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ALWAYS 三丁目の夕日のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)
3.8
西岸良平の人気漫画を原作としたホーム・ドラマ。
昭和30年代前半の東京・下町をノスタルジックに再現して大ヒット。続編も作られる。
(2005、134分)

昭和33年、東京の下町、夕日三丁目にある自動車修理工場「鈴木オート」に青森から集団就職で若い六子/むつこがやって来るが、想像と違っていた…。
一方、向かいにある駄菓子店「茶川商店」の主人・茶川は望まない少年漫画小説を書いて食い繋いでいたが、町の居酒屋「やまふじ」の美人女将・ヒロミから見ず知らずの少年・淳之介の世話を押し付けられる…。

~登場人物~
①「茶川駄菓子店」の店主ら
・茶川竜之介/ちゃがわりゅうのすけ(吉岡秀隆):芥川賞作家を目指しているが、子ども漫画向け冒険小説で食いつないでいる。亡き祖母の「茶川駄菓子店」を渋々引き継ぐ。
・古行淳之介/ ふるゆきじゅんのすけ(須賀健太):母親・和子に捨てられ、母の知人だったヒロミに一旦引き取られる。
・石崎ヒロミ(小雪):カウンターだけの居酒屋「やまふじ」を経営する美人女将。淳之介を酒と色仕掛けで竜之介に強引に押し付ける。時々様子を見に駄菓子店に行く。

②「鈴木オート」(自動車整備業)の一家ら
・社長、鈴木則文(堤真一)
・妻、トモエ(薬師丸ひろ子)
・長男、一平(小清水一揮):一人っ子。小学校4年生。
・従業員、星野六子/ほしのむつこ/"ロクちゃん"/"むつこ"(堀北真希):食い扶持減らしのため青森から集団就職で鈴木家にやってきた女学生。ほっぺが赤い。

③その他
・たばこ屋、大田キン(もたいまさこ)
・町医者、宅間史郎(三浦友和):13年前の空襲で妻(麻木久仁子)と娘(重本愛瑠)を亡くしている。
・古行和子(奥貫薫):淳之介の母。高円寺の和菓子屋「藤戸」に身を寄せている。

戦後の復興期の懐かしい町並みを再現。
ベタな部分もあるが、良くも悪くも日本映画らしい映画。
ユーモアで笑い、家族愛と人情で涙腺が緩むこと必至。
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    ①3.3以上が鑑賞のめど。3.5(特に3.8)以上がおすすめ。4.0が最高。 ②ベスト10は製作年順。 ③レビューは2年1月以降(再)観賞作品のみ。 ④フォロバはしません。誤字脱字も含め悪しからず。