チャビー・ジャクソン
チャビー・ジャクソン Chubby Jackson | |
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チャビー・ジャクソン(中央・1947年) | |
基本情報 | |
出生名 | Greig Stewart Jackson |
生誕 | 1918年10月25日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク |
死没 |
2003年10月1日(84歳没) アメリカ合衆国 カリフォルニア州ランチョ・バーナード |
ジャンル | ジャズ |
職業 | ミュージシャン、司会者 |
担当楽器 | ダブルベース |
チャビー・ジャクソン(Chubby Jackson、1918年10月25日 - 2003年10月1日)[1]は、アメリカのジャズ・ダブルベース奏者、バンドリーダー。
略歴
[編集]ニューヨークで生まれたジャクソンは、17歳でクラリネット奏者としてキャリアをスタートさせたが、1930年代半ばですぐにベースへと転向した[2]。
ジャクソンは、ルイ・アームストロング、レイモンド・スコット、ジャン・サヴィット、ヘンリー・ブッセ、チャーリー・バーネット、オスカー・ペティフォード、チャーリー・ヴェンチュラ、ライオネル・ハンプトン、ビル・ハリス、ウディ・ハーマン[1]、ジェリー・マリガン、レニー・トリスターノなどと共演および/またはレコーディングを行った[2]。彼はおそらく、ハーマンのバンドにおける精力的な活動と、大小を問わず自身が率いたバンドのリーダーとして最もよく知られている[2]。
1950年代、ジャクソンはスタジオ・ミュージシャンとしてフリーランスで働き、地元の子供向けテレビ番組の司会を務めた[2]。1959年3月23日から1961年7月14日までニューヨークにおいてWABC TVの7チャンネルで平日の朝に見られた『Chubby Jackson's Little Rascals』[1]、そして1961年7月22日から1961年8月5日までWABC TVの7チャンネルで土曜の午後に放送された『The Chubby Jackson Show』である。ジャクソンは最後に2つの子供向けテレビ番組で司会を務めた。1962年1月1日から1962年1月26日まで平日夜にニューヨークのWOR TVの9チャンネルで放送された『Space Station Nine』、そして、WOR TVの平日午後の『Looney Tunes Show/The Chubby Jackson Show』において短期間ながら、4度目にして最後の司会者を務めた。その最後のシリーズは、1962年1月12日から1962年6月14日まで放送された。
2000年、ジャクソンはビッグ・バンド・アンド・ジャズの殿堂入りを果たした。彼は84歳でカリフォルニア州ランチョ・バーナードにて亡くなった[1]。
ディスコグラフィ
[編集]リーダー・アルバム
[編集]- 『チャビーズ・バック!』 - Chubby's Back! (1957年、Argo)
- Chubby Takes Over (1958年、Everest)
- 『アイム・エンタイトルド・トゥ・ユー』 - I'm Entitled to You!! (1958年、Argo)
- Jazz from Then Till Now (1958年、Everest)
- Chubby Jackson Discovers Maria Marshall (1961年、Crown)
- 『ザ・スモール・ハード』 - The Small Herds (1973年、Mercury) ※1945年-1946年録音 with ビル・ハリス
参加アルバム
[編集]- ルイ・アームストロング : 『永遠のサッチモ』 - Town Hall Concert Plus (1957年、RCA Victor)
- チャーリー・バーネット : Cherokee (1958年、Everest)
- ビル・ハリス : 『ビル・ハリス・ハード』 - Bill Harris Herd (1956年、Norgran)
- ウディ・ハーマン : 『ザ・ハード・ライド・アゲイン』 - The Herd Rides Again (1958年、Everest)
- ウディ・ハーマン : Hey! Heard the Herd? (1963年、Verve)
- ウディ・ハーマン : 『ウディ・ハーマン・リユニオン・アット・カーネギー・ホール』 - The 40th Anniversary Carnegie Hall Concert (1977年、RCA Victor)
- ジャッキー&ロイ : 『ジャッキー&ロイ』 - Jackie And Roy (1957年、Regent)
- マーティ・ナポレオン : Marty Napoleon and His Music (1958年、Stere-o-Craft)
- フリップ・フィリップス : A Melody from the Sky (1975年、Bob Thiele)
- チャーリー・ヴェンチュラ : 『ジャンピング・ウィズ・ヴェンチュラ』 - Jumping with Ventura (1955年、EmArcy)
- チャーリー・ヴェンチュラ : 『イースト・オブ・スエズ』 - East of Suez (1958年、Regent)
- ベン・ウェブスター : Ben and the Boys (1976年、Jazz Archives)
脚注
[編集]- ^ a b c d “Jazz Bassist and Scat Singer Chubby Jackson Dies in Rancho Bernardo”. All About Jazz (October 7, 2003). 2010年9月5日閲覧。
- ^ a b c d Colin Larkin, ed (1992). The Guinness Who's Who of Jazz (First ed.). Guinness Publishing. p. 221/2. ISBN 0-85112-580-8