2007年03月13日

横浜を愛する お弁当屋さん(中編)

前回の続き・・・

とてもお弁当屋さんには見えない風貌の渡邉さん。お弁当の話から次第に横浜の話に・・・。



h.横濱うお時のご自慢のメニューは?

実はうちは昔ふぐ屋だったんですよ。おじいちゃんが横浜で18番目、おばあちゃんが東京で2番目に

ふぐの調理師免許をとりまして・・・。

h.おばあちゃんの東京で2番目ってすごいですね。

多分、女性では全国初かもしれませんね(笑)。時代とともに今の弁当屋の形に落ち着いたのです

が、昭和30年代にはとある企画コンペで勝ったりして、料理の腕には自信があったみたいですね。

h. そして昨年の受賞へとつながったのですね。

はい。おととし行われた「ハイカラ弁当コンテスト」で金賞を受賞しました。

h.それはどんな弁当ですか?

横浜を元気に、魅力的にしないと弁当も売れない。横浜の魅力をどう外に伝えるか?そこで思いつい

たのが、いろいろな映画やドラマで使われてきた横浜のロケ地のスポットマップを弁当箱に印刷した

「横浜シネマストリート」です。肝心な料理のほうも様々な食文化が融合する横浜らしいものにしまし

た。抹茶豆腐+生クリームや、なます+グレープフルーツなど伝統を残しつつ、今までにない横浜らし

さを表現した新しい弁当です。



h. 渡邉さんから見た横浜は?

今の横浜はどこかつまらない。私が子供のころはどこかドキドキする魅力ある町でしたが昔のアメリ

カの雰囲気が残る70年代の横浜のよさがなくなってきているなと感じます。

なんていうかちょっと危険でかっこいい。人も町も。いい年した不良(チョイワル)オヤジたちが似合う

町(笑)。

この後、お弁当屋さんと横浜との関係が明らかに!(次回後編へ続く)  


Posted by hama1 staff at 20:39Comments(1)