北の漁場」(きたのりょうば)は、北島三郎の歌。1986年6月5日にシングルが発売された。

「北の漁場」
北島三郎シングル
B面 風の追分
リリース
ジャンル 演歌
レーベル 日本クラウン
作詞 新條カオル
作曲 桜田誠一
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 17位(オリコン
  • 北島三郎 シングル 年表
    浪曲太鼓北の漁場
    1986年
    花の生涯
    試聴
    北の漁場 - YouTube
    (オフィシャルオーディオ)
    風の追分 - YouTube
    (日本クラウン提供のYouTubeアートトラック)
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    解説

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    北島の“芸道25周年”記念曲である。第17回日本歌謡大賞最優秀放送音楽賞・第28回日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞。1987年(昭和62年)度の日本音楽著作権協会(JASRAC)発表による楽曲別の著作権使用料分配額(国内作品)では、「命くれない」「雪國」「男と女のラブゲーム」「時の流れに身をまかせ」に続いて年間5位にランクインした[1]

    作詩の新條、作曲の桜田は前シングル「浪曲太鼓」のB面「海の子守唄」でいずれも初めて北島の楽曲を手掛けており、それに続いての起用である。

    本楽曲が流行した1986年フジテレビ系『オレたちひょうきん族』のタケちゃんマンのコーナーにおいて、明石家さんまラサール石井らがフライデー襲撃事件を起こし謹慎中の本来の主役、ビートたけし(北野武)を冷やかすギャグとして、森進一の『襟裳岬』や細川たかしの『北酒場』と合わせ、曲中の「北の」という歌詞とたけしの姓をかけた本楽曲の替え歌が用いられたことがある。

    しかし、本楽曲で同年大晦日の『第37回NHK紅白歌合戦』に出場が決まっていた当の北島も、暴力団稲川会の新年会に招待されていたことが発覚、放送2日前の12月29日に出場辞退を余儀なくされ、同年度の年末年始は「たけし、北島のいない年末年始」となってしまった。以来北島は紅白歌合戦において本楽曲を歌唱することはなかったが、それから22年後の2008年の『第59回NHK紅白歌合戦』において初めて披露されることとなった。

    他、『北島三郎特別公演』などでは動く漁船のセットの上でこの曲を歌う演出が定番となっていた。

    収録曲

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    1. 北の漁場
      • 作詞:新條カオル / 作曲:桜田誠一 / 編曲:斉藤恒夫
    2. 風の追分
      • 作詞:新條カオル / 作曲:桜田誠一 / 編曲:斉藤恒夫

    カバー

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    脚注

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    1. ^ 「音楽著作権使用料 国内1位は『命くれない』3曲にJASRAC賞」『朝日新聞』1988年5月24日付東京夕刊、13頁。

    関連項目

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