.533	512	121.2	105	15	55	4	5	113	9	1	62	57	4.22	1.32
2011		10	10	1	5	2	0	0	.714	245	59.0	48	4	22	0	2	52	6	1	25	23	3.51	1.19
2012		3	3	0	0	2	0	0	.000	53	10.2	17	5	2	0	0	6	2	0	14	11	9.28	1.78
2013		30	30	0	16	6	0	0	.727	714	167.2	170	11	62	5	5	112	5	0	70	65	3.49	1.38
2014		32	32	0	14	11	0	0	.560	768	184.1	161	21	67	2	9	139	9	0	90	84	4.10	1.24
2015		26	26	1	9	7	0	0	.563	635	149.0	137	17	65	3	3	134	6	2	73	69	4.17	1.36
2016		27	24	0	8	9	0	0	.471	614	134.0	157	23	63	3	8	108	7	1	93	82	5.51	1.64
2017	ARI	65	0	0	3	1	0	17	.750	219	51.1	46	7	21	4	3	45	5	0	24	24	4.21	1.31
2018	ARI	42	0	0	0	2	0	6	.000	158	35.0	37	6	19	3	1	27	2	2	19	18	4.63	1.60
2018	CHC	17	0	0	0	0	1	3	----	85	21.0	14	0	8	1	0	20	0	0	6	3	1.29	1.05
'18計	CHC	59	0	0	0	2	1	9	.000	243	56.0	51	6	27	4	1	47	2	2	25	21	3.38	1.39
MLB：15年		430	241	2	104	87	1	32	.545	6650	1522.2	1510	178	688	42	58	1273	96	11	838	775	4.58	1.44

背番号

47（2004年 - 2005年）
36（2006年 - 2007年）
29（2008年 - 2018年）

代表歴

2006 ワールド・ベースボール・クラシック・メキシコ代表

脚注

^ “D-backs Players Weekend nicknames explained” (英語). MLB.com (2017年8月24日). 2017年9月20日閲覧。
^ "Brewers make nine-player trade with Arizona" (Press release) (英語). MLB.com (Milwaukee Brewers). 1 December 2003. 2017年2月2日閲覧。
^ 2006 Tournament Roster^{[リンク切れ]} WBC.com （英語） 2015年10月6日閲覧
^ ^a ^b ^c ^d ^e MLB公式プロフィール参照。2021年9月5日閲覧。
^ Jesse Sanchez (2017年2月19日). “D-backs add De La Rosa on Minor League deal” (英語). MLB.com. 2018年3月26日閲覧。
^ “A-Gon, Davis lead Mexico's WBC '17 roster” (英語). MLB.com (2017年2月8日). 2018年3月26日閲覧。
^ [1] Team Mexico Baseball (@teammexicobaseball) - Instagram (2017年3月2日) 2017年9月20日閲覧
^ Steve Gilbert (2017年3月28日). “Roster taking shape after D-backs' moves”. MLB.com. 2018年3月26日閲覧。
^ Steve Gilbert (2018年2月16日). “D-backs agree to Minors deal with De La Rosa”. MLB.com. 2018年3月26日閲覧。
^ Steve Gilbert (2018年7月31日). “D-backs reacquire Ziegler, land Diekman” (英語). MLB.com. 2018年8月6日閲覧。
^ Matthew Martell (2018年8月10日). “Cubs sign De La Rosa; Darvish to 60-day DL” (英語). MLB.com. 2018年8月11日閲覧。
^ “Rockies Sign Jorge De La Rosa”. MLB Trade Rumors (2019年4月5日). 2021年9月5日閲覧。
^ “Rockies Release Jorge De La Rosa”. MLB Trade Rumors (2019年6月14日). 2021年9月5日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Jorge De La Rosa stats MiLB.com （英語）

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[1] “D-backs Players Weekend nicknames explained” (英語). MLB.com (2017年8月24日). 2017年9月20日閲覧。

[2] "Brewers make nine-player trade with Arizona" (Press release) (英語). MLB.com (Milwaukee Brewers). 1 December 2003. 2017年2月2日閲覧。

[3] 2006 Tournament Roster^{[リンク切れ]} WBC.com （英語） 2015年10月6日閲覧

[MLBstats-4] MLB公式プロフィール参照。2021年9月5日閲覧。

[5] Jesse Sanchez (2017年2月19日). “D-backs add De La Rosa on Minor League deal” (英語). MLB.com. 2018年3月26日閲覧。

[6] “A-Gon, Davis lead Mexico's WBC '17 roster” (英語). MLB.com (2017年2月8日). 2018年3月26日閲覧。

[7] [1] Team Mexico Baseball (@teammexicobaseball) - Instagram (2017年3月2日) 2017年9月20日閲覧

[8] Steve Gilbert (2017年3月28日). “Roster taking shape after D-backs' moves”. MLB.com. 2018年3月26日閲覧。

[9] Steve Gilbert (2018年2月16日). “D-backs agree to Minors deal with De La Rosa”. MLB.com. 2018年3月26日閲覧。

[10] Steve Gilbert (2018年7月31日). “D-backs reacquire Ziegler, land Diekman” (英語). MLB.com. 2018年8月6日閲覧。

[11] Matthew Martell (2018年8月10日). “Cubs sign De La Rosa; Darvish to 60-day DL” (英語). MLB.com. 2018年8月11日閲覧。

[12] “Rockies Sign Jorge De La Rosa”. MLB Trade Rumors (2019年4月5日). 2021年9月5日閲覧。

[13] “Rockies Release Jorge De La Rosa”. MLB Trade Rumors (2019年6月14日). 2021年9月5日閲覧。

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表話編歴コロラド・ロッキーズ開幕投手
1990年代	93 デビッド・ニード 94 アーマンド・レイノソ 95 ビル・スウィフト 96 ケビン・リッツ 97 ケビン・リッツ 98 ダリル・カイル 99 ダリル・カイル
2000年代	00 ペドロ・アスタシオ 01 マイク・ハンプトン 02 マイク・ハンプトン 03 ジェイソン・ジェニングス 04 ショーン・エステス 05 ジョー・ケネディ 06 ジェイソン・ジェニングス 07 アーロン・クック 08 キップ・ウェルズ 09 アーロン・クック
2010年代	10 ウバルド・ヒメネス 11 ウバルド・ヒメネス 12 ジェレミー・ガスリー 13 ジョーリス・チャシーン 14 ホルヘ・デラロサ 15 カイル・ケンドリック 16 ホルヘ・デラロサ 17 ジョン・グレイ 18 ジョン・グレイ 19 カイル・フリーランド
2020年代	20 ヘルマン・マルケス 21 ヘルマン・マルケス 22 カイル・フリーランド 23 ヘルマン・マルケス 24 カイル・フリーランド

表話編歴野球メキシコ代表 - 2006 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	31 フランシスコ・エストラーダ
コーチ	34 フェルナンド・バレンズエラテディ・ヒゲーラ
投手	13 ロドリゴ・ロペス 21 エステバン・ロアイザ 33 パブロ・オルテガ 45 エルマー・デセンス 46 ロベルト・ラミレズ 47 ホルヘ・デラロサ 48 フランシスコ・カンポス 50 アントニオ・オスーナ 51 デビッド・コルテス 52 デニス・レイエス 54 エドガー・ゴンザレス 56 ルイス・アヤラ 57 オスカー・ビヤレアル 59 オリバー・ペレス 73 リカルド・リンコン
捕手	20 ミゲル・オヘーダ 24 ジェロニモ・ギル 29 アダン・ムニョス
内野手	3 ホルヘ・カントゥ 8 アルフレッド・アメザガ 9 ビニー・カスティーヤ 17 フアン・カストロ 22 ベンジー・ギル 23 エイドリアン・ゴンザレス 26 ルイス・クルーズ 49 エルビエル・デュラーゾ
外野手	7 マリオ・バレンズエラ 18 ルイス・アルフォンソ・ガルシア 28 カリーム・ガルシア 36 ルイス・カルロス・ガルシア

経歴