サイクロン・ナルギス
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サイクロン・ナルギス | |||
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カテゴリー4の サイクロン (SSHWS) | |||
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発生期間: | 2008年4月27日 - 5月3日 | ||
最大風速: (10分間平均) |
45 m/s (165 km/h) | ||
最大風速: (1分間平均) |
60 m/s (215 km/h) | ||
最低気圧: | 962 hPa | ||
被害総額: | 直接被害17億USドル 間接被害23億USドル[1] | ||
死者数: | 死者・行方不明者13万8,366人[2] | ||
被害地域: | スリランカ、インド、バングラデシュ、ミャンマー |
サイクロン・ナルギス(Cyclone Nargis)は、2008年4月27日にベンガル湾中央部で発生した、発達したサイクロンである。最も勢力の大きい時点でのシンプソン・スケールはカテゴリー4だった。5月2日にミャンマーのエーヤワディー川デルタに上陸し甚大な被害をもたらし、5月3日にミャンマーとタイの国境付近で消滅した。
通常、ベンガル湾で発生するサイクロンは、北東貿易風の影響で東進する事は無く、多くがバングラデシュに、次いでカルカッタ付近やインド半島東岸に上陸する。ナルギスのように東に進んでミャンマーに上陸する事は稀であり、被害が拡大した大きな原因となった。
ミャンマー南西部エーヤワディ管区を中心に、ヤンゴン管区、バゴー管区、モン州などで大雨や洪水、強風による被害が発生した。
被害状況
[編集]バングラデシュなどでは、国連の力もあり、被害をできるだけ食い止めることができた。しかし、ミャンマーではこのサイクロンへの備えが少なく、社会基盤が脆弱だったこともあり、死者は10万人を超えたといわれている。
脚注
[編集]- ^ “UNとASEAN、ミャンマーのサイクロン被害の調査結果を発表”. AFPBB News. AFP通信 (クリエイティヴ・リンク). (2008年7月22日). オリジナルの2008年9月26日時点におけるアーカイブ。
- ^ “自然災害死の6割は地震 国連集計、昨年までの10年間”. 47NEWS. 共同通信 (全国新聞ネット). (2010年1月29日)