コンテンツにスキップ

トレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Taulé


行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) ブルターニュ地域圏
(département) フィニステール県
(arrondissement) モルレー郡フランス語版
小郡 (canton) トレ小郡フランス語版(小郡庁所在地)
INSEEコード 29279
郵便番号 29670
市長任期 アニー・アモン
2014年-2020年)
自治体間連合 (fr) モルレー(fr
人口動態
人口 2 966人
2012年
人口密度 101人/km2
地理
座標 北緯48度36分 西経3度54分 / 北緯48.6度 西経3.9度 / 48.6; -3.9座標: 北緯48度36分 西経3度54分 / 北緯48.6度 西経3.9度 / 48.6; -3.9
標高 平均:m
最低:m
最高:m
面積 29.47km2 (2947ha)
Tauléの位置(フランス内)
Taulé
Taulé
公式サイト http://www.commune-taule.fr/
テンプレートを表示

トレTaulé [tole])は、フランスの北西部に位置するコミューンで、ブルターニュ地域圏フィニステール県に所在する。

地理

[編集]

トレは、カランテック半島の付け根に位置し、西のペンゼ川と東のモルレー川のふたつの河口の間の高台にある。モルレーの7km北西の場所である。

人口

[編集]
1793年 1800年 1851年 1901年 1954年 2006年 2012年
2 495 2 160 3 037 2 711 2 446 2 871 2 966

(参照元:1999年までLdh/EHESS/Cassini[1]、2004年以降INSEE[2]

文化遺産

[編集]
古鐘楼
16世紀初めに建てられた。隣接する教会の建物は残っていないが、発掘により身廊が発見された。17世紀末、鐘楼は監視線の一端となった。ヴォーバンがイギリス軍の襲来に備え、カランテックの守備を固めるために設置したものである。狼煙や銃声による信号が、監視塔を伝って、もう一方の端であるブレストまで届けられた[3]
聖ピエール教会
1902年に建設が始まり、1904年に完成した。エルネスト・ル・ゲラニックフランス語版により設計された、ネオ・ゴシック建築の教会である。
聖エルボ礼拝堂
1526年に建てられたこの礼拝堂は、鐘楼のない長方形の建物である。1629年に小教区に寄与され、ペストで死亡した人々の墓地として使用された。1987年に修復されてから、絵画の展示会が年に数回行われている。

交通

[編集]

1883年にモルレーロスコフを結ぶ鉄道が開通し、トレにも駅があったが、1981年以降、当路線の停車駅はサン=ポル=ド=レオンロスコフのみとなり、トレには停車していない。現在は、フィニステール県会による長距離バス(fr)が停車する。

脚注

[編集]
  1. ^ Des villages de Cassini aux communes d'aujourd'hui sur le site de l'École des hautes études en sciences sociales
  2. ^ Fiches Insee - Populations légales de la commune pour les années 2006, 2012
  3. ^ Les Sites Remarquables Site officiel de la commune de Taulé