なぞなぞ

問いに対してとんちを利かせた答えを要求するクイズ

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なぞなぞ(謎謎、なぞ)は、問いかけに対して、とんちを利かせた答えを要求する言葉遊びを用いたクイズである。ただし普通のクイズとは違って正解は事実に基づくものではなく、言葉意味をこじつけた駄洒落洒落が多い。を踏んでいたり、何かにたとえられたりする。転じて、言葉によって婉曲的にわからせることをもなぞなぞという。

日本で最初になぞなぞを始めたとされるのは、嵯峨天皇の「『子子子子子子子子子子子子』を読め」と言われている。しかし、それ以前からも古くから上流階級の間で和歌などを題材とした一種の言葉遊び(パズル)のような形式のなぞなぞが作られており、戦国時代後奈良天皇の御製による『後奈良天皇御撰何曽』が残されている。

現代日本の子供の遊びでは最後の「何だ」という文句を「なーーんだ」と節をつけて歌うように語るのが通例である。

スフィンクスのなぞなぞ(ギリシャ神話より)

フェキオン山のスフィンクスが通りかかる人間に問いかけたという「朝は四本足、昼は二本足、夕は三本足。この生き物は何か?」というなぞなぞは世界的に有名である。答えられなかった者はスフィンクスに食い殺されたそうだが、ある旅人(オイディプス)が正解を答えるとスフィンクスは崖から身を投げたという。このなぞなぞの答えは「人間」。赤ん坊の頃は四つん這い、やがて二本足で立つようになるが、老人になると杖を突くので三本足になる、というわけである。

このなぞなぞでの「朝」「昼」「夜」は人間の一生を一日に例えた比喩的表現である。一部の間では「朝も昼も夜も赤ん坊は4本足、その後は2本足、その後は3本足」という解釈も出てきている。一部のなぞなぞでは「最初は4本、次は2本、最後は3本」と変えられている場合もある。

なぞなぞの例

(答えの部分をマウスでドラッグして選択すると、色が反転して答えを見ることができます)

例題「クジラより大きくて、メダカより小さいもの、なあに?」

答え:「イルカ(そんなの「イルカ」)

問題1「上は洪水、下は大火事、これな~んだ?」

答え:「お風呂        

問題2「パンはパンでも食べられないパンは、なぁに?」

答え:「フライパン      


問題3「パンはパンでも、空を飛ぶパンはな~んだ?」

答え:「ピーターパン   

問題4「5円玉が1枚、10円玉が一枚あります。さてこれでさんじゅうえんは作れるか?」

答え:「2つを重ねると、5円玉の外側の円と内側の円、10円玉の外側の円でさんじゅうえん=三重円が作れる   

問題5「いつも忙しい蛾、今日は学校探索にやってきました。さて蛾は何匹いるでしょう?理由もあわせてお考え下さい」

ヒント:問題文のがに注目
答え:「5匹 いつもいそしい、今日はっ校探索にやってきました。さては何匹いるんでしょう?理由もあわせておかんえ下さい。で5匹。     

関連項目