ハープとは (ハープとは) [単語記事]

ハープとは、弦鳴楽器であると同時に撥弦楽器にも該当する楽器である。

概要

弦を指で弾いたりして音を鳴らす楽器の一種で日本では『竪琴』とも呼ばれる。前述の通り『弦鳴楽器』（弦を擦って音を鳴らす楽器）の特徴である『弓』を使わない特徴を持っているため『撥弦楽器』（ギターなど弦を弾いて音を鳴らす楽器）にも該当している。

オーケストラでは『グランドハープ』という19世紀後半にフランスで制作されたハープを使用するのが主流で47本の弦と7本のペダルで様々な音を鳴らしオーケストラの音の一つとして活躍をしている。

創作上では神聖な楽器として取り扱われたり、人魚が使用する楽器として描かれることが多い。

クラシックハープ
- アイリッシュハープ（レバーハープ） - ネック部分にあるレバーを操作することで音程を変えられるハープ
- グランドハープ（ペダルハープ、ダブルアクションハープ） - 下部にあるペダルを操作することで音程を変えられるハープ。オーケストラで使用される。
- コンサートハープ - グランドハープと同じペダルハープ。コンサートで使用される。
アルパ（ラテンハープ、パラグアイハープ、インディアンハープ他） - 南米の民族楽器として用いられるハープ。指ではなく爪で弾いて演奏する。