探照灯(照空灯)とは
強い光源を有する高光度のビーム光を遠距離に照射する装置である。
サーチライトと呼ばれる場合も多い。
軍事に於いては、夜間において監視・索敵・捕捉や照準を補佐する機材として主に海上、重要施設の防空戦闘で用いられた。鈍足な爆撃機などがサーチライトに捉えられれば脱出は困難で、高射砲などの対空兵器や敵戦闘機の餌食となりやすい。
弱点として、ビーム光である為に光源の位置が敵にモロバレで逆に攻撃の的と化すことも。
夜間、照明を制限する灯火管制の真逆であり
現在は暗視装置の普及もあって軍用、特に正規軍同士の戦闘としてはほぼ用いられない。
夜間の捜索救助や犯罪者への対応用として官公庁(警察、消防、沿岸警備隊)の車両、舟艇のほか、国境監視所・刑務所、ホテルなどの施設にも装備されることも多い。ヘリコプターなどはオプションとして必要に応じて装備され、機内操作で自在な方向を向けられるものも多い。
民間では本来の照明機材としてだけでなく照射されるビームを活用して夜間、大規模施設での屋内イベントにおいて演出機材としても用いられる。
軍用の欠点としては前述の通り隠密性の無さ
民間の欠点としては公害(光害)が挙げられる。
特に天体観測などの妨害にもなる。
長距離に光を照射する出力があるため近距離で直視すれば危険であり
変な方向に向けてしまえば、照射先の物品を加熱、焦がして火災を発生させる場合もある。
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最終更新:2024/12/23(月) 01:00
最終更新:2024/12/23(月) 00:00
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