洗馬駅
長野県塩尻市にある東海旅客鉄道の駅
洗馬駅(せばえき)は、長野県塩尻市大字宗賀洗馬にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅である[1]。
洗馬駅 | |
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木造駅舎(2013年11月) | |
せば Seba | |
◄塩尻 (4.2 km) (4.7 km) 日出塩► | |
所在地 | 長野県塩尻市大字宗賀洗馬[1] |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 |
226.3km(東京起点) 名古屋から170.6 km |
電報略号 | セハ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
61人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月1日[1][2] |
備考 |
駅員無配置駅[1] 標高:762.5m[1] |
歴史
編集年表
編集- 1909年(明治42年)12月1日:国有鉄道中央東線 塩尻 - 奈良井間開通と同時に東筑摩郡宗賀村に開業[1][2]。旅客及び貨物の取扱を開始[2]。
- 1911年(明治44年)5月1日:線路名称改定。当駅を含む中央東線が中央本線に改称される[3]。
- 1972年(昭和47年)11月30日:貨物の取扱を廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月22日:無人駅となる[4](簡易委託化[5])。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東海の駅となる[6]。
駅名の由来
編集駅構造
編集駅舎に面する単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅[7]。互いのホームは跨線橋で連絡している。1・3番線を本線としており、待避線である2番線は一時期発着列車の設定がなくなっていたが、2021年3月改正ダイヤでは上り1本が使用している。木造駅舎を有する。
国鉄分割民営化後に簡易委託されていたが、その後、無人化され、現在は木曽福島駅管理の無人駅である。明治42年築の木造駅舎が残っており[7]、待合室の部分がそのまま利用されている。出札口、荷物窓口は板打ちされている。旧事務室は保線職員の詰所として利用されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 中央本線 | 下り | 塩尻・長野方面[8] | |
2 | 上り | 中津川・名古屋方面[8] | 1日1本のみ[注釈 1] | |
3 |
利用状況
編集「統計しおじり」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りとなっている(年間乗車人員を年間日数で割った数字である) 。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1999年 | 127 | |
2000年 | 118 | [9] |
2001年 | 117 | [9] |
2002年 | 103 | [9] |
2003年 | 93 | [9] |
2004年 | 91 | [9] |
2005年 | 95 | [9] |
2006年 | 102 | [9] |
2007年 | 92 | [1][9] |
2008年 | 82 | [9] |
2009年 | 78 | [1][9] |
2010年 | 80 | [7][10] |
2011年 | 63 | [10] |
2012年 | 55 | [10] |
2013年 | 55 | [10] |
2014年 | 54 | [10] |
2015年 | 53 | [10] |
2016年 | 56 | [11] |
2017年 | 60 | [12] |
2018年 | 58 | [13] |
2019年 | 61 | [14] |
駅周辺
編集中山道洗馬宿に由来する、 洗馬の集落からやや高台に登った場所に駅はある。駅前は広い広場になっているが、駅前に商店等はない。
バス路線
編集- 塩尻市地域振興バス楢川線および宗賀線 - 洗馬駅口
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 2021年3月改正ダイヤでは、11:07発中津川行き普通が使用する。
出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、162頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、184頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』 25頁
- ^ “「通報」中央本線洗馬駅ほか14駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1985年3月18日)
- ^ 長野鉄道管理局 編『写真でつづる長野鉄道管理局の歩み』長野鉄道管理局、1987年3月10日、340頁。
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』 27頁
- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、20頁。
- ^ a b “各駅の時刻表|JR東海” (PDF). 東海旅客鉄道 (2017年3月). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “統計しおじり2010年(平成22年)版” (Excel). 塩尻市 (2011年10月1日). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e f “統計しおじり2016年(平成28年)版” (Excel). 塩尻市 (2017年6月1日). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ “統計しおじり2017年(平成29年)版” (Excel). 塩尻市 (2018年5月17日). 2018年8月16日閲覧。
- ^ “統計しおじり2018年(平成30年)版” (Excel). 塩尻市 (2019年5月31日). 2019年7月10日閲覧。
- ^ “統計しおじり2019年(令和元年)版” (Excel). 塩尻市 (2020年4月1日). 2020年9月29日閲覧。
- ^ “統計しおじり2020年(令和2年)版” (Excel). 塩尻市. 2021年5月31日閲覧。
参考文献
編集曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 5号 中央本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年8月9日。