コンテンツにスキップ

「フレッド・ヴァンブリート」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
60行目: 60行目:
2021年2月2日のオーランド・マジック戦では、11本のスリーポイントシュートを沈め、自身のキャリアハイとなる54得点を記録した。この記録は、[[デマー・デローザン]]の52得点を上回る球団史上最多得点記録であるほか、[[モーゼス・マローン]]による53得点を上回る、ドラフト外選手による個人最多得点を記録する快挙である。
2021年2月2日のオーランド・マジック戦では、11本のスリーポイントシュートを沈め、自身のキャリアハイとなる54得点を記録した。この記録は、[[デマー・デローザン]]の52得点を上回る球団史上最多得点記録であるほか、[[モーゼス・マローン]]による53得点を上回る、ドラフト外選手による個人最多得点を記録する快挙である。


2021-22シーズン、[[カイル・ラウリー]]の移籍によってヴァンブリートはラプターズの正ポイントガードとリーダーの座を継ぐこととなった。リーグ最長クラスの出場時間でさらなる活躍を重ね、この年初めて[[NBAオールスターゲーム]]の出場選手に選出された<ref>{{cite web|url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2022/02/04/kiji/20220204s00011061277000c.html|title= NBA球宴のリザーブ選手14人が決定 ラプターズのバンブリートが初出場|publisher=スポニチ|date=2022-2-.4|accessdate=2022-2-7}}</ref>。
2021-22シーズン、[[カイル・ラウリー]]の移籍によってヴァンブリートはラプターズの正ポイントガードとリーダーの座を継ぐこととなった。リーグ最長クラスの出場時間でさらなる活躍を重ね、この年初めて[[NBAオールスターゲーム]]の出場選手に選出された<ref>{{cite web|url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2022/02/04/kiji/20220204s00011061277000c.html|title= NBA球宴のリザーブ選手14人が決定 ラプターズのバンブリートが初出場|publisher=スポニチ|date=2022-2-4|accessdate=2022-2-7}}</ref>。


== 個人成績 ==
== 個人成績 ==

2022年2月7日 (月) 05:07時点における版

フレッド・ヴァンブリート
Fred VanVleet
トロント・ラプターズでのヴァンブリート
(2017年)
トロント・ラプターズ  No.23
ポジション PG
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1994-02-25) 1994年2月25日(30歳)
出身地 イリノイ州ロックフォード
身長 183cm (6 ft 0 in)
体重 88kg (194 lb)
ウィングスパン 193cm  (6 ft 4 in)
キャリア情報
出身 ウィチタ州立大学
NBAドラフト 2016年 / ドラフト外
プロ選手期間 2016–現在
経歴
2016-トロント・ラプターズ
2016-2017ラプターズ・905
受賞歴
Stats Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

フレッド・ヴァンブリート (Fred VanVleet , 1994年2月25日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州ロックフォード出身のバスケットボール選手。NBAトロント・ラプターズに所属している。ポジションはポイントガード

来歴

ウィチタ州立大学時代はロン・ベイカーとのガードコンビで鳴らし、2013年はNCAAトーナメントで同大学をFinal 4 に導く[1]。更に2014年から3年連続でミズーリ・バレー・カンファレンスの1stチームに選出され、同カンファレンスの最優秀選手にも2回選出されるなど活躍したヴァンブリートだったが、2016年のNBAドラフトでは、どのチームからも指名を受けることは出来なかった。

2016年7月のNBAサマーリーグでヴァンブリートはトロント・ラプターズの一員として参加し、同月28日にトレーニングキャンプに関する契約を締結[2]。熾烈な開幕最終ロースター枠争いを勝ち抜き、10月22日に正式に選手契約を結んだ[3][4]

2年目となる2017-18シーズンにはチーム内のローテーションに定着し、セカンドユニットのまとめ役を担う。この年にはシックスマン賞の最終候補に選ばれた。オフに2年1800万ドルでラプターズと再契約した。

翌シーズンから先発で出場する機会を得始め、平均得点も2桁に到達する。プレーオフでは一時不調に陥るが、ミルウォーキー・バックスとのカンファレンスファイナルの最中に長男が誕生。するとそれまでの不調から一転、同シリーズの第4~6戦合計で3ポイント成功率が8割を超える絶好調でチームのファイナル進出に大きく貢献した。ファイナルでも好調を維持しラプターズは初優勝、ヴァンブリートはMVP投票で1票を獲得した。

2020年オフに、4年8500万ドルでラプターズに残留。ドラフト外選手としてはNBA史上最高額の契約となった。

2021年2月2日のオーランド・マジック戦では、11本のスリーポイントシュートを沈め、自身のキャリアハイとなる54得点を記録した。この記録は、デマー・デローザンの52得点を上回る球団史上最多得点記録であるほか、モーゼス・マローンによる53得点を上回る、ドラフト外選手による個人最多得点を記録する快挙である。

2021-22シーズン、カイル・ラウリーの移籍によってヴァンブリートはラプターズの正ポイントガードとリーダーの座を継ぐこととなった。リーグ最長クラスの出場時間でさらなる活躍を重ね、この年初めてNBAオールスターゲームの出場選手に選出された[5]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2016–17 TOR 37 0 7.9 .351 .379 .818 1.1 .9 .4 .1 2.9
2017–18 76 0 20.0 .426 .414 .832 2.4 3.2 .9 .3 8.6
2018-19 64 28 27.5 .410 .378 .843 2.6 4.8 .9 .3 11.0
2019–20 54 54 35.7 .413 .390 .848 3.8 6.6 1.9 .3 17.6
キャリア 231 82 23.8 .412 .393 .842 2.6 4.1 1.0 .3 10.5

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2017 TOR 7 0 4.1 .667 .400 .1 .6 .1 .0 2.0
2018 6 1 19.0 .333 .286 .875 1.7 2.2 .0 .0 6.8
2019 24 0 24.7 .392 .388 .774 1.8 2.6 .8 .3 8.0
2020 11 11 39.1 .400 .391 .840 3.9 6.9 1.6 .6 19.6
キャリア 48 12 24.3 .396 .378 .813 2.1 3.2 .8 .3 9.6

脚注

外部リンク