ムースとは、
幼馴染のシャンプーの愛を巡って早乙女乱馬とたびたび衝突する。
かなりの近眼で、眼鏡をしていないと相手を認識できず、別の人や無機物を相手と勘違いして話しかけるほどである。
二度目に早乙女乱馬に破れてからはシャンプーの祖祖母(コロン)が経営している中華料理店「猫飯店」の従業員となった。
日本語はなまりのある話し方で話す。一人呼称は「オラ」である。
その後も準レギュラークラスの登場回数を誇り、特に変身体質関連のエピソードでは乱馬、良牙、ムースの三名がまとまって行動することが多い。
初登場時は普通の体であったが、一度は敗れた早乙女乱馬を倒すべく、修行のため中国へ帰国。その際、修行のため早乙女親子も利用した伝説の修行場「呪泉郷」へムースはやってきたが、ど近眼のため目の前の泉に落ちてしまう。
ムースが落ちた泉は「鴨子溺泉」という泉で、この泉に溺れた者は水を被るとアヒルになり、お湯を被ると人間に戻るようになってしまう泉である。らんまの「娘溺泉」や良牙の「黒豚溺泉」ではいつ、誰が溺れたか記録されているようだが、ムースの落ちた「鴨子溺泉」はいつアヒルが溺れたのか語られていない。
シャンプー本人もその想いに気づいているが、相手にされていない。
ムースやシャンプーの所属している中国の女傑族の掟で、男女が勝負をした場合、女が男に負けた場合男と結婚し、女が女に負けた場合は、「死の接吻」と呼ばれるキスをされ、負けた女は、勝った女の命を狙うようになる。
ムースは幼少時代からシャンプーには一度も勝てなかった。そのためムースはシャンプーを振り向かせることができない。しかし、その後シャンプーは早乙女乱馬に敗れ、上記の掟に従って乱馬に好意を持つようになり、ムースはそのため早乙女乱馬を追い回すようになる。
シャンプーにとっては自分よりも弱いムースを好きになる気は無いようで、乱馬とムースの闘いの際には散々ムースの妨害をしている。だが、シャンプーも本気で嫌っているわけではなく、冷たい態度で接しているだけである。
中国拳法と暗器(日本の隠剣と同じ物で、仕込み杖や手裏剣などを隠し使う)を得意としている。
ムース自身は勝つためなら卑怯な手を使う事が多い。
だが、愛するシャンプーのためなら実力で戦う。また、映画二作目「決戦桃幻郷!花嫁を奪りもどせ!!」ではムースがシャンプーを正々堂々と守るシーンがあり、ムースファンにはお勧めの作品。また、暗器を多用するとはいえ、素手で戦えないわけではなく、漫画版終盤では、地蔵の恩返しによって足腰などが鍛えられた事もあって、一度は乱馬を相手に勝利目前まで追い詰めた(ちなみにその時は乱馬の口先三寸や本人の寝不足などが重なって無効試合のような形で決着)。
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最終更新:2025/01/18(土) 16:00
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