ビッグカツ

マッドマックスのビッグカツのレビュー・感想・評価

マッドマックス(1979年製作の映画)
3.8
午前十時の映画祭で鑑賞。

伝説の始まりを映画館で!
と、意気揚々と鑑賞開始したが、久しぶりに観てみると中々に胸糞でバイオレンスでホラー味もある作品だった。
鑑賞後は、『フュリオサ』終盤のディメンタスのような虚無感に襲われる。(決してつまらなかったわけではない。)

奥さんと子どもが執拗に追い回され犠牲になるシーンがかなりしんどい…これはマックスがマッドマックスになってしまうのも無理がない。(最初からその片鱗はあったが。)

V8信仰とか、バイカー集団に屈しないおばあちゃんとか、棒を使って車に飛び乗るとか、怒りのデスロードへの布石は既にあった。
所々??となる所はあるが、ジョージ・ミラーならではの魅力が感じられる作品だった。