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キング&クイーン/Montage

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポルノグラフィティ > キング&クイーン/Montage
「キング&クイーン/Montage」
ポルノグラフィティシングル
初出アルバム『BUTTERFLY EFFECT
A面 キング&クイーン (#1)
Montage (#2)
B面 夕陽の色
リリース
ジャンル J-POPロック
レーベル SME Records
作詞 岡野昭仁 (#1,#2)
作曲 岡野昭仁 (#1)、新藤晴一 (#2)
プロデュース 田村充義
チャート最高順位
オリコン
  • 週間5位
  • デイリー4位
ポルノグラフィティ シングル 年表
LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
2016年
キング&クイーン/Montage
(2017年)
カメレオン・レンズ
2018年
テンプレートを表示

キング&クイーン/Montage』(キング アンド クイーン/モンタージュ)は、ポルノグラフィティの45作目のシングル2017年9月6日[注釈 1]SME Recordsよりリリースされた。

概要

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11thアルバム『BUTTERFLY EFFECT』のリードシングルで、前作『LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』から約10か月ぶりのリリース。

表題曲の「キング&クイーン」が日本テレビ系列『2017年ワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャンバレー2017)』のテーマソングに起用された縁もあり、本作のリリース日である9月6日にメンバーが『スッキリ!!』『ヒルナンデス!』に生出演した[1]

リリース形態

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初回生産限定盤(CD+DVD)、通常盤(CD)の2形態でのリリース。

初回生産限定盤には「キング&クイーン」のビデオクリップ、カップリングの「夕陽の色」のメイキングクリップが収録されたDVDが付属する[2][3]。また、同限定盤及び通常盤(初回プレス盤)の特典として『ポルノグラフィティの"しまなみテレビ"』公開生放送ご招待応募チラシ、『15thライヴサーキット』チケット先行予約チラシを封入。

収録曲

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CD
全作詞: 岡野昭仁
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「キング&クイーン」岡野昭仁岡野昭仁立崎優介, 近藤隆史, 田中ユウスケ, Porno Graffitti
2.「Montage」岡野昭仁新藤晴一篤志, Porno Graffitti
3.「夕陽の色」岡野昭仁岡野昭仁宗本康兵, Porno Graffitti
合計時間:
DVD
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「キング&クイーン [Video Clip]」  
2.「夕陽の色 [Making Clip]」  

楽曲解説

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  1. キング&クイーン
    日本テレビ系列『2017年ワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャンバレー2017)』テーマソング[4]
    • 「グラチャンで世界を相手に戦う選手たちを後押しできるような、そしてグラチャンのあとも長くアスリートに愛してもらえるような曲を」と制作された楽曲[5]
    • 詞曲を手掛けた岡野は曲全体の世界観について「バレーボールの試合を生観戦したことに大きく影響されている」とし、「スピード感とサーブ、レシーブ、トス、アタックまでのテンポ感が軽快であること。 そして、観客の皆さんとの一体感。そういうことをイメージしながら、楽曲作りをしました[6]」とコメントしている。
    • 元々はマイナーな暗いトーンの楽曲であったが、実際に日本代表の試合を観戦したこと、日本代表の柳田将洋石川祐希と対面したことで感じた「ものすごく爽やかな風」や「未来を絶対的に信じていて、『世界に羽ばたく!』という選手たちの淀みのない真っ白な気持ち」が大きく楽曲に反映されたという[7]
    • MVには柳田将洋と石川祐希が出演しており、挑戦者として自分を信じ、未来を切り開いていこうというメッセージが込められた歌詞とリンクするように、エンディングにて両選手がアタックで壁を打ち破り、青空が広がるシーンが印象的な映像となっている[8]
  2. Montage
    テレビ東京系列アニメ『パズドラクロス』第3期オープニングテーマ[9]
    • 初の作詞:岡野昭仁、作曲:新藤晴一の組み合わせによるシングル表題曲。前年リリースの「THE DAY」もアニメのタイアップで、「曲調や世界観が近寄ってしまう気がした」という理由から岡野が作詞を担当した[7]
    • MVは複数のクリエイターが"Montage"という言葉からイメージしたものを映像で表現している[8]
  3. 夕陽の色
    • 想い出の中の人を強く思う気持ちが夕陽の情景とともに、切なく表現されたバラード[2]
    • 曲自体は2014年頃から存在していたが、岡野曰く「当時はこの曲を歌い切るボーカルスキルがなかった」という理由から音源化には至っていなかった[7]

Guest Musicians

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  1. キング&クイーン
    • Drums: 恒岡章
    • Bass: 村田シゲ
    • Strings: 岡村美央ストリングス
    • Voice: うぐいすボーイズ & ガールズ
    • Clap: パチパチぱっちんず
    • Programming & All Other Instruments: 立崎優介, 近藤隆史(Q.,Ltd), 田中ユウスケ(agehasprings)
  2. Montage
    • Programming & All Other Instruments: 篤志
  3. 夕陽の色

収録作品

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タイトル 収録作品
キング&クイーン
Montage
  • アルバム
    • 11thアルバム『BUTTERFLY EFFECT』
  • ミュージックビデオ
    • 11thアルバム『BUTTERFLY EFFECT』
  • ライヴ映像作品
    • ライヴDVD/BD『15thライヴサーキット "BUTTERFLY EFFECT" Live in KOBE KOKUSAI HALL 2018』
夕陽の色
  • 作品未収録

脚注

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注釈

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  1. ^ 「キング&クイーン」のみ9月1日に先行配信。
  2. ^ "NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY1』に収録。

出典

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  1. ^ ポルノグラフィティ 公式 (@pg_koushiki)”. Twitter (2017年9月5日). 2023年1月3日閲覧。
  2. ^ a b ポルノグラフィティ、新SGジャケ&カップリング曲解禁。11月からは全国ツアーも”. rockinon.com (2017年8月3日). 2023年1月2日閲覧。
  3. ^ ポルノグラフィティ 公式 (@pg_koushiki)”. Twitter (2017年9月9日). 2023年9月1日閲覧。
  4. ^ “ポルノ新曲は「グラチャンバレー」テーマ曲、9月にシングルリリース”. 音楽ナタリー. (2017年6月30日). https://natalie.mu/music/news/238879 2017年7月21日閲覧。 
  5. ^ ポルノグラフィティ、『グラチャン』テーマ曲担当 柳田&石川選手からリクエストも”. ORICON NEWS (2017年6月30日). 2023年1月2日閲覧。
  6. ^ テーマソング | ワールドグランドチャンピオンズカップ2017 | 日本テレビ”. 日本テレビ. 2023年1月3日閲覧。
  7. ^ a b c ポルノグラフィティ45作目シングル発表、フェスでも感じたモチベーションの在り処とは?”. ORICON NEWS (2017年9月5日). 2023年1月2日閲覧。
  8. ^ a b ポルノグラフィティ、新曲MVに人気バレーボール選手も”. BARKS (2017年9月1日). 2023年1月2日閲覧。
  9. ^ “「パズドラクロス」OP曲をポルノグラフィティ、ED曲をJ☆Dee'Zが担当”. 音楽ナタリー. (2017年5月29日). https://natalie.mu/music/news/234571 2017年7月21日閲覧。 


外部リンク

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