栄誉金獅子賞(えいよきんじししょう、イタリア語: Leone d'oro alla carriera)は、ヴェネツィア国際映画祭における栄誉賞である。

概要

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多くの優れた作品を生みだした映画人の功績をたたえる目的で、1969年にオマージュ賞として始まり、1971年から現在の形となった。

日本人では黒澤明が1982年に、宮崎駿が2005年に受賞している。2005年の第63回ヴェネツィア国際映画祭では、授賞式に続いて『風の谷のナウシカ』などが特別上映された。

受賞者一覧

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開催年 受賞者
1969年 ルイス・ブニュエル
1970年 オーソン・ウェルズ
1971年 ジョン・フォードマルセル・カルネイングマール・ベルイマン
1972年 チャールズ・チャップリンアナトリー・ゴロヴニアビリー・ワイルダー
1982年 黒澤明アレッサンドロ・ブラゼッティルイス・ブニュエルフランク・キャプラジョージ・キューカージャン=リュック・ゴダールセルゲイ・ユトケーヴィッチアレクサンダー・クルーゲマイケル・パウエルサタジット・レイキング・ヴィダーチェーザレ・ザヴァッティーニ
1983年 ミケランジェロ・アントニオーニ
1985年 フェデリコ・フェリーニ
1986年 タヴィアーニ兄弟
1987年 ルイジ・コメンチーニジョーゼフ・L・マンキーウィッツ
1988年 ヨリス・イヴェンス
1989年 ロベール・ブレッソン
1990年 マルチェロ・マストロヤンニヤンチョー・ミクローシュ
1991年 マリオ・モニチェリジャン・マリア・ヴォロンテ
1992年 ジャンヌ・モローフランシス・フォード・コッポラパオロ・ヴィラッジョ
1993年 スティーヴン・スピルバーグロバート・デ・ニーロロマン・ポランスキークラウディア・カルディナーレ
1994年 アル・パチーノスーゾ・チェッキ・ダミーコケン・ローチ
1995年 ウディ・アレンモニカ・ヴィッティマーティン・スコセッシアルベルト・ソルディエンニオ・モリコーネジュゼッペ・デ・サンティスゴッフレード・ロンバルドアラン・レネ
1996年 ロバート・アルトマンヴィットリオ・ガスマンダスティン・ホフマンミシェル・モルガン
1997年 ジェラール・ドパルデュースタンリー・キューブリックアリダ・ヴァリ
1998年 ウォーレン・ベイティソフィア・ローレンアンジェイ・ワイダ
1999年 ジェリー・ルイス
2000年 クリント・イーストウッドエリック・ロメール
2002年 ディーノ・リージ
2003年 ディノ・デ・ラウレンティスオマル・シャリーフ
2004年 スタンリー・ドーネンマノエル・ド・オリヴェイラ
2005年 宮崎駿ステファニア・サンドレッリ
2006年 デヴィッド・リンチ
2007年 ティム・バートンベルナルド・ベルトルッチ
2008年 エルマンノ・オルミ
2009年 ジョン・ラセターブラッド・バードピート・ドクターアンドリュー・スタントンリー・アンクリッチ
2010年 ジョン・ウー
2011年 マルコ・ベロッキオ
2012年 フランチェスコ・ロージ
2013年 ウィリアム・フリードキン
2014年 セルマ・スクーンメイカーフレデリック・ワイズマン
2015年 ベルトラン・タヴェルニエ
2016年 ジャン=ポール・ベルモンドイエジー・スコリモフスキ
2017年 ロバート・レッドフォードジェーン・フォンダ
2018年 ヴァネッサ・レッドグレイヴデヴィッド・クローネンバーグ
2019年 ペドロ・アルモドバルジュリー・アンドリュース
2020年 アン・ホイティルダ・スウィントン
2021年 ロベルト・ベニーニジェイミー・リー・カーティス
2022年 カトリーヌ・ドヌーヴポール・シュレイダー
2023年 リリアーナ・カヴァーニトニー・レオン
2024年 シガニー・ウィーバーピーター・ウィアー

関連事項

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出典および外部リンク

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