コンテンツにスキップ

伊藤蒼唯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2024年11月10日 (日) 07:55; Tsunakan006 (会話 | 投稿記録) による版 (大学3年次)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
伊藤 蒼唯
いとう あおい
Portal:陸上競技
選手情報
ラテン文字 Aoi Ito
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走
大学 駒澤大学法学部
生年月日 (2004-01-12) 2004年1月12日(20歳)
出身地 島根県の旗島根県出雲市
身長 170cm
体重 52kg
自己ベスト
3000m 8分43秒75(2019年)
5000m 13分44秒49(2023年)
10000m 28分28秒15(2022年)
ハーフマラソン 1時間01分16秒(2024年)
編集 テンプレートのヘルプを表示する

伊藤 蒼唯(いとう あおい、2004年1月12日 - )は、日本陸上競技選手。島根県出雲市出身。駒澤大学陸上競技部所属。

来歴

出雲市立河南中学校出雲工業高等学校卒業。駒澤大学法学部政治学科在学中。

大学時代

大学1年次

出雲駅伝及び全日本大学駅伝の出場はなかったが、11月の日体大長距離記録会10000mの自己ベストを更新。箱根駅伝では1年生ながら6区に抜擢されると区間賞の走りを見せ[1][2]、2年ぶりの総合優勝・史上5校目の大学駅伝三冠に貢献した[3][4][5]

大学2年次

初出場となった出雲駅伝と全日本大学駅伝では共に区間2位の走りで優勝に貢献したが[6][7]箱根駅伝は欠場[8]。また、駒大は総合2位となり2年連続の大学駅伝三冠はならなかった[9][10]

箱根駅伝後の丸亀国際ハーフマラソンでは自己ベストを3分以上更新した[11][12]

大学3年次

2024年10月14日の第36回出雲駅伝では2年連続で4区を担当。4秒差の2位で襷を受けると、青学大・宇田川瞬矢をかわしトップへ浮上させた。しかし、駒大は5区で國學院大に先頭を譲るとそのまま大きく突き放され、40秒差の2位で3連覇を逃した[13]

11月3日に行われた第56回全日本大学駅伝では3区を担当。襷を受けた段階では16位だったが、区間2位(日本人トップ)の好走で8人を抜き8位へ浮上した[14]。駒大は終盤区間で大きく追い上げたものの、28秒及ばず2位となり史上初の5連覇を逃した[15]

戦績・記録

大学三大駅伝戦績

学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2022年度)
第34回
ー - ー
出場なし
第54回
ー - ー
出場なし
第99回
6区-区間賞
58分22秒
2年生
(2023年度)
第35回
4区-区間2位
17分47秒
第55回
5区-区間2位
35分56秒
第100回
ー - ー
出場なし
3年生
(2024年度)
第36回
4区-区間3位
17分49秒
第56回
3区-区間2位
33分39秒
第101回

自己ベスト

参考文献

脚注

  1. ^ 【箱根駅伝】6区 駒大の1年生・伊藤蒼唯が首位死守&親子2代の夢も実現「親の思いも受け継いで」スポーツ報知”. 2024年3月13日閲覧。
  2. ^ 【箱根駅伝】駒大の1年生・伊藤蒼唯が6区間賞「思いも受け継いで」父の夢を果たした スポーツ報知”. 2024年3月13日閲覧。
  3. ^ 【第99回箱根駅伝 】駒沢大、史上5校目の大学駅伝3冠…立教大が55年ぶり出場 読売新聞”. 2024年3月13日閲覧。
  4. ^ 箱根駅伝区間賞の伊藤さん、母校・出雲工に凱旋「憧れの舞台で走るのは…」”. 山陰中央新報 (2023年1月6日). 2024年3月16日閲覧。
  5. ^ 伊藤蒼唯選手は、1月6日に母校出雲工業高校に凱旋訪問、1月22日の都道府県対抗駅伝では島根県代表として出場”. 島根陸上競技協会 (2023年3月1日). 2024年3月16日閲覧。
  6. ^ 【出雲駅伝】「区間賞が獲れなくて悔しい」 駒澤大学・伊藤蒼唯選手レース後インタビュー 文化放送”. 2024年3月13日閲覧。
  7. ^ 駒大の5区・伊藤蒼唯がさらに後続を突き放す 創価大は吉田響の区間新で現在9位…全日本大学駅伝 スポーツ報知”. 2024年3月13日閲覧。
  8. ^ 駒大・昨年6区区間賞の伊藤蒼唯は出走せず…青学大も2人を当日変更、東農大の“大物ルーキー”前田和摩は7区【箱根駅伝・復路】中日スポーツ”. 2024年3月13日閲覧。
  9. ^ 史上初を逃し、箱根駅伝2位の駒澤大学 花尾恭輔「この悔しさがまた駒澤を強くする」4years”. 2024年3月13日閲覧。
  10. ^ 「箱根はやはり別物」駒沢大・藤田監督、3冠逃し「どうしても選手に疲労」で2位”. 讀賣新聞オンライン. 2024年3月28日閲覧。
  11. ^ 駒大・篠原倖太朗は日本人トップも「ギリギリ及第点」伊藤蒼唯はPB3分更新 ほかの有力大学生の結果は?/香川丸亀国際ハーフマラソン/サンスポ”. 2024年3月13日閲覧。
  12. ^ 伊藤蒼唯”. Number (2020年3月21日). 2024年3月16日閲覧。
  13. ^ 駒大は2位で3連覇ならず ブレーキなくつなぐも決め手欠く 月陸Online(2024年10月14日)
  14. ^ 【全日本大学駅伝】駒大・伊藤蒼唯8人抜き激走 先頭との差を2分23秒→1分44秒へ短縮”. 日刊スポーツ (2024年11月3日). 2024年11月3日閲覧。
  15. ^ 国学院大が初V、駒大2位 全日本大学駅伝”. dmenuニュース (2024年11月3日). 2024年11月3日閲覧。
  16. ^ 伊藤蒼唯”. ekidenreki.com. 2024年3月16日閲覧。

外部リンク