【ボートレース】最後は毒島誠で勝負! 藤原邦充記者の舟券ソムリエ(22日掲載分)…住之江・グランプリ
◆SG第39回グランプリ(22日・ボートレース住之江・最終日)
今年もGP優勝戦がやってきた。ボートレーサーにとっては1年の集大成と言える舞台。ボートレース記者にとっても1年を締めくくる大一番。競馬で例えれば有馬記念。終わりよければすべてよし。絶対に当てたいレースだ。
記者は、昨年に引き続きGPの舟券ソムリエを担当することになった。1万円分の舟券プレゼントも引き続き担当する。昨年のGP優勝戦は3連単134で1160円の配当を2000円分ヒット。2万3200円のプレゼントに成功した。何かと物入りの年末。今年もしっかりと当てて読者に的中を届けたい。
本命に迷いはなかった。毒島で勝負する。予選ラストとなった5日目11Rのトライアル2nd3回戦。毒島は2コースから勝負したが、1マークは峰竜太の引き波に入り後退。しかし、道中で執念の追い上げを見せて3着でゴールした。「1マークはちょっと冷静じゃなかった。自分の技量不足」と反省した。
しかし、勝利の女神は毒島を選んだ。5日目12R、馬場貴也は3着以内で優勝戦1号艇だったが、1周2マークで引き波にはまった。結果、3番手から後退し5着でゴール。毒島に優勝戦1号艇が転がり込んだ。
優勝戦1号艇はミスさえしなければ勝てる枠番。後は自分との闘いだ。「足は完璧。かける思いはめちゃめちゃ大きい。しっかり頑張ります」と前を見据えた。
昨年シリーズ雪辱 今年はGPに向けてしっかり準備できたことも大きい。例年は夏場以降にエンジンがかかるスロースターター。今年は3月のSGクラシックを優勝し、賞金的に余裕をもって1年戦うことができた。9月以降はトレーニングと減量で体を磨き上げた。
進入は枠なりが濃厚。対抗には関を推す。群馬支部で毒島の後輩。5日目12Rでは馬場を抜いて先輩をアシストした。昨年はGPシリーズ戦の優勝戦1号艇もインからドカ遅れして4着。その汚名をそそぎたい気持ちも強いはずだ。舟券は16流しを各1000円。1流し6を各1500円の計1万円勝負。住之江に上州のからっ風、赤城おろしが吹き荒れる。