めぐむ

日本語

語源1

古典日本語「めぐむ」（恵む） < 上代日本語「めぐし」 < 「め」（目） + 「苦し」

発音

• (東京式) めぐむ [mègúmú] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [me̞ɡɯ̟ᵝmɯ̟ᵝ]
• (京阪式) めぐむ

動詞：恵

めぐむ【恵む・恤む】

1. 気の毒に思って金品を与える。
2. 神仏・君主・自然などが人々に慈悲・恩恵などを与える。

活用

活用と結合例

めぐ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行五段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
めぐ	ま も	み ん	む	む	め	め

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	めぐまない	未然形 + ない
意志・勧誘	めぐもう	未然形音便 + う
丁寧	めぐみます	連用形 + ます
過去・完了・状態	めぐんだ	連用形音便 + だ
言い切り	めぐむ	終止形のみ
名詞化	めぐむこと	連体形 + こと
仮定条件	めぐめば	仮定形 + ば
命令	めぐめ	命令形のみ

関連語

• めぐまれる
• めぐみ

語源2

古典日本語「めぐむ」（芽ぐむ） < 「め」（芽） + 接尾辞「ぐむ」

発音

• (東京式) めぐ​む [mègúꜜmù] (中高型 – [2])
• IPA^(?): [me̞ɡɯ̟ᵝmɯ̟ᵝ]

動詞:芽

めぐむ【芽ぐむ・萌む】

1. 芽を出し始める。

活用

活用と結合例

めぐ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行五段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
めぐ	ま も	み ん	む	む	め	め

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	めぐまない	未然形 + ない
意志・勧誘	めぐもう	未然形音便 + う
丁寧	めぐみます	連用形 + ます
過去・完了・状態	めぐんだ	連用形音便 + だ
言い切り	めぐむ	終止形のみ
名詞化	めぐむこと	連体形 + こと
仮定条件	めぐめば	仮定形 + ば
命令	めぐめ	命令形のみ

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古典日本語

語源1

上代日本語「めぐし」 < 「め」（目） + 「苦し」

発音

三拍動詞二類^(?)

• 連体形

  (平安時代)めぐむ

  (南北朝時代)め​ぐむ

  (室町時代)め​ぐむ

  (江戸時代)め​ぐむ

動詞：恵

めぐむ【恵む・恤む】

1. （現代語に同じ）恵む。

めぐ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
めぐ	ま	み	む	む	め	め

諸言語への影響

• 現代日本語: めぐむ（恵む）

語源2

「め」（芽） + 接尾辞「ぐむ」

動詞:芽

めぐむ【芽ぐむ・萌む】

1. （現代語に同じ）芽ぐむ。

めぐ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
めぐ	ま	み	む	む	め	め

諸言語への影響

• 現代日本語: めぐむ（芽ぐむ）