USグロッセート1912
USグロッセート1912 | ||||
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原語表記 | Unione Sportiva Grosseto 1912 S.s.r.l. | |||
愛称 |
Grifoni(グリフォン) Torelli maremmani(マレンマの子牛) Biancorossi(白と赤) Unionisti(合同主義者) | |||
クラブカラー | 白と赤 | |||
創設年 | 1912年 | |||
所属リーグ | セリエC | |||
所属ディビジョン | 3部 | |||
ホームタウン | グロッセート | |||
ホームスタジアム | スタディオ・カルロ・ゼッキーニ | |||
収容人数 | 14,884 | |||
代表者 | マリオ・セリ | |||
監督 | ランベルト・マグリーニ | |||
公式サイト | 公式サイト | |||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
USグロッセート1912(Unione Sportiva Grosseto 1912)は、イタリア・トスカーナ州グロッセートを本拠地とするサッカークラブ。2021-22シーズンはセリエCに所属している。
歴史
[編集]前身となるUGSグロッセート(Unione Ginnico Sportiva Grosseto)は1912年に創設され、1921-22シーズンからリーグに参加している。主にセリエC、セリエDに所属していたが、1995年にクラブが破産、セリエDの下位リーグであるエッチェッレンツァへ降格することになる。エッチェッレンツァ初年度となる1995-96シーズン、クラブは15位と低迷。さらに下位のプロモツィオーネに降格してしまう。プロモツィオーネに所属した1996-97シーズン以降、クラブはようやく上昇傾向となり、同シーズンはプロモツィオーネ・ジローネBで優勝し、1年でエッチェッレンツァに復帰。翌シーズンもエッチェッレンツァ・ジローネAで2位となり、セリエD復帰を決めている。それ以降、大きく崩れることなく、2001-02シーズンにはセリエC2昇格、2003-04シーズンにはセリエC1昇格を決めている。
セリエC1に所属した2004-05シーズン以降、クラブは常にセリエB昇格争いに加わり、2004-05シーズンは4位でプレイオフに進出(初戦の対ACパヴィーアで敗退)、続く05-06シーズンも4位でプレイオフに進出し、決勝まで進むもフロジノーネに敗れていた。そしてセリエC1で3年目となる2006-07シーズン、序盤こそ振るわなかったものの、監督を交代した11月以降クラブは躍進し、実に25試合で勝ち点53(1試合平均2.12点)を積み上げた。そして最大12まで開いていた首位との勝ち点差を逆転、セリエC1・ジローネA優勝を果たした。この結果セリエB昇格を決定、これは約100年におよぶクラブの歴史の中で史上初の快挙である。
また、同シーズン、セリエC1優勝の2チームが争うスーペルコッパ・ディ・レガ・プロフェッショニスティ・ディ・セリエC1(Supercoppa di Lega Professionisti di Serie C1)において、ジローネB優勝のラヴェンナ・カルチョと対戦。ホームアンドアウェーの初戦は1-1で引き分け、グロッセートのホームとなる第二戦で1-0の勝利を収め、こちらもクラブ史上初となる国内タイトルを獲得している。
2008-09シーズンにはセリエB6位となり、セリエA昇格プレイオフに臨んだが、ASリヴォルノ・カルチョに敗退した。
2012-13シーズン前に八百長問題で一度はセリエBからの降格処分が言い渡されたが、その後控訴が認められてセリエB残留となった[1]。しかし、結局そのシーズンはセリエB最下位となり、レガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネ(3部)降格となった。2014-15シーズン終了後、クラブは破産宣告を受ける。2015年8月6日に再建され、USグロッセートFC(Unione Sportiva Grosseto Football Club)からFCグロッセートSSDとなった[2]。
タイトル
[編集]国内タイトル
[編集]- 2006-07
- セリエC : 1回
- 1946-47(ジローネD)
- セリエC1 : 1回
- 2006-07(ジローネA)
- セリエC2 : 2回
- 2003-04(ジローネB)、2006-07(ジローネA)
- セリエD : 2回
- 1960-61(ジローネD)、1972-73(ジローネE)
- 1994-95(ジローネA)
- プロモツィオーネ : 2回
- 1951-52(ジローネH)、1996-97(ジローネA)
国際タイトル
[編集]なし
過去の成績
[編集]シーズン | ディビジョン | コッパ・イタリア | ||||||||
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リーグ | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 勝ち点 | 順位 | ||
2005-06 | セリエC1 ・ジローネB | 34 | 12 | 15 | 7 | 43 | 32 | 51 | 4位 | 2回戦敗退 |
2006-07 | セリエC1 ・ジローネA | 34 | 16 | 14 | 4 | 46 | 27 | 62 | 1位 | 1回戦敗退 |
2007-08 | セリエB | 42 | 10 | 19 | 13 | 47 | 54 | 49 | 13位 | 1回戦敗退 |
2008-09 | セリエB | 42 | 18 | 10 | 14 | 64 | 66 | 64 | 6位 | 3回戦敗退 |
2009-10 | セリエB | 42 | 14 | 19 | 9 | 66 | 63 | 61 | 7位 | 3回戦敗退 |
2010-11 | セリエB | 42 | 12 | 15 | 15 | 43 | 50 | 51 | 15位 | 3回戦敗退 |
2011-12 | セリエB | 42 | 11 | 16 | 15 | 47 | 60 | 49 | 14位 | 3回戦敗退 |
2012-13 | セリエB | 42 | 7 | 13 | 22 | 44 | 67 | 22位[3] | 2回戦敗退 | |
2013-14 | レガ・プロ・プリマ ・ジローネB | 32 | 11 | 9 | 12 | 34 | 36 | 42 | 11位 | 2回戦敗退 |
2014-15 | レガ・プロ ・ジローネB | 38 | 11 | 14 | 13 | 43 | 41 | 46 | 11位[4] | — |
2015-16 | セリエD ・ジローネG | 34 | 21 | 5 | 8 | 71 | 43 | 68 | 2位 | — |
2016-17 | セリエD ・ジローネE | 34 | 3 | 7 | 24 | 27 | 90 | 18位 | 1回戦敗退 | |
2017-18 | エッチェッレンツァ | 30 | 16 | 11 | 3 | 43 | 19 | 59 | 3位 | — |
2018-19 | エッチェッレンツァ | 30 | 23 | 4 | 3 | 61 | 19 | 73 | 1位 | — |
2019-20 | セリエD ・ジローネE | 26[5] | 15 | 7 | 4 | 45 | 25 | 52 | 1位 | — |
2020-21 | セリエC ・ジローネA | 38 | 14 | 12 | 12 | 43 | 41 | 54 | 9位 | — |
2021-22 | セリエC ・ジローネB | 38 | 5 | 15 | 18 | 30 | 47 | 30 | 20位 | — |
2022-23 | セリエD | 位 |
歴代監督
[編集]- マッシミリアーノ・アッレグリ 2005-2006
- アントネッロ・クックレドゥ 2006-2007
- ステファーノ・ピオリ 2007-2008
- エリオ・グスティネッティ 2008-2009.2, 2009.3-2010.3
- エツィオ・ロッシ 2009.2-3
- ルイジ・アポローニ 2010.7-9
- フランチェスコ・モリエーロ 2010.9-2011.1, 2012.7-10
- ミケーレ・セレナ 2011.1-6
- ジュゼッペ・ジャンニーニ 2011
- マリオ・ソンマ 2012.10-11
歴代所属選手
[編集]GK
[編集]DF
[編集]- マリアーノ・ステンダルド 2008-2009
- ケブライ・コンテー 2009-2010
MF
[編集]- アンドレア・ラッツァーリ 2007-2008
- ニコラス・コルドバ 2008-2009
- ケコ 2012
- ジェンナーロ・デルヴェッキオ 2012-2013
FW
[編集]- アンディ・セルヴァ 2002
- トマス・ダニレヴィチュス 2008
- マウリシオ・ピニージャ 2009-2010
- マウロ・エスポージト 2010
- パパ・ワイゴ 2011
出典
[編集]- ^ コンテに対する10カ月の停止処分は変わらず - 2012.8.23 Goal.com
- ^ “Serie D: ora è ufficiale, F.C. Grosseto ammesso in soprannumero”. IlGiunco.net (2015年8月7日). 2016年2月11日閲覧。
- ^ 八百長問題で勝ち点6ポイント剥奪及び降格
- ^ 破産により降格
- ^ 新型コロナの影響でリーグが途中で打ち切られた