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スーパージェット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スーパージェットに運用される石崎汽船の高速船「瑞光」 - 呉港(2008年撮影)

スーパージェットは、東京大学日立造船瀬戸内クラフトが共同開発した[1]ハイブリッド船型の双胴水中翼船。基本型のスーパージェット30が8隻、拡大型のスーパージェット40が1隻の合計9隻が建造された。

概要

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ぱいじま2(石垣港離島ターミナルにて)

船体の浮力と双胴船間に前後2枚設置された全没型水中翼を併用して浮上航行するハイブリッド船型の水中翼船で、アルミニウム合金製の船体に高速ディーゼルエンジンを2基搭載、推進器にはウォータージェットを採用した。建造は日立造船神奈川工場で行われた。

スーパージェット40「シーマックス」は、沖縄県石垣市安栄観光に売却され、2017年から石垣港 - 波照間港航路で「ぱいじま2」として運航されている[2][3]

のちに日立造船は造船事業から撤退し、スーパージェットを建造していた神奈川工場も閉鎖されたが、共同開発した瀬戸内クラフトでは現在に至るまでスーパージェットの技術を用いた双胴水中翼船を多数建造している。

脚注

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  1. ^ 飯田隆「スーパージェット」『計測と制御』第37巻第11号、計測自動制御学会、1998年11月、NAID 10004318196 
  2. ^ “冬場に多い欠航解消へ 石垣島 - 波照間島航路に大型高速船、9月就航予定”. 沖縄タイムス. (2017年6月18日). http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/103174 
  3. ^ “高波に強い!就航率向上! 島民待望の大型高速船、石垣─波照間航路で運航開始”. 沖縄タイムス+プラス. (2017年10月13日). http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/155528 

就航航路

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瀬戸内海汽船石崎汽船による共同運航が行われている。

運賃

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※特急料金を含む(高速船による運航のため)。

  • 広島 - 呉 2,300円
  • 広島 - 松山 7,800円
  • 呉 - 松山 6,100円
  • スーパーシート料金:500円

外部リンク

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