きらたかし
表示
きら たかし | |
---|---|
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1991年 - |
受賞 |
第29回小学館新人コミック大賞少年コミック賞入選(『ダウンヒラーズ 滑降者』) 第48回ちばてつや賞ヤング部門大賞(『赤灯えれじい』) |
きら たかし(1970年[1] - )は、日本の漫画家[1]。男性[1]。兵庫県宝塚市出身[1]。1991年に『ダウンヒラーズ 滑降者』でデビュー[1]。大阪芸術大学環境計画学科卒業[1]。その後、山田玲司の下で8年間アシスタントの傍ら漫画家として活動[1]。代表作は『赤灯えれじい』。
代表作に見られるように、優柔不断で頼りない少年が心の葛藤や友人との付き合い、女性との恋愛を経て人間的に成長していく、朴訥とした心温まるストーリー展開を得意とする。オートバイ好き(特にオフロードバイク[2])であり作中において度々描かれている他、バイク漫画も多数発表している。
年譜
[編集]- 1970年 - 兵庫県宝塚市生まれ[1]。
- 1991年 - 『ダウンヒラーズ 滑降者』が第29回小学館新人コミック大賞少年コミック賞で入選[1]。同作が『週刊少年サンデー』51号に掲載され、デビュー[1]。
- 1996年 - 『ティーンズロード』に『少女暴走伝説 Fair』連載。この時は“吉良たかし”で掲載。
- 1997年 - 関西地区限定のバイク情報誌『ゲットバイク』に2Pのエッセイ漫画『単車野郎』連載。
- 2003年 - 『赤灯えれじい』で第48回ちばてつや賞ヤング部門大賞を受賞[1](応募時に年齢を偽っていたことを、後になって明らかにしている[要出典])。
- 2004年 - 受賞作品を長編化した『赤灯えれじい』を『週刊ヤングマガジン』に連載開始( - 2008年)。
- 2009年 - 『ケッチン』を『週刊ヤングマガジン』に連載開始( - 2013年)。
- 2014年 - 『凸凹 DEKOBOKO』を『イブニング』に連載開始( - 2015年)。
- 2017年 - 『ハイポジ』を『漫画アクション』に連載開始( - 2018年)。
- 2020年 - 『ハイポジ』がテレビ大阪/BSテレ東にて『ハイポジ 1986年、二度目の青春。』のタイトルでテレビドラマ化。
作品リスト
[編集]- 少女暴走伝説 Fair(1996年、『ティーンズロード』、上下巻)※吉良たかし名義
- 単車野郎(1997年、『ゲットバイク』、全1巻)
- 赤灯えれじい(2004年 - 2008年、『週刊ヤングマガジン』、全15巻)
- 赤灯えれじい 東京物語(全1巻)
- ケッチン(2009年 - 2013年、『週刊ヤングマガジン』、全15巻)
- 凸凹 DEKOBOKO(2014年 - 2015年、『イブニング』、全2巻)
- ハイポジ(2017年 - 2018年、『漫画アクション』、全5巻)
- 没イチ(企画協力:小谷みどり、2020年[3] - 2021年[4]、『イブニング』2021年1号 - 2022年2号、全3巻)
師匠
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k “きら たかし(漫画家)”. マンガペディア. 2021年12月28日閲覧。
- ^ “ドラマ化された『ハイポジ』 連載漫画の著者きらたかし先生のリアルな青春バイクとは?”. バイクのニュース (2020年2月25日). 2020年2月25日閲覧。
- ^ “残された人の人生を考える、きらたかしの新連載「没イチ」がイブニングで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年12月8日) 2021年12月28日閲覧。
- ^ イブニング 2021年12月28日のツイート、2021年12月28日閲覧。