パーソナル・ショッパー
パーソナル・ショッパー | |
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Personal Shopper | |
監督 | オリヴィエ・アサヤス |
脚本 | オリヴィエ・アサヤス |
製作 | シャルル・ジリベール |
製作総指揮 | ジュヌヴィエーヴ・ルマル |
出演者 |
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撮影 | ヨリック・ル・ソー |
編集 | マリオン・モニエ |
製作会社 |
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配給 |
レ・フィルム・デュ・ローザンジュ 東北新社 |
公開 |
2016年5月17日 (CIFF) 2016年12月14日 2017年5月12日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | フランス |
言語 | 英語 |
興行収入 | $1.5 million[1] |
『パーソナル・ショッパー』(Personal Shopper)は、オリヴィエ・アサヤス監督・脚本、クリステン・スチュワート主演による2016年のフランスのサイコスリラー映画である。
第69回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門でパルム・ドールを争った末[2][3]、アサヤスは『エリザのために』のクリスティアン・ムンジウとタイで監督賞を獲得した[4]。
ストーリー
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替(2017年9月30日に「スター・チャンネル3」にて放送[5]。DVD未収録)
- モウリーン・カートライト - クリステン・スチュワート(木下紗華)
- インゴ - ラース・アイディンガー(大川透)
- ララ - シグリッド・ブアジズ(本田貴子)
- アーウィン - アンデルシュ・ダニエルセン・リー(花輪英司)
- ゲイリー - タイ・オルウィン
- 警官 - アムー・グライア
- キーラ - ノラ・フォン・ヴァルトシュテッテン(魏涼子)
- ヴィクトル・ユーゴー - バンジャマン・ビオレ
- カッサンドル - オードリー・ボネ
- ジェローム - パスカル・ランベール(菊池康弘)
製作
[編集]2015年5月、オリヴィエ・アサヤスがクリステン・スチュワート出演作で脚本・監督を務めることが発表された。アサヤスとスチュワートは『アクトレス〜女たちの舞台〜』でもコラボレーションしていた。プロデューサーはシャルル・ジリベールが務めた[6]。2015年10月、シグリッド・ブアジズ、ラース・アイディンガー、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ノラ・フォン・ヴァルトシュテッテンの出演が報じられた[7]。2015年11月、タイ・オルウィンもキャストに加わったことが発表された[8]。
撮影
[編集]公開
[編集]ワールド・プレミアは2016年5月17日にカンヌ国際映画祭のコンペティション部門で行われた[2][3]。フランスではレ・フィルム・デュ・ローザンジュ、北アメリカではIFCフィルムズが配給権を獲得した[9]。また国際配給権はユニバーサル・ピクチャーズが獲得した[10]。他にトロント国際映画祭[11]やニューヨーク映画祭でも上映された[12]。
フランスでは2016年12月14日[13]、アメリカ合衆国では2017年3月10日に一般公開された[14]。
評価
[編集]Rotten Tomatoesでは172件のレビューで支持率は79%、平均点は7.1/10となった[15]。Metacriticでは28件のレビューで加重平均値は78/100とされた[16]。カンヌ国際映画祭の最初のスクリーニングではブーイングを受けたが[17][18]、公式プレミアの際は4分半に及ぶスタンディングオベーションで賞賛された[19][20]。
受賞とノミネート
[編集]映画祭・賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
---|---|---|---|
カンヌ国際映画祭[4] | パルム・ドール | オリヴィエ・アサヤス | ノミネート |
監督賞 | 受賞 | ||
オアハカ映画祭[21] | 女優賞 | クリステン・スチュワート | 受賞 |
参考文献
[編集]- ^ “Personal Shopper”. Box Office Mojo. 2 April 2017閲覧。
- ^ a b “2016 Cannes Film Festival Announces Lineup”. IndieWire. 14 April 2016閲覧。
- ^ a b “Cannes 2016: Film Festival Unveils Official Selection Lineup”. Variety. 14 April 2016閲覧。
- ^ a b “Cannes Film Festival Winners: Palme d'Or To Ken Loach's 'I, Daniel Blake'”. Deadline. 22 May 2016閲覧。
- ^ “パーソナル・ショッパー”. 2017年8月1日閲覧。
- ^ Keslassy, Elsa (15 May 2015). “Cannes: Kristen Stewart to Star in Ghost Story ‘Personal Shopper’ for Olivier Assayas (EXCLUSIVE)”. Variety. 21 April 2016閲覧。
- ^ a b Goodfellow, Melanie (14 October 2015). “Olivier Assayas, Kristen Stewart reunite on set of 'Personal Shopper'”. Screen Daily. 21 April 2016閲覧。
- ^ Ratney, Ruth L (23 November 2015). “Olwin lands first film role in an international feature”. ReelChicago.com. 21 April 2016閲覧。
- ^ Keslassy, Elsa (13 February 2016). “Berlin: Kristen Stewart’s ‘Shopper’ Tops MK2 Sales Deals”. Variety. 21 April 2016閲覧。
- ^ Barraclough, Leo (June 6, 2016). “Universal Picks Up Kristen Stewart’s ‘Personal Shopper’ in Multiple Territories”. Variety. August 5, 2016閲覧。
- ^ “Personal Shopper”. 6 October 2016閲覧。
- ^ “Personal Shopper - NYFF54”. 6 October 2016閲覧。
- ^ “Personal Shopper”. Les Films du Losange. 2 April 2017閲覧。
- ^ Busis, Hillary (29 September 2016). “Kristen Stewart Just Can’t Give Up the Ghost in Personal Shopper”. Vanity Fair. 29 September 2016閲覧。
- ^ “Personal Shopper (2016)”. Rotten Tomatoes. 25 June 2016閲覧。
- ^ “Personal Shopper”. Metacritic. 25 June 2016閲覧。
- ^ Staff, Variety (16 May 2016). “Kristen Stewart’s ‘Personal Shopper’ Booed at Cannes Premiere”. Variety. 21 May 2016閲覧。
- ^ Alexander, Bryan (17 May 2016). “Why was Kristen Stewart's 'Personal Shopper' booed at Cannes?”. USA Today. 21 May 2016閲覧。
- ^ Calvario, Liz (18 May 2016). “Kristen Stewart's 'Personal Shopper' Receives Standing Ovation At Cannes Premiere After Getting Booed”. 21 May 2016閲覧。
- ^ Gardner, Chris (17 May 2016). “Cannes: Kristen Stewart's 'Personal Shopper' Receives 4-Minute-Plus Standing Ovation”. 21 May 2016閲覧。
- ^ “Personal Shopper: Prix de la meilleure actrice à l'Oaxaca Film Festival” (16 October 2016). 14 November 2016閲覧。