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アット・ジ・エッジ・オブ・ライト〜光と闇の深淵にて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『アット・ジ・エッジ・オブ・ライト〜光と闇の深淵にて』
スティーヴ・ハケットスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル インサイド・アウト・ミュージック
プロデュース スティーヴ・ハケット&ロジャー・キング
スティーヴ・ハケット&ベネディクト・フェナー(#8)
チャート最高順位
スティーヴ・ハケット アルバム 年表
ライヴ・イン・バーミンガム
(2018年)
アット・ジ・エッジ・オブ・ライト〜光と闇の深淵にて
(2019年)
Genesis Revisited Band & Orchestra Live at the Royal Festival Hall
(2019年)
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アット・ジ・エッジ・オブ・ライト〜光と闇の深淵にて』(原題:At the Edge of Light)は、イギリスギタリストスティーヴ・ハケット2019年に発表したスタジオ・アルバム

背景

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3曲に参加したスウェーデン人ベーシストのヨナス・レインゴールドは、ザ・フラワー・キングスカーマカニック等のメンバーとしても知られ、ハケットのバンドには2017年7月に勧誘されて、本作リリース前の2018年のツアーに全面参加した[10]。収録曲「地下鉄道」は、コルソン・ホワイトヘッド英語版の小説『地下鉄道』にインスパイアされた曲で、ゴスペルブルースカントリーといったアメリカ音楽の要素が取り入れられた[11]

反響・評価

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母国イギリスでは、2019年2月7日付の全英アルバムチャートで28位となり、自身10作目の全英トップ40アルバムとなるが、翌週にはトップ100圏外に落ちた[3]。ドイツでは2019年2月1日付のアルバム・チャートで初登場13位となり、合計2週トップ100入りした[1]。『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「プログレ好きの琴線に触れる荘厳なメロディに重厚なアレンジ(メロトロンの代わりに管弦楽起用)で聴かせる」と評されている[12]

収録曲

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特記なき楽曲はスティーヴ・ハケット、ジョー・ハケット、ロジャー・キングの共作。

  1. 崩壊の時 "Fallen Walls and Pedestals" (Steve Hackett, Roger King) - 2:17
  2. 時間軸の獣 "Beasts in Our Time" - 6:20
  3. 陽だまりの下で "Under the Eye of the Sun" (S. Hackett, Jo Hackett) - 7:06
  4. 地下鉄道 "Underground Railroad" - 6:22
  5. 黄金の翼 "Those Golden Wings" - 11:19
  6. 影と炎に包まれて "Shadow and Flame" (S. Hackett, J. Hackett) - 4:24
  7. 飢餓の時代 "Hungry Years" (S. Hackett) - 4:34
  8. 闇に堕ちる "Descent" (S. Hackett) - 4:20
  9. 心の葛藤 "Conflict" (S. Hackett, R. King) - 2:36
  10. 平和への讃歌 "Peace" (S. Hackett, J. Hackett) - 5:02

日本盤ボーナス・トラック

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  1. ヴァルカンの教え "Teach Yourself Valcan" (S. Hackett) - 3:26
  2. 運命のルーレット "Roulette" (S. Hackett, Benedict Fenner) - 3:15

参加ミュージシャン

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脚注

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外部リンク

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