都道府県リーグ (サッカー)
都道府県リーグ(とどうふけんリーグ)は、日本におけるサッカーのリーグの1つであり、Jリーグ、日本フットボールリーグ、地域リーグの下に位置する社会人サッカーのリーグ戦のカテゴリーをいう。
都道府県リーグ (サッカー) | |
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加盟国 | 日本 |
大陸連盟 | アジアサッカー連盟 |
リーグレベル | 第6〜7以下部 |
上位リーグ | 地域リーグ |
概要
編集各都道府県のサッカー協会が主管するリーグで、多くの都道府県においては都道府県リーグ自体が2部あるいは3部構成となっており、日本サッカー(男子・成人)のリーグ構成における最下位のカテゴリーに相当する[1]。なお、北海道では全道リーグが地域リーグ相当となるため、道内の各ブロック単位(札幌、道央・道北、道南、道東)でのブロックリーグが都道府県リーグの役割を果たす。そのほか、一部の都道府県では当該都道府県内に、さらに細分化された地域ごとの下部リーグを設けている場合もある[2]。参加チームは日本サッカー協会を通じて各都道府県のサッカー協会にチーム登録を行い、同時に各都道府県の社会人サッカー連盟および全国社会人サッカー連盟に加盟することになる[1]。試合会場は各都道府県協会が設定するが、試合可能な会場が限られることもあり、各節ごとに集中開催方式で開催されることが多い。
新たにチームが設立された場合には都道府県リーグの最下位カテゴリに参戦することになるが、近年はJリーグ参加を目指すチームについては実力などを考慮し、当該都道府県内の最上位カテゴリーに「飛び級」昇格するケースもある(これは各都道府県サッカー協会の判断に委ねられる)。例えば沖縄県リーグではFC琉球と沖縄SVが共に参加2年目に3部から1部へ昇格している。
昇降格
編集各都道府県リーグの上位(おおむね1位ないしは2位)に入ると、各地域ごとに以下の大会への出場資格を得て、この大会で上位に入ると地域リーグへ昇格(地域リーグの下位が自動降格)となる。地域リーグ下位との間で入れ替え戦を行うケースもある。
- 北海道(札幌/道央・道北/道南/道東)- ブロックリーグ決勝大会
- 北東北(青森県/岩手県/秋田県)- 各県1部リーグ優勝チームが自動昇格
- 南東北(宮城県/山形県/福島県)- 各県1部リーグ優勝チームが自動昇格
- 関東(茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/山梨県)- 関東社会人サッカー大会
- 北信越(新潟県/長野県/富山県/石川県/福井県)- 北信越チャレンジリーグ
- 東海(静岡県/愛知県/岐阜県/三重県)- 東海社会人サッカートーナメント大会
- 関西(滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/和歌山県)- 関西府県サッカーリーグ決勝大会
- 中国(鳥取県/島根県/岡山県/広島県/山口県)- 中国地域県リーグ決勝大会
- 四国(香川県/徳島県/愛媛県/高知県)- 四国リーグチャレンジチーム決定戦
- 九州(福岡県/佐賀県/長崎県/熊本県/大分県/宮崎県/鹿児島県/沖縄県)- 九州各県リーグ決勝大会
都道府県リーグ内での昇降格は各リーグの記事を参照のこと。
関連項目
編集出典
編集外部リンク
編集- 9地域・47都道府県協会へのリンク(日本サッカー協会によるウェブサイト)