小前亮
小前 亮(こまえ りょう、1976年2月12日[1] - )は、日本の小説家。島根県松江市生まれ。島根県立松江南高等学校卒業[2]。東京大学文学部・東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。日本推理作家協会会員。
東大文学部在学中よりコラムニストとして歴史コラムの執筆を始める。有限会社らいとすたっふに入社後、田中芳樹の勧めで小説の執筆を始め、2005年に中国歴史小説『李世民』で作家デビュー。
作品リスト
編集小説
編集- 李世民(2005年6月 講談社 / 2008年9月 講談社文庫)
- 飛竜伝 宋の太祖 趙匡胤(2006年12月 講談社)
- 【改題】宋の太祖 趙匡胤(2009年7月 講談社文庫)
- 十八の子 李巌と李自成(2007年11月 講談社)
- 【改題】李巌と李自成(2010年6月 講談社文庫)
- エイレーネーの瞳 シンドバッド23世の冒険(2008年4月 理論社ミステリーYA!)
- 王道の樹(2008年10月 祥伝社)
- 三国志
- セレネの肖像(2009年6月 講談社ノベルス)
- 蒼き狼の血脈(2009年11月 文藝春秋 / 2012年6月 文春文庫)
- 姜維伝 諸葛孔明の遺志を継ぐ者(2010年3月 朝日新聞出版)
- 朱元璋 皇帝の貌(2010年11月 講談社 / 2014年1月 講談社文庫)
- 僕たちの関ヶ原戦記(2011年9月 光文社)
- 天涯の戦旗 タラス河畔の戦い(2011年10月 朝日新聞出版)
- 中原を翔る狼 覇王クビライ(2012年2月 文藝春秋)
- 覇帝フビライ 世界支配の野望 (2015年8月 講談社文庫)
- 唐玄宗紀(2013年2月 講談社)
- 僕たちの本能寺戦記(2013年8月 光文社)
- 平家物語(2014年2月 小峰書店【上・下】)
- 月に捧ぐは清き酒 鴻池流事始(2014年3月 文藝春秋)
- 知の孤島(2014年6月 光文社)
- 賢帝と逆臣と 康熙帝と三藩の乱(2014年9月 講談社 / 2017年9月 講談社文庫)
- 残業税
- (2015年8月 光文社)
- マルザ殺人事件(2017年8月 光文社)
- マルザの憂鬱(2019年3月 光文社)
- 真田十勇士
- 西郷隆盛
- 上 維新への道(2017年10月 小峰書店)
- 下 志士の夢(2017年10月 小峰書店)
- 劉裕 豪剣の皇帝(2018年6月 講談社 / 2021年5月 講談社文庫)
- 星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚(2018年12月 小峰書店)
- 始皇帝の永遠 天下一統(2019年7月 講談社 / 2023年3月 講談社文庫)
- 添乗員さん、気をつけて 耕介の秘境専門ツアー(2019年8月 角川春樹事務所 ハルキ文庫)
- 新選組戦記
- 上(2019年11月 小峰書店)
- 中(2020年1月 小峰書店)
- 下(2020年4月 小峰書店)
- ヌルハチ 朔北の将星(2021年11月11日 講談社)
- 服部半蔵 家康を天下人にした男
- 上(2022年12月14日 小峰書店)
- 下(2023年3月25日 小峰書店)
- ものがたり日本の乱
- 応仁の乱 終わらない戦いが始まる
- 承久の乱 幕府と朝廷の絆がゆらぐ
- 保元・平治の乱 移りゆく勝者と敗者
- 平将門・藤原純友の乱 新皇と海賊
アンソロジー
編集「」内が小前亮の作品
- 銀河英雄伝説列伝〈1〉 晴れあがる銀河(2020年10月 創元SF文庫)「ティエリー・ボナール最後の戦い」
その他
編集- 知られざる素顔の中国皇帝 歴史を動かした28人の野望 (2006年12月 ベストセラーズ)
- 【改題】中国皇帝伝 歴史を動かした28人の光と影 (2012年8月 講談社文庫)
- 世界史をつくった最強の三〇〇人 (2011年9月 星海社新書 / 2018年10月 光文社 知恵の森文庫)
- 広岡浅子 明治日本を切り開いた女性実業家 (2015年9月 星海社新書)
- 渋沢栄一伝 日本の未来を変えた男(2021年1月 小峰書店)
テレビ出演
編集脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 小前亮 (@komaeryo) - X(旧Twitter)
- 小前亮Blog - 本人によるブログ
- らいとすたっふ