Nowhereman

The Son/息子のNowheremanのネタバレレビュー・内容・結末

The Son/息子(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ポスターの雰囲気で良い話だと思っていたらとんだ鬱映画だった。(と言うと語弊が有りすぎるが)不意打ちを食らってそれしか出てこない。ずっと不穏だったし予想は出来たけどさぁ。銃が出てきた時に最悪の使われ方がよぎったけどさぁ。そういう心積りで観たかったなぁ(よく見たら「衝撃と慟哭の物語」とか書いてあった)。終盤の展開に都合良すぎるけどまぁ流石に救いがなさすぎるかとか思ってたら……。でもこのタチの悪い感じは嫌いじゃない。意図はわかるし。映画観てると家庭の不和がもたらす悪影響の大きさを痛感する。真面目にレビューするにはもう一度観なければいけないが、果たしてその機会は訪れるのか。(全然観たくない)


有能弁護士ヒュー・ジャックマン
問題を抱えた息子
妻ヴァネッサ・カービー
元妻ローラ・ダーン
仕事、学校
父と息子、息子と父
尊敬する父、苦しむ母、引き裂かれる息子
オリジナルダンス
取り繕う態度、浮かぬ心
「痛いと苦痛を実感できる」
父アンソニー・ホプキンス
この父にしてこの息子ありの悪循環
「悪い面をまるで見ないよりマシよ」
「僕の居場所はない」
中途半端、無責任な対応
適切な処置、冷静な判断を
愛の履き違え、何の解決にもならない最悪の決断
チェーホフの銃
『死は待てる』()
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