★1984年、1991年に続き3回目の鑑賞★
冒険小説の重鎮アリステア・マクリーンが脚本を担当。後にノベライズされた。軸となる大筋のストーリーはなかなかひねっているのだが、映画脚本が先だったためか>>続きを読む
★1991年、1993年に続き3回目の鑑賞★
話の展開が速く、すぐに浅草のシーンが出てくるのだが、浅草は若い頃によく行き、お得意のデートコースでもあったので、当時の浅草の風景が映し出されるたびにノ>>続きを読む
★1993年に続き2回目の鑑賞★
とにかくアル・パチーノの演技が凄い。タンゴを無難に踊ったり、フェラーリを猛スピードで運転したりは少々やりすぎだが、盲目の老人を全く違和感なく演じているだけではなく>>続きを読む
★1993年に続き2回目の鑑賞★
20代の時に大好きなロマンス映画ベストスリーに入ってきた作品。それを30年以上の月日を経て観てみようと思った今回、正直、以前のようにキュンと感動できるのだろうかと>>続きを読む
★1992年に続き2回目の鑑賞★
山田洋次監督作品は寅さんシリーズ以外、ほとんど観ていない。
それは寅さんシリーズ後期の作品が、シリーズとしての面白さを度外視すれば、マンネリで時代にそぐわないセ>>続きを読む
★1989年、1990年に続き3回目の鑑賞★
私はかつてはアクション映画をよく観ていたが、2000年代以降になってほとんど観ることがなくなった。
元々ドラマ系が好きで、単純に映像的、ストーリー的>>続きを読む
★1992年に続き2回目の鑑賞★
トーマス・マンの原作は中編で、非常に格調高いのだが、難しい表現を使ってゆったり進展する内容で、張り詰めて隙がないある意味凄い文章ではあるのだが、哲学的に(特にギリ>>続きを読む
★1990年に続き2回目の鑑賞★
一応主役は英語教師キーティングを演じたロビンなのだが、話の中心は学生たちが如何に自由に自分の意思を外に発散していくかという精神の成長なので、キーティングの奇抜な授>>続きを読む
★1992年に続き2回目の鑑賞★
ちびで眼鏡で薄髪でインテリの早口であるテレビライターをアレンが演じ、その周りの都会に暮らす中年たちの赤裸々な生活を、ちょっとしたストーリー上のフックをかけ、ユーモ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
★1990年に続き2回目の鑑賞★
江戸初期は武家諸法度により、多くの大名が所領地の転換などで財政が疲弊し、それに伴い武士も職を失っていった。
現代のように働く気があれば何かの仕事があるという時代>>続きを読む
実話をベースにした内容で、本作公開時90歳のマイケル・ケインは本作での引退を表明。相手役のブレンダ・ジャクソンは本作出演後ほどなく亡くなっている。
まず触れたいのはこの名優二人の素晴らしい含蓄あ>>続きを読む
タイムスリップで過去・未来に行った際や、同時代でも全くの異文化の地に行った際のカルチャー・ギャップを面白おかしく描く映画はごろごろあり、本作も前半は全くその範疇に入り、使い古された笑いだし、幕末の時>>続きを読む
小津唯一の東宝作品だが小津らしい映画であり、様々な画角の取り方など芸術性は極めて高いし、いつもの小津ファミリーに加え、東宝のスターたちを見事に演出している点も作品の質を高めているとは思うが、「秋日和>>続きを読む
★1990年に続き2回目の鑑賞★
ストーリーは、1949年作品「晩春」における父・笠智衆、娘・原節子の関係を、母・原節子、娘・司葉子に置き換えただけで、その構図に新鮮味はない。
また、前年の「お>>続きを読む
★1988年に続き2回目の鑑賞★
ジョン・アーヴィングの4作目となる原作は、数奇な出来事を通じて、人生とは様々な事が起きるものだがそれを乗り越え、受け止めて前向きに生きようという、どこか御伽噺的で>>続きを読む
★1992年に続き2回目の鑑賞★
約1年4カ月前にスティーヴン・キングの原作を読んでいるが、キング自身の経験からインスピレーションを受けた内容には、作家として作品を生み出す苦労が十二分に描かれてお>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
★1990年、1992年に続き3回目の鑑賞★
小学生~中学生の時に最も好きだったスポーツは野球で、多勢に同じく、王、長島、末次、土井、柴田、柳田、張本などなど数多のスター、個性派がいた黄金時代の巨>>続きを読む
★1990年に続き2回目の鑑賞★
とにかくセリフの3~4割が聞き取れない。最近顕著に50年代以前に製作された日本映画のセリフが聞き取りづらくなっており、これは単に昔の映画の音声や活舌が悪いだけでは>>続きを読む
★1989年に続き2回目の鑑賞★
アカデミー作品、監督、脚本、主演男優賞4部門を受賞。特に、重い精神疾患を患う兄を演じたダスティン・ホフマンの演技が素晴らしい。
また、序盤は身勝手でずるがしこい>>続きを読む
★1990年に続き2回目の鑑賞★
幼い子供がいる中での定年後の生活への不安、思春期の子供たちに対する苦労、近所づきあい、老齢の親との関係、アルバイトで生計を立てる若い男の臆病な恋愛観など、描かれる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
★1990年に続き2回目の鑑賞★
上司で士官学校の同窓でもある友人が大臣の殺人事件を隠ぺいするために尽力し、かたや自分がいずれその殺人事件の容疑者となることが確実と感じていることを上手く利用したスト>>続きを読む
★1990年に続き2回目の鑑賞★
ストーリー的には西部劇にありがちで特徴はない(34年ぶりの鑑賞とはいえ、ほとんど記憶になかった)が、凄腕のガンマンであるシェーンの実力は上映時間118分の最後の5>>続きを読む
★1988年に続き2回目の鑑賞★
密室での獄中の二人のやり取りしかない序盤1/3は、正直、その状況やストーリー的にもやや退屈であることは否めない。
また、時折挿入される、モリーナがかつて観た映画>>続きを読む
★1989年、1990年に続き3回目の鑑賞★
初回の鑑賞は映画館だったが、本作は魔女の存在が認められているだけでそのほかは現実社会と変わらない舞台設定ということもあって、ジブリ&宮崎駿監督のこれま>>続きを読む
★1990年に続き2回目の鑑賞★
原作は更に壮大かつ難解な内容で映画版との違いは顕著であり、監督自身が言っているように、ラストの蘇りのシーンはやはり安易な展開だなとは思ってしまうのと、久石譲が音楽>>続きを読む
★1990年に続き2回目の鑑賞★
序盤は、能のシーンや当時は珍しかった電車の映像が長く、当時の風俗記録映画的な側面も感じさせてやや冗長だが、中盤以降、主人公紀子の縁談の話が出てくるあたりから小津節>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
マッド・マックスシリーズの前作、『怒りのデス・ロード』においてマックスを差し置いて主役として描かれたと言っても過言ではない、イモータン・ジョーの部隊隊長フュリオサの前日譚。
そもそも、『デス・ロー>>続きを読む
★1989年、1990年に続き3回目の鑑賞★
ジブリ映画の中で私にとって冒険活劇として最高峰の「ラピュタ」とともに双璧をなす名作に位置付けられており、全編通してきっちり観たのは3回目になるが、二人>>続きを読む
★1986年、1987年、1990年に続き4回目の鑑賞★
34年ぶりの鑑賞とはいえ、4回目になるのでストーリーなどに対する新鮮さはないものの、まず改めて唸らされるのは構成の見事さ。
胃のレントゲ>>続きを読む
★1989年、1990年に続き3回目の鑑賞★
公開当時、イエス・キリストが磔になった際、人間として生きる誘惑に惑う精神を描いたことで大きな論争が巻き起こったと記憶している。
私は、宗教に関して>>続きを読む
「異人たちとの夏」(以下、「日本版」)では、息子側からの思慕の念と、死んでしまった両親の、息子の成長を観られなかった悔恨の念がほぼ半々の割合で描かれていることで、ファンタジーでありながら、親子双方側>>続きを読む
★1990年に続き2回目の鑑賞★
前半は、マーゴ役のベティ・デイヴィスの演技が凄いなと思いつつも、昔の映画っぽい進行だなとちょっと退屈しかかったが、イヴが策略と本性を出し始めてからは急にストーリー>>続きを読む
原爆の悲惨さが十分描かれていないという批評もあるようだが、本作はそれは主眼ではなく、天才的物理学者で原爆生みの親と言われるオッペンハイマーの赤裸々な人間像を描きたかったのだと思われる。
時にエゴイ>>続きを読む
プロレスは1975年から1985年くらいの間、毎週欠かさずTVで観ていたくらい好きだった(特に外国勢が豪華だった全日の方が好きだった)ので、フリッツ・フォン・エリックが全日のリングで戦っていた姿も、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全体的には犯人は誰かというミステリーの体をとっているが、法廷劇というジャンルに分類するのが一番適切。
一方で、法廷劇を主題にする映画は数多いが、本作は事件の結末もさることながら、焦点は一般的な夫婦>>続きを読む
★1989年に続き2回目の鑑賞★
中世の民衆芸能を原話として森鴎外が執筆した原作を映画化。そのような出典であるがため、正直、ストーリーは凄くおおざっぱで単純でご都合主義的なところも多い。
また、>>続きを読む