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『'''水玉時間'''』(みずたまじかん)は[[谷山浩子]]の12thアルバム。
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== 概要 ==
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「まっくら森の歌」は、[[日本放送協会|NHK]]『[[みんなのうた]]』で放送された楽曲だが、本アルバムに収録された音源はテレビで放映されていたものとはアレンジが異なる。[[1988年]]のアルバム『[[しっぽのきもち]]』には「みんなのうた」版のアレンジ(ただし新録)で収録されている。


この曲は[[イラストレーター]]の本橋靖昭が、当時『みんなのうた』のプロデューサーだった利光晋世に原案を持ちかけ、さらに利光が谷山に作曲を依頼して作られた。後に本橋と利光はこの曲をもとに[[絵本]]『まっくら森』<ref>『まっくら森』本橋靖昭(絵)、利光晋世(文)、[[サンマーク出版]]、2004年2月7日。ISBN 4-763195646</ref>を著したが、本橋は同書の中で「この曲は(本橋が住んでいる)[[東京都]][[青梅市]]の自然をモチーフにしている」と語っている。
特定のコンセプトはない[[オムニバス形式]]のアルバムであるが、穀物の雨が降る』、『ガラスの巨人』、『粉雪の日の3曲は本人が地球滅亡三部作と名づけた組曲である。これらの歌曲はどれも少年が負の感情に囚われて地球が滅びる歌であるが、意図して関連付けられたものではなく、結果的に同様の歌ができてしまったものである。


「まっくら森の歌」は、後に[[THE IDOLM@STER]]の如月千早、ロックバンドの[[sleepy.ab]]がライブでカバーしている。
収録曲のうち[[チャイム (斉藤由貴のアルバム)|Soramimi]]』、『[[土曜日のタマネギ]]は[[斉藤由貴]]への、渚のライムソーダは[[河合奈保子]]への、『水玉時間』は[[高田みづえ]]への提供曲である。

『まっくら森の歌』は[[日本放送協会|NHK]]の[[みんなのうた]]の一曲として知られる<ref>この曲はイラストレーターの本橋靖昭が当時「みんなのうた」のプロデューサーだった利光晋世に原案を持ちかけ、さらに利光が谷山に作曲を依頼して作られた。後に本橋と利光はこの曲をもとに絵本「まっくら森」を著したが、本橋はこの中で「この曲は(本橋が住んでいる)[[青梅市]]の自然をモチーフにしている」と語っている。</ref>が、今作に収録された音源は実際にテレビで放映されていたものとはアレンジが異なる<ref>アルバム『[[しっぽのきもち]]』には「みんなのうた」版のアレンジで収録されている。</ref>。後に[[THE IDOLM@STER]]の如月千早、ロックバンドの[[sleepy.ab]]がライブでカバーしている。

中島みゆきのANNで谷山浩子がゲスト出演した際に、相互のスタッフが隣同士のスタジオに定席していたらしく、スタッフを「引っ張り合いながら(谷山談)」「使いまわし(中島談)」していたそうである。中島曰く「度胸の実験アルバム」と褒め」た。


== 収録曲 ==
== 収録曲 ==
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<references />
<references />


== 参考文献 ==
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*『まっくら森』[[本橋靖昭]](絵)、[[利光晋世]](文)、[[サンマーク出版]]、2004年2月7日。ISBN 4-763195646


== 関連項目 ==
*[[みんなのうた]]
*[[高田みづえ]] / [[河合奈保子]]
*[[斉藤由貴]]
**[[土曜日のタマネギ]] / [[チャイム (斉藤由貴のアルバム)]]

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[[Category:谷山浩子のアルバム]]
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2024年12月2日 (月) 01:43時点における最新版

『水玉時間』
谷山浩子スタジオ・アルバム
リリース
時間
レーベル ポニーキャニオン
プロデュース 谷山浩子石井AQ
チャート最高順位
谷山浩子 アルバム 年表
谷山浩子 THE BEST
1985年
水玉時間
1986年
透明なサーカス
1987年
『水玉時間』収録のシングル
  1. 「夕焼けリンゴ」
    リリース: 1986年8月21日
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水玉時間』(みずたまじかん)は、1986年10月21日に発売された谷山浩子の12枚目のアルバム

概要

[編集]

収録曲のうち、タイトルチューンの「水玉時間」は高田みづえへの提供曲、「SORAMIMI」「土曜日のタマネギ」は斉藤由貴への、「渚のライムソーダ」は河合奈保子への提供曲である。

特定のアルバムコンセプトはないが、「穀物の雨が降る」「ガラスの巨人」「粉雪の日」の3曲は、谷山自身が「地球滅亡三部作」と名づけた組曲である[1]。これらの歌曲はどれも少年が負の感情に囚われて地球が滅びる歌であるが、意図して関連付けられたものではなく、結果的に同様の歌ができたものである。

ジャケット写真は、鳥篭を着てその中で鳥を手に留まらせるという谷山のアイディアが反映されたものであるという[2]

中島みゆきのオールナイトニッポンで谷山浩子がゲスト出演した際に、相互のスタッフが隣同士のスタジオに定席していたらしく、スタッフを「引っ張り合いながら(谷山談)」「使いまわし(中島談)」していたそうである。中島曰く「度胸の実験アルバム」と褒め」た。[要出典]

まっくら森の歌

[編集]
みんなのうた
まっくら森の歌
歌手 谷山浩子
作曲者 谷山浩子
編曲者 乾裕樹
映像 アニメーション
映像制作者 本橋靖昭、毛利厚
初放送月 1985年8月 - 9月
再放送月 1985年12月 - 1986年1月
1986年12月 - 1987年1月
1987年10月 - 11月
1989年4月 - 5月
1990年4月 - 5月
1993年10月 - 11月
1997年2月 - 3月
1998年4月 - 5月
1999年6月 - 7月
2001年2月 - 3月
2004年4月 - 5月
2011年4月 - 5月
2015年1月(お楽しみ枠)
2016年2月 - 3月
2018年4月 - 5月(お楽しみ枠)
2021年6月
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「まっくら森の歌」は、NHKみんなのうた』で放送された楽曲だが、本アルバムに収録された音源はテレビで放映されていたものとはアレンジが異なる。1988年のアルバム『しっぽのきもち』には「みんなのうた」版のアレンジ(ただし新録)で収録されている。

この曲はイラストレーターの本橋靖昭が、当時『みんなのうた』のプロデューサーだった利光晋世に原案を持ちかけ、さらに利光が谷山に作曲を依頼して作られた。後に本橋と利光はこの曲をもとに絵本『まっくら森』[3]を著したが、本橋は同書の中で「この曲は(本橋が住んでいる)東京都青梅市の自然をモチーフにしている」と語っている。

「まっくら森の歌」は、後にTHE IDOLM@STERの如月千早、ロックバンドのsleepy.abがライブでカバーしている。

収録曲

[編集]
  1. SORAMIMI〜空が耳をすましている〜
    作詞・作曲:谷山浩子、編曲:倉田信雄
  2. 水玉時間
    作詞・作曲:谷山浩子、編曲:板倉文
  3. 渚のライムソーダ
    作詞・作曲:谷山浩子、編曲:板倉文
  4. 夕焼けリンゴ
    作詞:谷山浩子、作曲・編曲:崎谷健次郎
  5. 絵はがきの町
    作詞・作曲:谷山浩子、編曲:吉川忠英
  6. 穀物の雨が降る
    作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子
  7. ガラスの巨人(アルバムバージョン)
    作詞:谷山浩子、作曲:崎谷健次郎、編曲:石井AQ・谷山浩子
  8. 粉雪の日
    作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子
  9. 月のかたち
    作詞・作曲:谷山浩子、編曲:吉川忠英
  10. 土曜日のタマネギ
    作詞:谷山浩子、作曲:亀井登志夫、編曲:石井AQ・谷山浩子
  11. まっくら森の歌
    作詞・作曲:谷山浩子、編曲:倉田信雄

脚注

[編集]
  1. ^ ストレンジ・デイズ『谷山浩子40周年記念百科全書』日興企画、東京、2013年1月15日、87頁。ISBN 978-4-88877-662-2 
  2. ^ 谷山浩子 Discography Guide”. 谷山浩子 40周年 特設サイト. 2019年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月21日閲覧。
  3. ^ 『まっくら森』本橋靖昭(絵)、利光晋世(文)、サンマーク出版、2004年2月7日。ISBN 4-763195646

参考文献

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関連項目

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